要約 かんしょ塊根肥大初期において塊根が肥大すると塊根のタンパク質濃度が高まる。塊根の収穫指数が大きい品種または窒素・カリウムの栄養条件では塊根の窒素はより多くの割合がタンパク質に同化される。九州農...
要約 高品質なシクラメン(品種:「フォルテピンク」、「ミディ・コーラス」、5号鉢)を生産するための5号鉢定植後の葉柄中硝酸濃度の適正値は、生育初期から中期(6月~9月中旬)においては品種によって異なるが...
要約 日本なし「八里」の収穫適期は満開後105日~115日であり、収穫に適した果皮色はナシ地色用カラーチャートの値で3~4である。また、着果枝については腋花芽より2、3年目の短果枝で果重が大きく、果実の変形が...
泥炭培地(ニータン)を用いたバラ養液栽培における微量要素管理
要約 中国産泥炭培地(ニータン)を用いたバラ養液栽培で発生した生育障害は、泥炭培地がを吸着し、養液中の銅濃度が不足して起きた銅欠乏症と考えられる。その対策として、銅濃度を高めた泥炭培地用の改良微量要...
要約 乗用バインダ型条桑収穫機を利用して大規模多回育養蚕に対応する高能率桑収穫技術を確立した。本機を効率的に活用するため条桑運搬用のコンテナや生育制御技術を開発し、適応桑品種を選定した。また、各種乗...
要約 暖冬や早播きにより、早生小麦品種「ダイチノミノリ」の生育が進んだ場合には、主茎の節間長5㎝程度から踏圧を2回程度行うことにより節間の伸長が抑制され、収量が安定し、倒伏に強くなる。 背景・ねらい ...
要約 水気耕栽培は、ブドウの施設栽培における根圏管理を容易に行うことができる。土壌改良、施肥及びかん水等の管理を省力化できるとともに、土壌病害も回避できる省力栽培技術である。 背景・ねらい 島根ブド...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
要約 4~5週齢の時間制限給餌は冬期の腹水症の発生率を約1/3に減少させる。炭酸水素ナトリウム添加の腹水症抑制効果は認められない。 背景・ねらい 近年、ブロイラーは育種改良や飼育管理技術等の進歩により...
要約 アーチング法式で仕立てたバラの樹形管理で、10月中旬から春先までの間採花母枝を仕立てて収穫することにより、夏場長い切り花を得やすいアーチング法の利点を損なうことなく冬期の収量が増加する。 背景・...
要約 ダイズの莢先熟個体では登熟中期(R6)より栄養体貯蔵タンパク質(27,29kDa)が茎部へ蓄積され,タンパク質の合成・供給量に対して子実のタンパク質蓄積が相対的に劣る傾向を示す. 背景・ねらい ダイズの莢先...
チューリップ黒腐病と褐色腐敗病は水洗と殺ダニ剤浸漬を契機に発病する
要約 黒腐病と褐色腐敗病は球根収穫後の水洗により土壌の除去や殺ダニ剤浸漬などの調整作業中に水に濡れることにより多発する。この薬液の反復使用により液中の病原細菌の濃度が高まり発病が助長される。また,追...
要約 ダイズの莢先熟個体では登熟中期(R6)より栄養体貯蔵タンパク質(27、29kDa)が茎部へ蓄積され、タンパク質の合成・供給量に対して子実のタンパク質蓄積が相対的に劣る傾向を示す。 背景・ねらい ダイズの莢先...
要約 密植桑園の連年夏切収穫法は、従来の一春・一夏輪収法と同程度の収穫量が得られ、春蚕期の収穫枝条の細径化も図られる。 背景・ねらい 北部地域における密植桑園の春蚕収穫枝は、前年の春切りした越年枝条を...
要約 イチゴ「女峰」のロックウール促成栽培で、約50日育苗後、800株/a程度定植する。培養液の管理は定植期から開花期までEC 0.5mS/cm、開花期以降はEC 1.0mS/cmを目やすとする。11月以降に最低18℃に根圏加温する...
トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率およびバイオタイプの変化
要約 トビイロウンカの抵抗性品種加害性の遺伝率は、西海190号(Bph1保有)に対して0.41、ASD7(bph2保有)に対して0.55であった。抵抗性品種上で加害性バイオタイプの割合は、4~5世代目に50%を越えると予測された。...
要約 水稲湛水土壌中直播栽培の倒伏軽減技術確立のため、「品種」「基肥量」「播種量」「倒伏軽減剤」「中干し」及び「芽干し」の要因について検討した。その結果、倒伏に影響する要因としては、「品種」及び「中...