ダイズの葉齢進展モデルを活用した多筆圃場における帰化アサガオ類の適期防除効果
要約 ダイズの葉齢進展モデルから除草剤の散布適期を予測することで、ダイズ作の難防除雑草である帰化アサガオ類の防除効果を高める。モデルを活用することで圃場毎の除草剤散布適期を予測できるため、ダイズ多筆...
要約 人が食べて感じるおいしさの指標を、光糖度計の分光センサーに実装する。試作機ではトマトの「うまみ」「ジューシー感」「かたさ」等を、糖度やリコピン含量等と同時に非破壊測定できる。農産物の品質を迅速...
室温-1°C、湿度30%の貯蔵庫で保存された作物50種の種子寿命の推定
要約 室温-1°C、湿度30%の種子貯蔵庫で保存された種子の、のべ40万回の発芽試験結果を統計的に解析することにより、主要な作物の種子寿命および生存曲線パラメータを推定できる。推定種子寿命は、作物間で、また...
要約 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異品種であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ」...
要約 これまで青い花色のキクは作出されていない。遺伝子組換え技術を用い、フラボノイド3′,5′-水酸化酵素とアントシアニン3′,5′-グルコシル基転移酵素の遺伝子2つをキクに導入して花弁...
要約 「はねうまもち」は寒冷地優良品種「ファイバースノウ」の「もち性」突然変異系統であり、麦飯の食感が優れるほか、健康機能性成分β?-グルカン含量が原品種の1.4倍多い。栽培特性は「ファイバースノウ...
「はねうまもち」のもち性遺伝子を判別するDNAマーカーの開発
要約 「はねうまもち」は「ファイバースノウ」に突然変異処理を行って作出したもち性大麦系統である。DNAマーカー「dCAPS-waxy-Sac II」又は「dCAPS-waxy-Sal I」を使用することで、「はねうま...
香川県産飼料用オリーブ葉のポリフェノール含量に及ぼす保存方法の影響
要約 剪定したオリーブ葉のポリフェノール(PP)含量の品種間での違いと、剪定後のオリーブ葉のPP含量に及ぼす保存方法の影響を調べた。その結果、品種間...
難裂莢性で耐倒伏性が強く醤油加工に適した大豆新品種「たつまろ」
要約 「たつまろ」は、難裂莢性で耐倒伏性が強く最下着莢位置が高い機械化適性に優れた品種で、成熟期は中生で収量性は高い。ダイズモザイクウイルスに対する褐斑・種子伝染抵抗性を有している。粗タンパク含有率...
要約 枕崎32号は色沢と滋味に優れ、「やぶきた」より摘採期が早い、やや早生品種である。枕崎32号は「やぶきた」、「さえみどり」と比べ、露地および被覆栽培で収量・品質が優れ、特に被覆栽培での高品質緑茶の製...
要約 赤かび病を発症したトウモロコシの穂において、フモニシンの濃度が高いことがある。その穂は、病徴部位は非常に高い濃度のフモニシンが検出されるが、同じ穂でも無病徴部位のフモニシン濃度は低い。 キーワ...
重イオンビーム照射によるキク花色変異におけるカロテノイド酸化開裂酵素の関与
要約 白花輪ギク品種「神馬」に重イオンビームを照射して黄花に変異した系統において観察されるカロテノイド酸化開裂酵素遺伝子(CmCCD4a)のホモログ数の減少は、CmCCD4aの発現量低下の要因のひ...
要約 開発した6種類のマーカーはニホングリの易渋皮剥皮性と強く連鎖する。これらのマーカーを用いた遺伝子型解析の結果、易渋皮剥皮性は在来品種の「乙宗」に由来する。マーカーおよび遺伝子型情報を利用して、...
温暖地向けリポキシゲナーゼ全欠のだいず新品種候補系統「四国10号」
要約 だいず「四国10号」は子実中のリポキシゲナーゼアイソザイムをすべて欠失しており、粗タンパク含有率が高く、豆腐、醤油などの加工に適する。近畿中国四国地域における成熟期は中生で、同熟期の「サチユタカ...
要約 飼料用トウモロコシにおいて、フザリウム属菌が産生するかび毒フモニシンが、出穂後から検出されるようになり、その濃度は黄熟期を過ぎる頃から急激に高くなる。黄熟期を過ぎてからの熟期でのトウモロコシの...
キクタニギクFT相同遺伝子CsFTL3はキクの花成ホルモンをコードしている
要約 キクタニギクFLOWERING LOCUS T(FT)相同遺伝子CsFTL3は、花成誘導条件で発現が上昇する。CsFTL3を過剰発現するキク組換え体は花成非誘導条件において開花がみられるこ...
要約 愛知県内でセルトレイで育苗中のキクに生育障害が発生したため、原因を調査したところ、Plectosporium tabacinumが病原菌であることが判明し、本病を「キク苗腐敗病」と命名する。 キーワード キク、...
要約 遺伝子組換えでカロテノイド酸化開裂酵素遺伝子(CmCCD4a)の発現を抑制することにより、キク「神馬」の白色花弁を黄色に改変出来る。 キーワード キク、カロテノイド、カロテノイド酸化開裂酵素(Cm...
要約 輪ギクで切花長60cm程度を目標とした短茎栽培で、「神馬」と「岩の白扇」を組合せた作型では、茎長20cmまで育苗する大苗育苗と、短日条件の本ぽに定植する本ぽ直接短日法を利用した栽培方式で年5作の周年栽...
要約 秋ギク「神馬」の冬春期の開花作型において親株が日最低気温10℃以下に20日以上遭遇した親株からの穂を、挿し芽期間の最低夜温を24℃で管理すると、17℃で管理した場合に比べて開花が早まり、開花遅延を防止で...