要約 メタン発酵消化液を圃場に施用する場合、溝施用した後に覆土することでアンモニア揮散を抑制することができる。キャベツ栽培中、および栽培終了後の消化液由来と化成肥料由来の無機態窒素の土壌中での動態...
バーティシリウム萎凋病抵抗性キャベツ新品種「YR恋豊」、「YR清美」の育成
要約 キャベツ新品種「YR恋豊」と「YR清美」はキャベツバーティシリウム萎凋病抵抗性を有し、8月中旬~9月収穫の高冷地栽培に適した早生品種である。 キーワード キャベツ、バーティシリウム萎凋病、萎黄病、早...
カブ類の色素および辛味成分を保持した簡便な乾燥による食品素材化技術
要約 カブをスライス後60℃以下で熱風乾燥することにより、アントシアニン、イソチオシアネートを保持したまま簡便に乾燥粉末化が可能であり、それを冷暗所で保存すれば1年後でも利用可能である。 キーワード カ...
結球開始期キャベツ体内窒素濃度の分光画像による推定と結球肥大特性
要約 結球開始期の体内窒素濃度は市販デジタルカメラを改造した分光画像装置の800nm分光反射率と550nm分光反射率の比から推定できる。キャベツの結球肥大は結球開始期の乾物あたり体内窒素濃度が初夏どりで約3...
緩効性窒素肥料を利用したキャベツ栽培黒ボク畑の亜酸化窒素発生低減
要約 黒ボク畑におけるキャベツ栽培において、緩効性窒素肥料を6月収穫の春作では慣行施肥窒素量より2割減肥、11月収穫の秋作では4割減肥して全量基肥施用することにより、収量は慣行施肥体系とほぼ同等の収量が...
要約
要約 加工用キャベツの冬どりに適する品種として、芯の結球重に対する重量割合が小さく、芯の長さが短い「夢舞台」と「彩音」を選定した。これら品種の芯の重量割合は、結球重約2kg以上で概ね3%以下となる。 キ...
要約 積雪地帯において冬どり作型に適するキャベツ品種は、積雪下での障害に対する強さやおいしさなどの観点から評価すると、12月~1月中旬収穫で「楽園」、1月中旬~2月中旬収穫で「冬王」、2中旬~3月消雪...
高ビタミンC・萎黄病・黒腐病抵抗性キャベツ新品種「YRSE2号」の育成
要約 キャベツ萎黄病・黒腐病に抵抗性を有し、高温期に安定した結球性を示すキャベツ品種「YRSE2号」を育成した。「YRSE2号」は長野県内に広く作付けされている品種に比べ、ビタミンC含量が多い。また県内の8...
日日射量と日平均気温、栽植密度に基づく冬どりキャベツの生育モデル
要約 日日射量と日平均気温、栽植密度を入力条件とし、乾物生産や結球部への分配率および乾物重増加量あたりの生体重増加量を気温の関数で推定する冬どりキャベツ生育モデルは、地上部乾物重の増加を相対誤差5...
要約 チンゲンサイ及びキャベツの根内から見出された5菌株に窒素固定能が認められた。16S rRNA遺伝子の部分塩基配列(500 bp)の相同性よりこれらの菌株の一部は、Bacillus属、Pseudomonas 属、Rhodopseudomonas...
超微小茎頂分裂組織培養法によるキクウイロイドフリー株作出技術の開発
要約 葉原基を含まない茎頂分裂組織をキャベツの根端部へ置床し、培養する超微小茎頂分裂組織培養法により、ウイロイドフリー株が作出できる。作出されたウイロイドフリーの「神馬」は産地で栽培されている株に比...
要約 三池高菜を磨砕し、植物から分離した植物性乳酸菌で乳酸発酵すると、アンギオテンシン I 変換酵素(ACE)活性阻害能およびγ-アミノ酪酸(GABA)含有量が高い乳酸発酵物が得られる。乳酸発酵物の機能性は加熱...
要約 「秋音色」を早植栽培(5月中旬移植)すると、春キャベツとの栽培体系が可能である。その場合、疎植栽培が有効であり、施肥は残さ物の窒素発現を考慮し、基肥及び晩期穂肥を省略しても慣行栽培並みの収量が...
要約 キャベツ栽培において黄色灯の利用は、最大照度1ルクスの範囲内で、ハスモンヨトウやオオタバコガなどのヤガ類の被害を抑制し、BT剤との併用で虫害防除のために使用する化学合成農薬を3~4成分削減できる...
要約 コナガ、ヨトウムシ等露地野菜害虫の天敵であるウヅキコモリグモ若齢幼体に対して、ネオニコチノイド系殺虫剤1種類、その他の合成殺虫剤2種類、BT剤3種類は悪影響が少ない殺虫剤であり、露地野菜のI...
要約 トマト黄化葉巻病の抵抗性検定法は、キャベツで増殖したシルバーリーフコナジラミをTYLCV感染トマトと同一ケージ内に7日間入れ保毒化後に、セル苗を7日間入れて接種し、接種後にLAMP法の検定と病徴観察を行...
要約 露地太陽熱処理は温度上昇による殺線虫効果と、宿主不在との二重の作用で、翌年青果用カンショ作のネコブセンチュウの防除に有効である。太陽熱処理に使用した畝とマルチをカンショ作まで連続して使用するこ...
要約 キャベツの硝酸イオン濃度と、収穫時期、環境条件と硝酸還元酵素活性、施肥条件、微量要素の葉面散布及び品種間差異等の要因との関係を明らかにし、それに基づき策定した低硝酸化技術マニュアルにより、結球...
要約 5種の露地野菜を対象として、産地の作型事例と気象データに基づき、北海道から九州までの1kmメッシュ単位で、作型成立の可能性を判定し、適作物・適品種や栽培適地・適作期の選定を支援する情報を、インター...