要約 黒ボク土・多湿黒ボク土で簡易耕を行うと、土壌硬度・固相率が上昇、気相率は低 下する。スィートコーンやてんさいで増収、小麦は同等の収量、豆類は減収する危険性が ある。秋まき小麦の簡易耕では残渣処理...
要約 水稲の乾田土中早期湛水直播栽培は、省力効果が高いと同時に、その後の畑地化が促進される有利性をもつことから、田畑輪換による複合経営の強化を通して、地域の農業振興につながる技術体系である。 キーワ...
要約 シンテッポウユリ種子の発芽勢は湿潤冷蔵処理(5℃、3週間)と種子の翼の除去処理の組み合わせにより著しく高まる。また、市販の野菜用培養土にマサ土を10%添加することで根鉢が堅くなり、機械定植に適応し...
抵抗性品種の利用・栽培管理によるレタスビッグベイン病の発病抑制
要約 レタスビッグベイン病発生地域での発病抑制対策として、強度の汚染圃場では「Bay View」他7品種を、汚染程度の軽い圃場では「ロジック」、「99LE10」を用いる。栽培管理では、高畝栽培による排水改善や土壌...
中国中山間地域における域内加工販売のための小麦作成立の可能性
要約 中国中山間地域において「中国143号」や「イワイノダイチ」等の早生小麦品種を適期播種すれば、梅雨が本格化する6月20日以前の収穫が可能である。また石臼粉でポリフェノールの豊富な乾麺ができ、特産品と...
ハウスミカン園における高水圧剥皮機を用いた軽労働型土壌改良法
要約 ハウスミカンの土壌改良作業において、高水圧剥皮機の水圧を利用するとスコップを用いた人力による方法と比べて掘削作業の軽労働化が図られる。この方法で掘削した穴にピートモスを投入することで、土壌中層...
要約 「宮本早生」の珠心胚実生から育成された「紀秋早生」は、樹勢が中程度で、減酸が早い極早生ウンシュウである。育成地では、9月下旬~10月上旬が収穫適期である。 キーワード 品種、育種、極早生ウンシュウ...
要約 本システムはベッド構造が既存の発泡スチロール板をV字型に組み合わせただけの簡易なもので培地はヤシガラを用い、排水性、保温性が良好で収量性が高い。養液供給は土耕に用いる液肥を点滴給液する方式であ...
要約 イチゴ高設栽培にピートモス単体培地を用いる場合、粗めのピートモスを用いれば4年程度の連用が可能である。培地の消毒は、7月下旬から8月上旬の高温期に培地槽表面をフィルムで覆い、ハウスを数日間密閉す...
要約 四国山間傾斜地域の棚田では、トンネルマルチ栽培することにより6~8月および10~12月に結球レタスが収穫できる。長雨による作業遅延および稲作との作業競合を回避するために、それぞれ3月および7月に耕...
要約 促成ナスの隔離土耕栽培は、発泡スチロール製栽培槽に少量の有機培地を詰め、コルゲート管を用いて排水性を確保し、温湯管を用いて培地温を確保し、緩効性被覆肥料の利用により、地床栽培以上の収量を確保で...
要約 茶園造成地における表土扱い層の土層改良で、ロータバケット混層耕を行うことにより、大型重機の走行等により緊密化した土壌をぼう軟にするなど、土壌物理性の改善効果が高く、茶樹の生育も良好である。 背...
要約 小菌核腐敗病は病原菌(Botrytis squamosa)の第一次伝染源となる分生子が、地表の菌核などから常に供給されており、20℃以下、土寄せなどによる保湿、高土壌水分の条件下で感染し、発病する。よって、平均気...
宿根かすみそうの新しい栽培法と排水不良圃場における水分管理法
要約 宿根かすみそうの用途別需要に対応したM・Sクラスの切花を量産するための多茎仕立て法を開発した。また、品質保持法として排水不良な圃場では隔離床、遮根シートを用いると日持ち性が向上した。 背景・ねら...
要約 基肥窒素を施用せず、生育に応じて液肥で追肥することにより、窒素の総施用量を慣行の55~61%に低減しても、同等の収量が得られる。高知県農業技術センター・生産環境部・土壌肥料科 背景・ねらい 近年、環...
要約
要約 ヘアリーベッチのライブマルチは雑草防除面だけでなく、夏場の地温上昇の抑制、土壌の膨軟化、保水性や排水性の向上など土壌の物理性改善にも効果がある。畑作物13品目についてヘアリーベッチのライブマルチ資...
機械化のための標準的栽培様式下での結球性葉菜類の収量性(指導)
要約 標準的栽培様式の下でのキャベツ、ハクサイならびにレタスの生育には、株間が大きく影響し、株間が広いほど結球重が重く、揃いが良くなる。狭い株間では増施と収穫時期延長により増収する。水田転換畑では...
要約 直播ネギの作溝・播種同時作業機を試作した。水田転換畑においても作溝・播種同時作業機の作業精度は高い。作溝・播種同時作業により、それぞれ別作業する場合に比べ40%の省力化が可能で、収量、品質にも大...
要約 キク類のセル成形育苗における育苗培地は窒素施用量が培地1リットル当たり100mg以内でかつ、排水性に優れた培地が適する。挿し穂の長さは5~7cm程度、葉数3枚程度で、挿し芽の深さを1.5cm程度に行う。摘心時...