要約 カーネーション夏秋切り栽培においてかん水施肥(養液土耕)は全層施肥に比べ養分吸収効率の向上から土壌負荷を低減できるが、作付前の土壌ECが低い場合には生産性を安定化させるために基肥の施用を必要と...
要約 2年切り栽培において、スタンダード系品種では「フェアリーピンク」等、スプレー系品種では「ライトピンクバーバラ」等の計6品種が有望である。また、反射マルチによる定植株数の削減、点滴型チューブ灌水に...
要約 市販の園芸用プランターを利用したスターチス・シヌアータの簡易な養液栽培装置を開発した。この装置を用いて、フェノール発泡樹脂または杉皮・檜皮混合物培地を1プランター当たり15L入れ、培養液EC1.0~2...
カーネーションの新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」の育成
要約 ピンクの品種「ノラ」から培養変異選抜により、赤色の新品種「ポーレッド」及び「ユアレッド」を育成した。「ポーレッド」は花が大きく花弁数が多い、「ユアレッド」は萼割れがない、などの特色をそれぞれ持...
要約 カーネーションを養液土耕で1年間栽培した後、株を切り戻して2年目も使う据え置き(2年切り)栽培の2年目の収量は、改植(1年切り)栽培にくらべて、6%増加する。種苗費は50%、改植にともなう労力は70%軽...
スポンジプラグ苗によるスプレーカーネーションの簡易な定植方法
要約 スポンジプラグ苗の定植によるスプレーカーネーションの切り花生産では、苗の定植の深さが切り花本数および切り花品質に影響しないので、定植の深さを気にしないで定植できる。 キーワード スポンジプラグ苗...
要約 カーネーション「ベルベットルージュ」は「モナコ」と「あかね」を交雑し、得られた実生から選抜された品種である。花色は濃赤色の単色で、茎太で硬く、開花は晩生である。 キーワード カーネーション、交雑...
母の日用栄養系ポットカーネーションC型鋼ひも給水栽培施肥技術
要約 C型鋼ひも給水栽培で栽培する場合、仕上げ期の5号鉢1鉢当たり総窒素量は1.0~1.4gである。さらに、タイプの異なる被覆複合肥料を混合し、基肥として全量施用すれば、栽培期間中に追肥をしなくも高品質な...
要約 ポーラスカップを用いて採取した土壌溶液の分析により、カーネーション栽培期間中の土壌溶液診断が可能である。良好な生育を確保するための土壌溶液中硝酸イオン濃度の基準値は1,000mg/Lである。 キーワード...
要約 国内では発生が認められていなかったカーネーションうどんこ病が、高知、長野、宮城県で発生した。本病害の発生には品種間差異が認められ、また、セキチク等、他のナデシコ属植物にも感染が確認された。 キ...
カーネーションにおける一番花採花時期までの施肥窒素の吸収と分配
要約 カーネーションでは吸収窒素量が少ない場合は生育中の各器官に分配され、多い場合は各器官の生育に寄与するよりも新しく形成される器官(わき芽)に多く分配される。 背景・ねらい カーネーションは生育・採...
要約 カーネーションの養液土耕において、給液濃度を窒素で100~180ppm、1日の給液量を1平方メートル当たり1.5~5リットルの範囲で時期ごとに変化させ、毎日3回以上に分けて給液することにより、収量および切り花...
要約 カーネーション栽培後の培地への窒素残存量は、施肥量が実栽培面積1平方メートル当たり70g程度までは少ない。窒素残存量が少ない施肥量で栽培したカーネーション1作が吸収する窒素量は、実栽培面積1平方...
アースカラーのスプレーカーネーション新品種「カーネ愛知1号」
要約 スプレーカーネーション「カーネ愛知1号」は、開花の早晩が中晩生、多収性で、花色は黄ピンクの地色に鮮橙赤色の斑点が入る中輪八重花である。開花後、徐々に緑味を増すため、花色変化を楽しめる。茎はしな...
要約 カーネーションをつぼみ状態で採取し 、できるだけ早く開花させるために 高温で強制開花処理すると花弁に色あせが生じるが、スクロース濃度を7%以上にすることにより、アントシアニン色素の生成が促進され...
寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術
要約 カーネーションの養液栽培による2年切り生産では、2番花を元切り採花するか、2番花採花後に草丈10~20cmで切り戻すことにより2年目も安定した品質が得られ、収量の増加と切り花期間の拡大が可能となる。 背...
要約 カーネーション栽培ハウスでは土壌のNO3-Nが高く維持されており、暗渠排水中にも高い濃度のNO3-Nの流出が認められた。また、作土中のNO3-Nが高いレベルではカーネーションの生育および品質が低下した。花き...
要約 カーネーションを直径1.5cm以上のつぼみ状態で採り、スクロースを3%含む溶液に生け、温度25℃、光環境1klxで12時間日長の条件下で強制開花処理すると、開花促進効果があり品質も低下しない。 背景・ねら...
要約 カーネーション栽培において、慣行の有機質配合肥料の追肥を中心とした施肥体系でも利用可能な紙マルチにより、生育促進および収量増加の効果が得られる。 背景・ねらい カーネーション栽培における光反射...
要約 夏秋切りスプレーカーネーションでは、同一株を2年間使用する2年据置き栽培が可能で、種苗費が低減でき、定植2年目には初年目に比べて良品収量が増加する。 背景・ねらい 夏秋切りスプレーカーネーショ...