飼料用米のための循環式乾燥機を利用した高温熱風による効率的乾燥手法
要約 循環式乾燥機で使用する熱風の温度を乾燥速度による制御を行わず、通常よりも高温とすることで、能率向上や乾燥コスト低減に顕著な効果がある。本手法は、食味を問わない飼料用米などの乾燥コストが標準乾燥...
要約 業務・加工利用に適した水稲品種「やまだわら」の多収栽培についてわかりやすく解説したマニュアルである。栽培技術に加えて、炊飯米の用途別適性などについても解説しており、業務・加工用米の導入を検討し...
β-グルカンが多い大麦の麦ご飯を食べ続けると内臓脂肪面積が低下する
要約 試験食にβ-グルカン含量の多い大麦(キラリモチ米粒麦50%)、対照食にβ-グルカンを含まない大麦を用いた麦ご飯を12週間食べる無作為化二重盲検プラセボ対照介入試験で内臓脂肪面積100cm2...
損傷デンプンが少なく膨らみの良い米粉パンが出来る水稲新品種「こなだもん」
要約 「こなだもん」は、タンパク質組成に変異のある米であり、暖地では「ヒノヒカリ」級の中生のうるち米品種である。米粉の損傷デンプンが少なくパンの膨らみが優れるため米粉パン用途に適する。 キーワード イ...
多収でいもち病と縞葉枯病に強い低アミロース米水稲新品種「ぴかまる」
要約 「ぴかまる」は、「ヒノヒカリ」熟期の中生の低アミロース米で、移植及び直播栽培で多収である。いもち病と縞葉枯病に強く、「ヒノヒカリ」より炊飯米の粘りが強く良食味である。主食用途に適する他、ブレン...
広島県における高標高地域向け早生大豆「ハタユタカ」の奨励品種採用
要約 大豆品種「ハタユタカ」は「タチナガハ」と比べ、青立ちの発生が極めて少なく、同熟期で収量・品質とも安定して優れることから、広島県内標高450m以上の地域を対象として奨励品種に採用した。 キーワード ...
要約 莢剥き機を利用したエダマメの剥き豆加工では、短時間のブランチング処理により製品歩留を高め、破損や種皮剥離の少ない高品質な剥き豆を得ることができる。また、食味が確保される範囲で収穫時期を遅らせる...
要約 リンゴ「秋陽」は、4頂芽に1果程度着果させると果実肥大、品質が良好で、次年の花芽の充実も良い。また、頂芽の中心果の品質が良く、特に、短果枝(1~5cm)の頂芽に着果させた果実では、良食味で商品性が高い...
要約 エダマメ小型自動莢剥き機は、毎時20~25kg(ゆで莢実重量)を処理することができ、人力の6~7倍の処理能力がある。莢剥き作業の際、ローラー回転部に水道水を流しながら処理をすることで連続作業が...
要約 エダマメから生のまま子実を取り出す小型自動莢剥き機を開発した。本装置は毎時30~40kgの生莢実を剥き豆に処理することができ、エダマメの加工用途を広げることができる。また、茶豆系等の損傷を受け...
夏秋どりに向くイチゴ四季成り性品種候補「盛岡29号」及び「盛岡31号」
要約 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため...
夏秋どりに向くイチゴ四季成り性品種「なつあかり」及び「デコルージュ」
要約 「なつあかり」は四季成り性で、果実が大きく、食味が優れるため、夏秋期の生食用として利用できる。「デコルージュ」は四季成り性で、うどんこ病に強く、果実が硬く、果の揃い、光沢、果実外観が優れるため...
要約 「きぬあずま」は低アミロース系統で、「トヨホコムギ」に比べ製めん適性が高く、めんの粘弾性、滑らかさが優れる。「トヨホコムギ」とほぼ同熟期の中生で、耐倒伏性が強く、安定多収である。平成12年度福島...
要約 雪下にんじんは越冬前から越冬後にかけて、糖質やビタミンの含有量を維持したまま、甘みや旨味を呈する遊離アミノ酸含量が増加する。また、特有のにんじん臭さが減少し、香気成分が増加する。 背景・ねらい ...
要約 もち性の六条皮麦で、精麦白度が高く、麦飯食味の官能評価が高く、倒伏に強い「アサマムギ」並の早生種「セツゲンモチ」を奨励品種に採用する。 背景・ねらい 長野県では良質で越冬性の高い「ミノリムギ」と...
要約 水稲新品種「ゆめひたち」はコシヒカリに比べ短稈で受光態勢に優れ、窒素の玄米生産効率がまさる。しかし、基肥窒素の増肥や出穂前30日の穂肥で、倒伏することなく増収するものの、千粒重は低下し、白米中の...
機能性フィルム包装とエチレン除去剤による早生りんご「さんさ」の簡易鮮度保持法
要約 エチレン除去剤を入れ、機能性フィルムで早生りんご「さんさ」を密封包装することにより、高温時の8月下旬収穫では7日間、9月上旬収穫では10日間程度室温での鮮度保持が可能である。 背景・ねらい りんご...
要約 「山形そば4号」は、山形県の在来種「最上早生」より選抜・固定して得られた大粒種である。中間秋型で、外観品質・食味に優れるが、収量は最上早生より劣る。 背景・ねらい 山形県は、玄そば消費量全国第2位...
良食味強稈多収水稲新品種「玉系95号」の育成と奨励品種採用(予定)
要約 良食味・良質、縞葉枯病抵抗性、耐倒伏性極強、中晩生で多収の水稲新品種「玉系95号」を育成した。中山間・山添地域を除く県下全域に適する。埼玉県のブランド米向けとして奨励品種に採用する。 背景・ねら...
要約 普通冷蔵での「ゼネラル・レクラーク」の貯蔵期間を、追熟果の食味等により判定した場合、60日程度であると思われ、果実の大きさによる差はみられなかった。 背景・ねらい セイヨウナシ「ゼネラル・レクラー...