貯蔵中のニンニクの芽、根の伸長および呼吸速度に及ぼす温度条件の影響
要約 貯蔵中のニンニク「福地ホワイト」の芽の伸長は10~20℃、根の伸長は5~15℃で速く、-2.5℃および30℃以上で顕著に抑制される。りん茎の呼吸速度は-2.5℃で顕著に低く、次いで、5℃および25~32℃で低い。収穫後...
1-メチルシクロプロペン処理によるカキ「平核無」果実の低温長期貯蔵
要約 脱渋のための炭酸ガスと1-メチルシクロプロペンの同時処理を行い、渋味消失確認後にポリ袋で密封包装し、予冷後0℃で貯蔵すると、果肉硬度は3か月維持できる。 キーワード カキ、「平核無」、1-メチルシクロ...
要約 徳島県内で枝変わりとして発見された「上板6号」は、果皮の緑色が濃く着色が遅い濃緑晩生系統で、従来のスダチ系統よりも貯蔵性が高く、1~3月に出荷できる長期貯蔵用品種として有望である。 キーワード ...
貯蔵中のニンニクの芽、根の伸長および呼吸速度に及ぼす温度条件の影響
要約 貯蔵中のニンニク「福地ホワイト」の芽の伸長は10~20℃、根の伸長は5~15℃で速く、-2.5℃および30℃以上で顕著に抑制される。りん茎の呼吸速度は-2.5℃で顕著に低く、次いで、5℃および25~32℃で低い。収穫後...
冷温高湿貯蔵により蜜入りりんご(ふじ)は2ヶ月間の貯蔵が可能となる
要約 保存性が劣る蜜入りりんごの長期貯蔵には、冷温高湿貯蔵が有効である。蜜入りふじは収穫後、-1℃(±0.5℃)・98%R.H.条件下において2ヵ月間貯蔵することが可能となり、強制通風冷蔵と比較して酸度低下を抑制...
要約 乳酸菌「畜草1号」製剤を活用した稲わらロールベールサイレージでは、pH値、酪酸およびアンモニア態窒素含量が低下し、乳酸含量が高まり、高品質で調製される。長期貯蔵しても、その品質が良質に保持される...
要約 ニホンナシ「にっこり」は、室温下で11月~1月の90日間の貯蔵が可能である。また、梅雨期に入る前に袋かけを行い、にっこり用カラーチャートの果色4.0程度で収穫した果実を2℃で貯蔵することで150...
要約 8月下旬頃から12月まで、透湿性フィルムを地表面に対して80~90%の割合で被覆すると、果実肥大を抑制することなく糖度が0.5~1高い果実が生産できる。酸含量もやや高くなるが食味は優れ、長期貯蔵後のす...
要約 無加温ハウス栽培による晩生カンキツ「南津海」の収穫適期は、3月中旬~4月中旬である。安定した果実品質を得るためには、葉果比は15~30とする。果実は湿度80~85%、温度8℃程度の条件下で約50日の貯蔵が可...
要約 干柿(市田柿)は、酸素透過度が6~60ml/m2・24h・atm(20℃)、水蒸気透過度が6~7g/m2・24h・atm(90Rh・40℃)程度のナイロン系などのハイバリアーフィルムで密封包装し、10℃以下の低温で貯蔵すると、60日程...
要約 食品産業廃棄物である麦茶残渣を有効に利用するため、飼料作物から分離された優良乳酸菌とセルラーゼを添加して、麦茶残渣サイレージの調製貯蔵技術を開発する。調製されるサイレージは長期に貯蔵でき、その...
アスチルベの株の低温処理、長期貯蔵による10〜5月出し栽培法
要約 アスチルベは、株を摂氏-2度で長期貯蔵したり、摂氏2度で低温処理または自然低温に遭遇させて無加温または加温栽培することにより、10月から5月まで開花させることができ、露地季咲きの6月と合わせ、切り花...
要約 カンキツ「清見」は、乾燥予措を施さずに、温度5~6℃、相対湿度 98% 以上と する冷温高湿貯蔵により果皮障害が抑制され、5ヶ月以上の長期間、商品価値の高い外観及び食味品質を保持することができる。貯...
宿根アスター「ジョリージャンパー」の心止まり防止と切り花品質向上
要約 宿根アスター「ジョリージャンパー」の11、12月出し栽培では、2月に株を掘り上げ、摂氏-2度で貯蔵した苗(長期貯蔵苗)を用い、8、9月に定植し、無摘心で栽培すると心止まりの発生を防止できる。12月出しで...
水稲採種栽培における穂肥施用量が長期貯蔵後の発芽率に及ぼす影響
要約 穂肥無施用では貯蔵初期の発芽勢が劣るが種子として問題はなく、穂肥多施用では、籾水分が高い場合に発芽率の低下を招きやすいことから、長期貯蔵を考慮した場合では穂 肥施用量は控えることが好ましい。 背...
要約 ばれいしょ「北海83号」は、強度のそうか病抵抗性を示し、そうか病発生地帯でも栽培可能な生食用ばれいしょである。いもは楕円体でラセット皮を有し、粒揃いが良い。目が浅く、変色が少ないので一次加工に適...
イタリアンライグラスのラップサイレージ調製による硝酸態窒素含量の低減
要約 高濃度の硝酸態窒素を含むイタリアンライグラスを、ラップサイレージに調製する場合、水分含有率を65%程度以上にすることにより、硝酸態窒素含量を著しく低減することができる。福岡県農総試・畜産研究所・...
要約 麦類の短期貯蔵種子(2年5カ月)の栽培特性と収量性は、当該年度産種子(5カ月)と同程度で、貯蔵種子の発芽率が80%以上であれば種子としての適格性を具備しており、実用上問題はない。 背景・ねらい 採種計...
要約 1頭の供胚豚から1回に採取された胚を1ロットとした場合、凍結・融解した拡張胚盤胞2個の体外培養成績と残りの凍結胚の移植後の受胎成績が高い関連性を有することが明らかとなった。このことを応用することに...
要約 ばれいしょ「P971」は、長期低温(9℃)貯蔵向けポテトチップス原料用品種で、収穫翌年の6月まで利用可能である。塊茎内部障害が少なく、塊茎腐敗に対する抵抗性は”強”である。ジャガイモシストセンチュウ抵...