ハウスミカンに発生した合成ピレスロイド系薬剤抵抗性ネギアザミウマ
要約 佐賀県で発生したハウスミカンを加害するネギアザミウマは、広範な植物に寄生する従来の個体群とは形態的に差異がある。この個体群は、従来の個体群に対し感受性が高いビフェントリン水和剤、トラロメトリン...
要約 坊主不知ネギ新品種「足長美人」は、主要病害のさび病に強く、収量性及び品質が優れている。軟白部には丸みがあり、基部が膨らみにくい。また、肉質が柔らかく、甘みが強く、食味は極めて良い。 キーワード ...
要約 ウメ干し種子の仁中微量元素濃度組成の多変量解析から、日本産と中国産には顕著な特徴が認められる。ストロンチウム濃度による簡易基準、あるいは9元素による判定で、輸入原料のほとんどを占める中国産を...
ウメ「南高」の果実の仁中微量元素組成による国内生産地域の推定
要約 ウメ「南高」果実の仁中微量元素組成の多変量解析から、国内の栽培地域のうち九州、近畿中国四国、関東東海の3地域を判別する基準を見出した。産地判別の結果は土壌の微量元素濃度の違いが反映されている...
要約 ネギハモグリバエの殺虫剤感受性は、25℃長日条件(15L9D)下で各種薬液にネギ葉身部を浸漬処理することで室内で検定できる。その結果、幼虫が高い感受性を示した殺虫剤はCVP乳剤、チオシクラム水和剤、シロマ...
要約 ブロッコリー中のナトリウム、ストロンチウム含有量は輸入品(米国および中国産) に多く、国産品に少ない。逆にバリウム含有量は輸入品に少なく国産品に多い。これら三元素のクラスター分析によりブロッコリ...
要約 Na、P、K、Ca、Mn、Fe、Cu、Zn、Sr、Ba、Co、Ni、Rb、Mo、Cd、Cs、La、Ce、Tl 19 元素の Mg に対する濃度比について線型判別分析(LDA)または/および SIMCA (Soft Independent Modeling of Class Analogy)を...
要約 ゲノムDNAから単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)を選択的にクローニングしてライブラリーを構築する方法およびその塩基配列を自動処理してマーカー化のためのPCRプライマーを設計するプログラ...
要約 神奈川県育成の根深ネギ品種「湘南」から集団選抜により育成した新品種「湘南一本」は「湘南」の良食味を残し、葉折れの軽減、葉鞘首部の伸長性向上など栽培上の特性が改善され、実用的に分げつが少ない。 ...
要約 短葉性ネギは、平植え栽培が可能である。育苗はセル育苗とし、1穴当たりの播種粒数を1粒に、定植は2条にすることで、生育が促進され揃いが向上する。また、土寄せは2回でよく、1回目は定植後20日頃、2回目は...
要約 越冬夏どりネギ栽培において、晩抽性品種「春扇」を9月下旬に播種し、11月上旬の定植時に被覆尿素肥料を全量基肥条施用する栽培法は、本県の平均的な降雪においては越冬可能で、翌春の抽だいの発生も少なく...
要約 クローラ管理機およびネギ掘取りアタッチを改良した曲がりネギ軟白作業機を開発した。この機械で作業することにより手作業に比べ1/3以下の作業時間で、作業姿勢の改善,および身体への負担が軽減される。 キ...
要約 加熱調理後のネギの“総合的なおいしさ”に対しては、官能評価の“甘み”の寄与率がもっとも高く、生ネギの分析値でブドウ糖と果糖の含量が多いネギは、加熱調理後おいしいと評価される。ネギにおける糖度は、ブ...
要約 「佐賀2号」は、ワケギ品種「ビルマ在来」とネギ品種「九条太」を両親とする3倍体のワケギで、草丈が高く、葉身が太い大型の系統である。本系統は、他のワケギ品種に比べて低温期の伸長性が優れ、秋冬作に適...
要約 他殖性野菜であるネギは、品種内のDNA多型程度が高く、既存品種ではDNAによる品種識別が不可能である。任意のSSR座について特定の遺伝子型で固定した個体群を選抜し、これらの個体群から品種を育成すること...
要約 ゲノムDNAから単純反復配列(SSR、マイクロサテライト)を選択的にクローニングしてライブラリーを構築する方法およびその塩基配列を自動処理してマーカー化のためのPCRプライマーを設計するプログラ...
アイリスイエロースポットウイルスのネギ及びタマネギにおける感染状況
要約 神奈川県各地域のネギ及びタマネギ圃場においてアイリスイエロースポットウイルス(IYSV)の感染が認められる。汚染圃場のネギアザミウマは一割以上が媒介能力を有し、近隣で被害が懸念される作物圃場では本媒...
要約 パネラーによる食味官能評価法では、総合評価と高い正の相関を示したのは、味総合と甘味であり、甘味は、食味官能評価法における重要な評価項目になると考えられる。 キーワード
背景・ねらい 近年の輸...
要約 4月まき葉ネギを、遠赤色光カットフィルムを用いてトンネル栽培することにより、葉鞘基部の肥大が抑制され、高品質化する。 キーワード ネギ、遠赤色光カットフィルム
背景・ねらい 葉ネギのトンネル栽...
要約 ハウス軟白ねぎ「東国」の9月播き栽培で発生する春季の抽だいは、16時間日長の電照と15℃加温で抑制できる。これにより、可販収量が増加するとともに栽培期間が短縮され、1ハウス年2作栽培が可能になる。 ...