気象情報とICTを活用した水稲、小麦、大豆の栽培管理支援API
背景・ねらい 近年の地球温暖化にともなう水稲の高温障害などの農業気象災害、年々変動する気象によって生じる栽培暦の変動、さらに国内の農業で急速に進行している経営規模の拡大に対応するため、複雑化している...
多収・良食味水稲品種「恋初めし」で精玄米重700kg/10a、整粒歩合70%を両立可能な西日本地域での施肥および作期の条件
要約 近畿以西の西日本地域において多収・良食味水稲品種「恋初めし」で精玄米重700kg/10a、整粒歩合70%を実現するには、適切な窒素施肥によって籾数31千粒/m2以上を確保するとともに、登熟期に高温および低日射...
コメの収量および品質低下リスクの将来変化に関するデータセットの公開
要約 今世紀半ばにおけるわが国のコメ収量変動と品質低下リスク(ヒートドース値)を、約10kmのメッシュで推定し、データセット化した。本データセットは、政府および都道府県の気候変動適応計画策定で活用される。...
気象予報を含む全国日別1kmメッシュ農業気象データ作成・配信システム
要約 最長26日先までの予報を含む13種類の農業気象データを1980年から現在の翌年までについて提供する。データは約1kmのメッシュ単位で整備され、必要とする気象要素、地域、期間を任意に選択して取得できる。種...
1kmメッシュの農業気象データを全国について作成・配信するシステム
要約 このシステムは、日平均気温など9種類の日別気象データを日本国内の任意の地点/地域、1980年~当年の任意の日/期間について約1kmのメッシュで提供する。最長26日先までの予測値を含むデータを、ファイル操作...
要約 半年程度の気温観測値からアメダスポイントとの地点間温位差推定モデルを作成することで、50m解像度の日平均・日最高・日最低気温データを、アメダスの全観測期間において作成できる。これは、圃場単位での...
要約 全国の水田について土壌、気象および栽培管理のデータベースを作成し、数理モデル DNDC-Rice で計算を行い、水田の排水条件や気象の影響も反映した温室効果ガスのメタン排出量を詳細に推定しました。 背景・...
Googleマップによる気象予測データを用いた水稲栽培管理警戒情報システム
要約 東北地方のユーザーを対象にして、圃場位置、品種、移植日に対応した水稲の生育、高温障害、冷害、病害発生予測の情報をGoogleマップまたは携帯端末で提供できる。このシステムは気象被害軽減のための栽培管...
Googleマップによる気象予測データを用いた水稲栽培管理警戒情報システム
要約 東北地方のユーザーを対象にして、圃場位置、品種、移植日に対応した水稲の生育、高温障害、冷害、病害発生予測の情報をGoogleマップまたは携帯端末で提供できる。このシステムは気象被害軽減のための栽培管...
夏季の花壇苗生産における気化冷却を活用した培地昇温抑制による生育改善
要約 固化培地を用いることでポリポットによる被覆を行わず、培地に向けて送風することで培地水分の蒸発が促進され、気化冷却効果により培地の高温化を抑制できる。この方法によりパンジーおよびミニシクラメンで...
要約 水稲の高温障害対策には用水需要に影響を及ぼすものがある。農業普及側と用水供給側が連携して用水管理を調整する手法であり、様々な高温障害対策から用水の供給可能量を考慮した適切な対策を選択することが...
要約 パンジーの10月上中旬の出荷を想定した作型において、本葉2~4枚のセル成型苗を2±2℃の暗黒条件下で1~4週間冷蔵すると、高温期の耐暑性が向上し、鉢上げ後の製品化率と開花時の外的品質を高めることが...
抑制栽培における高温期の防虫網全面被覆によるトマト黄化葉巻病防除法
要約 抑制トマト栽培の高温期(定植~10月中旬)にポリプロピレン素材0.4mm目合い防虫網をハウス全面に被覆すると、タバココナジラミのハウス内への侵入が抑制され、トマト黄化葉巻病の発病が減少する。この場合...
要約 平張施設を利用したキク周年生産モデルを作成した。夏季は夏秋ギクを使用し、頭上散水、遮熱マルチ等の高温対策により8月出荷ができる。また、12月出荷後、伸長性に優れる秋ギク品種を用い、穂冷蔵、無摘心...
要約 イチゴの夏秋どり栽培には「なつあかり」の越年苗を利用した春定植が有利である。5月から11月までの商品果収量は株当たり600~700gで、越年苗の採苗時期は8月下旬から9月中旬が適する。 キーワード イチ...
イチゴの越年苗を利用した長期どり栽培における適品種と定植苗の芽数
要約 一季成り性品種の越年苗を用い、4月下旬から40日程度の短日処理を行って、盛夏期から翌年の初夏まで収穫する長期どり栽培には「さちのか」が適し、夏秋期及び全期間の商品果収量が多い2芽立て苗を定植時ま...
要約 作型に応じて適切な不織布資材を「べたがけ」又は「浮きがけ」することにより、キャベツ栽培での虫害を軽減でき、また、盛夏期の太陽熱処理を併用することで生育・収量が安定する。 キーワード 不織布、被覆...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
温床線を用いた部分的地中加温によるカンキツ「不知火」の生育促進
要約 「不知火」の雨除け栽培において、電気温床線を巻き付けた円筒形発熱体を使用して部分的な地中加温を行うことにより、地温は発熱体からの距離や深さによって異なるが、萌芽と開花を促進する。 背景・ねらい ...
要約 アスパラガス半促成栽培における太い若茎多収穫のためには、栽植密度は250株/aでよく、成園化後の立茎は12~15mm径の母茎を畦長1m当り10本程度とし、茎葉は高さ160cm、幅100cmで管理する。 キーワード アス...