要約 「東山42号」は製パン性が優れる中生の硬質小麦で、縞萎縮病・赤さび病に強く、耐穂発芽性が優れる。平成20年度栃木県で認定品種に採用された。 キーワード コムギ、硬質、製パン性、耐病性、穂発芽性、半数...
要約 スクミリンゴガイ越冬貝の耐寒性は、湛水条件で25℃で4日間、20℃では8日間で消失する。湿潤条件では25℃でも耐寒性は完全には消失しない。 キーワード スクミリンゴガイ、耐寒性、グリセロール 背景・ねらい <...
アシグロハモグリバエの発生生態とてんさいを主対象にした防除対策
要約 北海道の施設内、露地てんさいほ場におけるアシグロハモグリバエの発生生態、本種に対する効果的薬剤を明らかにした。てんさいでは、7月中旬~8月上旬を重点時期として、昆虫成長制御剤による防除を行うこと...
スクミリンゴガイは耐寒性上昇時に体内にグリセロールを蓄積する
要約 スクミリンゴガイは、耐寒性上昇時に体内のグリコーゲンを消費しグリセロール濃度を上昇させる。数種類の遊離アミノ酸濃度も耐寒性上昇に伴い増減する。 キーワード スクミリンゴガイ、耐寒性、グリセロール...
要約 ランダムプライマーOPH-01を用いたPCRにより増幅されるDNA断片はビワの果肉色と良く連鎖する。これをDNAマーカーとして利用することにより幼苗段階で交雑実生の果肉色を精度良く判別できる。 キーワード ...
要約 閉鎖型育苗施設を用いてシクラメン種子を播種するとガラス温室の育苗施設に比べて80%発芽率は7日早くなる。また、セル育苗終了時の葉数、生体重は増大し、定植後のシクラメンの開花始めはガラス温室の育苗...
酒色が優れ、ワイン品質良好な赤ワイン用ブドウ新品種「クリスタルノワール」(系統番号:ブドウ山梨44号)
要約 「クリスタルノワール」は、ワイン品質の良好な「カベルネ・ソーヴィニヨン」と耐寒性を有する「ツヴァイゲルトレーベ」を交雑して育成した赤ワイン用ブドウの新品種である。中生で着色良好である。ワイン...
イオンビーム照射によるオステオスペルマム新品種「ヴィエントフラミンゴ(仮称)」の育成
要約 オステオスペルマム「マザーシンフォニー」にイオンビームを照射して変異体を誘導し、これまでにない色調のオステオスペルマム新品種「ヴィエントフラミンゴ(仮称)」を育成した。 キーワード イオンビーム...
要約 二条大麦「小春二条」は播性がIIの寒冷地向け中生種で、耐雪性は「シュンライ」と同等である。穂発芽性がやや難で粒の外観品質が優れる。「ミノリムギ」より麦芽エキスやジアスターゼ力が高い。小規模ビール...
アルファルファタコゾウムシは本州中部・北部で分布を拡大している
要約 本州中部、北部の16県179地点でアルファルファタコゾウムシの発生状況を調査した結果、福井県、富山県、石川県、山梨県ならびに長野県において新たに発生を確認した。本州の分布北限地域では2003年から200...
ラフィノース合成系酵素遺伝子の導入によるイネの低温耐性向上効果
要約
要約
要約 導入ぶどう醸造用2系統、生食用2品種の北海道における特性を検討した。醸造用「山梨38号」「山梨44号」は、耐寒性がある赤ワイン用として、生食用「サニールージュ」は、果粒が大きく食味に優れる種なしぶど...
要約
スクミリンゴガイは低温順化や非湛水条件により冬期に耐寒性が高まる
要約 スクミリンゴガイは越冬時に耐寒性が高まる。耐寒性は、非湛水条件や低温順化処理によって高まる。 キーワード スクミリンゴガイ、耐寒性、低温順化 背景・ねらい スクミリンゴガイは西日本を中心にイネの重...
要約 イタリアンライグラスの非繊維性炭水化物含有率は、低温による傷害から身を守るために冬季に上昇する。その結果、可消化養分総量(TDN)の含有率は越冬期間中に上昇し、その後、伸長が再開する春季になると...
要約 大粒、多収で耐寒性、精麦特性に優れる六条大麦品種「ファイバースノウ」を奨励品種に採用する。 キーワード 六条大麦、ファイバースノウ、精麦特性、大粒、耐寒性 背景・ねらい 山梨県における六条大麦の主...
モモ幼木の凍害による主幹部障害と枯死樹発生に及ぼす台木品種と台木長の影響
要約 モモ幼木の主幹部障害と枯死樹の発生は、台木品種により差がある。岐阜県飛騨地域在来ハナモモ「国府HM-1」を台木とすると、慣行台木「おはつもも」に比べ障害程度が軽微で枯死率が低い。なお、台木長を80cm...
ペレニアルライグラスのCBFホモログ遺伝子の単離と遺伝子座の同定
要約 ペレニアルライグラスから複数の新規なCBFホモログ遺伝子が単離でき、これらは低温で発現誘導される。4つのCBFホモログ遺伝子がクラスターを形成し5番染色体に座乗する。この領域は他のイネ科作物のCBF遺...
要約 「埼玉35号」は、製茶品質の高い緑茶用新品種候補である。生葉を萎凋させることによって、香気と滋味が向上する。関東等の冷涼茶産地において「やぶきた」より摘採期が約1日遅い中生で耐寒性が強い。 キーワ...