要約 ミズナ、ミブナの周年栽培で問題となる早春期の抽だいは、栽培期間中に10℃以下の低温に遭遇する積算時間が、ミズナ「城南千筋水菜」では約960時間以下、ミブナ「京錦」では約1080時間以下であれば回避するこ...
要約 水稲新奨励品種「信交485号」の良質良食味・安定多収栽培のためには、「コイヒメ」の基肥水準よりやや減肥し、密植を避けて倒伏を抑え、幼穂10mm期に穂肥を施用するのがよい。 背景・ねらい 早生・良食味品...
要約 日本なしの4品種について施設栽培への適応性を「幸水」と比較した結果、早熟性の面で「喜水」及び「筑水」が、花芽の着生の面で「ゴールド二十世紀」が特長を有する品種として選択された。 背景・ねらい な...
要約 草姿中間、草勢強で、花芽分化期、成熟期が早く、2~3月のなり休みが少なく、大果、高品質、多収で、うどんこ病に強い促成栽培用イチゴ 新品種「TC-4」を育成した。 背景・ねらい 近年イチゴのうどんこ病の...
要約 イチゴの果実重と温度の関係には、従来から知られている果実肥大期の温度が高いほど果托の肥大率が低くなる反応に加えて、花芽分化期の温度が高いほど果実当たりのそう果数が減少する反応が存在し、両者が複...
レタスの秋まき2〜3月どり栽培でのセル成型苗の冷蔵による生育促進と収量の向上
要約 レタス 2~3月どり栽培に、播種8月下旬~10月上旬、育苗日数4週間前後、冷蔵期間40日以内の冷蔵苗を利用することにより、慣行栽培と比較してL球以上 比率が3~5倍に向上する。 背景・ねらい レタ...
要約 高温条件下での半つる性サヤインゲンの結実不良や生育不良さや発生の要因は、葯の形成が不良になるとともに花粉機能の低下に由来する。 背景・ねらい 半つる性サヤインゲンはハウス栽培(無加温半促成、無加...
要約 日本なし「幸水」の施設栽培における夏季高温時に、細霧冷房によって棚面温度を3~6℃低下させることができる。 背景・ねらい 日本なし「幸水」の施設栽培では、夏季の施設内温度が高温になり、呼吸の増加に...
要約 カーネーションは高節位で摘心した茎を倒伏させると、多数の側芽がそろって伸長する性質を持つ。これに、発蕾日などを指標にした整枝や温度管理を組み合わせ、母の日に向けて集中的に開花させる栽培方法を...
要約 秋ギク「秀芳の力」の三度切り栽培は、従来の二度切り栽培を発展させた方法で、7月中旬挿し芽、8月上旬定植の無摘心栽培で、一番花が11月下旬、二番花が3月中旬、三番花が7月中旬に開花の年3作が可能であり...
要約 ノビル系デンドロビウムの花熟は高温で促進され、栽培品種は極微、弱、中及び強のいずれかの高温要求性を示す。この高温要求性は開花の早晩性と密接な関係にあり、弱いほど早生性が増す。極微から中までの品...
要約 かき「前川次郎」の施設栽培において、被覆から開花までの最低気温を20℃に保つことが、作期前進に有効である。果実発育期においては、最低気温を高めることによる発育促進効果は小さいことから、15℃を越える...
香酸カンキツ‘長門ユズキチ’の生育調節剤利用による無核果生産技術
要約 長門ユズキチ’の無核果安定生産をするためには、ネットハウス栽培で不完全自家不和合性を利用して無核とし、さらに着果率を高めるためにジベレリン50ppmを開花期から落弁期の間に1回散布する。 背景・ねら...
要約 大輪系(超巨大輪、巨大輪を含む)のパンジーは、7月上旬の播種で9月に開花する。花壇苗用の秋出し栽培は、播種期を7月上旬以降にずらすことにより計画出荷が可能である。 背景・ねらい パンジーは低温に強く...
要約 キュウリのセル成型苗を利用したハウス早熟栽培では、2月下旬(慣行苗と同時期)に播種する。この場合、定植時期は慣行苗に比較して20日程早くなるが、収穫始期、収量、品質ともにほぼ同等である。 背景・ねら...
要約 1月中旬からビニール被覆、加温し、露地栽培の各生育ステージの気温に近い温度管理により、6月下旬~7月上旬に収穫するにほんなし「幸水」の加温ハウス栽培が可能である。この場合、ビニール被覆から45日前...
要約 ビワ新品種「陽玉」は「茂木」に「森本」の花粉を交雑して育成した。果実は橙黄色・大果で外観が優れ,果肉は柔軟多汁で,糖酸のバランスがよい良食味の中生品種である。 背景・ねらい
ビワの栽培品種は...
ネットメロンのトンネル早熟栽培での不織布利用による省力換気法
要約 ネットメロンのトンネル早熟栽培での換気法として、不織布をビニール下に被覆し、ビニールのみを段階的に巻き上げる換気法によって、手作業によるすそ換気と同様のトンネル内温度と生育が確保され、大幅な換...
露地メロンのトンネル早熟栽培における不織布を利用した換気作業の省力化
要約 露地メロンのトンネル早熟栽培において、トンネル被覆資材として農ビとその内側片裾に不織布を重ねて使用すると、換気作業の省力化が可能であり、収量、品質も慣行栽培と同程度である。 背景・ねらい 露地メ...
ミニハウスを利用したスイカ早熟栽培(7月上旬どり)に適した品種
要約 スイカのミニハウスを利用した7月上旬どりの早熟栽培には、収量が高く品質も良好な「マイティー21」が有望である。 背景・ねらい スイカは露地トンネルで生産されているが、収量、品質が気象条件に左右され...