要約 分子レベルでの解析に適した遺伝的に均質なキヌアの標準自殖系統を開発し、キヌアのゲノム(生物の設計図)配列を世界に先駆けて解読した。これらの...
要約 ネギの抽だい期に関与する主要な量的形質遺伝子座(QTL)は、連鎖群Chr. 1aおよびChr. 2a上に存在する。ネギ品種「TA-4」の抽だいを遅らせる主要なQTL...
要約 世界中から集められた約1000系統のシロイヌナズナ間の多様性に寄与するゲノム全体にわたるDNAメチル化パターンと遺伝子発現パターンの多様性を明らか...
要約 水稲の出穂期は、水田水温の影響を取り入れることで、気温のみを使用した場合より高精度で予測できる。モデル結合型作物気象データベース(MeteoCropD...
要約 リンゴの親水性抗酸化能(H-: Hydrophilic, H-ORAC値)と機能性成分のプロシアニジンを測定する。加工用品種は、H−ORAC値で約4.3倍、プロシアニジン量で約3倍生食用品種よりも高く、H−ORAC値とプ...
要約 ササゲ育種や研究への遺伝資源の利用の活性化のため、ササゲ遺伝資源の子実品質関連形質(計27形質)について、各形質の多様性の幅や特徴的な形質を有する遺伝資源を明らかにし、検索機能付きデータベースを...
トマトの高品質多収育種のためのゲノム情報に基づく高精度形質予測
要約 ゲノム全体に配置したDNAマーカー情報に基づく形質予測モデルおよび交雑後代のゲノム構成コンピューターシミュレーションによって、トマトの果実糖度と果実収量を同時に向上させる育種過程を高精度に予測で...
要約 農業モデル開発用フレームワークJAMFは、作物モデルのプログラム開発環境を提供するとともに、様々な気象データベースから気象データを取得して、栽培シミュレーションを行うためのWebアプリケーション実行...
要約 ペクチンメチルエステラーゼのホモログであるダイズ遺伝子Glyma03g03360には、少なくとも4つの多型が存在する。このタンパク質が、酵素活性に重要なアミノ酸を含むC末端部位を欠失すると、蒸煮大豆...
ウンシュウミカンの2種類のGA20酸化酵素遺伝子は異なる発現特性を示す
要約 ジベレリン代謝に関わるGA20酸化酵素遺伝子はウンシュウミカンでは2種類(CuGA20ox1、CuGA20ox2)存在し、それぞれの発現する時期、部位は大きく異なっていたことから、これらは成長や結実...
要約 ナス系統LS1934が有する半枯病抵抗性は第2染色体末端の遺伝子座FM1によって支配されている。同遺伝子座は2つのSSRマーカーによって選抜可能である。 キーワード ナス、半枯病抵抗性、土壌伝染性病害、育種選...
要約 次世代型DNAシーケンサーを用いて取得したネギの5.5万の独立遺伝子配列には、2,000以上のSSRが含まれるとともに、系統間の配列比較からDNA多型を検出することにより効率的にDNAマーカーを作成できる。 キー...
細菌間での除草剤分布遺伝子群の伝播に関与すると考えられる大型プラスミド
要約 日本各地の水田土壌由来の様々な細菌に共通して見いだされた除草剤 2,4-D の分解遺伝子群を有する大型プラスミドの全塩基配列を解析し、その構造を明らかにした結果、細菌間の遺伝子伝播に関わる既知のプラ...
研究者と生産現場が相互に情報を発信、共有できる雑草生物情報データベース
要約 雑草生物情報データベースは雑草情報検索システム、除草剤抵抗性雑草検索システム、外来雑草早期警戒システムの3システムにより構成され、発生、被害、防除法などの国内の雑草に関する最新情報を研究者と農...
要約 出穂期に塩化アンモニウムの追肥を行うと、開花後15日目の登熟途上のコメでは、追肥を行わない場合と比較してセルロース合成に関わる遺伝子群のmRNA発現が低下する。また、収穫後のコメではセルロース含有量...
要約 蒸煮大豆の硬さに関与する効果が大きいQTLは第3染色体上に座乗する。QTL領域に開発した2つのDNAマーカーは蒸煮大豆の硬さの判別に有用である。 キーワード ダイズ、QTL、DNA マーカー、加工適性、蒸煮硬度 ...
要約 本連鎖地図は、発現遺伝子情報に由来するSNPマーカーを主として構築された、ニホンナシ「豊水」の高密度連鎖地図である。ニホンナシゲノムの大部分をカバーしていると考えられ、リンゴやセイヨウナシ標準連...
要約 一般的なカーネーション品種の花弁では、葉に比べてクロロフィル生合成活性が低く、かつ分解活性が高いため、クロロフィルが蓄積しない。一方、緑花品種の花弁では、生合成活性が葉と同程度に高いためクロロ...
β-クリプトキサンチンはマウスの非アルコール性脂肪肝炎の炎症を抑制する
要約 β-クリプトキサンチンはマウスに高コレステロール・高脂肪食で誘導される非アルコール性脂肪肝炎を改善する。遺伝子発現解析の結果などから、特に炎症を抑制する。 キーワード β-クリプトキサンチン、...
要約 ナスの全ゲノムを解読して得られた8.33億塩基のDNA配列は42,035個の遺伝子を含み、そのうち7,614個はナスに特徴的である。これらの配列や連鎖地図上の位置などの詳細情報をデータベースとして公開している。...