バラ「ローテローゼ」のロックウール栽培における窒素栄養診断法
要約 バラ「ローテローゼ」のロックウール栽培の窒素栄養診断における、葉柄汁中硝酸イオン濃度を用いた汁液診断の指標値は、春期1000ppm、夏期300~800ppm、秋期500~1000ppm、冬期1500~1800ppmである。 背景・...
要約 バラ養液栽培におけるロックウール代替培地として、ヤシ殻培地が有望である。ロックウール培地と比較して、収量は同等以上となり、切り花の花持ち日数及び最終開花程度も同等である。 背景・ねらい 環境保全...
要約 電力を必要としない簡易養液栽培装置をパイプハウスに設置し、培地に軽石またはセラミック粒を用いて、養液濃度0.5単位でコマツナを周年栽培すると、夏期は20日前後、冬期は60日前後で、出荷できる草丈25cm...
要約 促成栽培いちご「越後姫」の養液栽培において空中採苗方式で得られた子苗は、8月上旬以前の採苗で、かつ展開葉2枚以上であれば、頂・腋花房の開花・収穫時期や収量性に影響を与えない。 背景・ねらい いち...
万願寺トウガラシのピートモス・活性炭培地による養液栽培における培養液濃度
要約 「万願寺トウガラシ」をピートモス1:杉の活性炭2の混合培地に株間45cmで定植し、園試処方0.5倍液を施用すると5~6月の収量が増加し、園試処方0.3倍液を施用すると7~11月の収量が増加する。 背景・ねらい ...
要約 トマト養液栽培で、3~7月に1回あたり1分間の葉面が濡れない程度の細霧処理を行うことにより、処理中の平均気温は2℃低下する。これにより、トマトの草勢、着果率、1果重及び収量は向上し、生理障害果は減少...
埋設型土壌感圧水分センサーを用いたモミガラくん炭培地によるバラの養液栽培
要約 バラの養液栽培でロックウールの代替培地としてモミガラくん炭を培地に、新たに開発された埋設型土壌感圧水分センサーを用いて、pF1.0で給液管理をすれば、ロックウール栽培と同等以上の採花本数が得られる...
要約 ガーベラ非循環式養液栽培では改植時においてガーベラ根腐病菌に汚染したロックウール資材を60℃以上の熱水に浸漬することで消毒できる。 背景・ねらい ガーベラ栽培では根腐病が発生して問題となっている。...
各種有用微生物を用いたトマトとホウレンソウのFusarium
要約 植物生育促進菌類(PGPF)、Humicola 菌を育苗期に処理することによりトマト萎凋病、根腐萎凋病及びホウレンソウ萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい トマトとホウレンソウの生産現場では土壌病害が重...
要約 高設ベッド栽培(栃木方式)において肥効調節型肥料(140日タイプ)、熔りんを株直下に局所施用して潅水のみの管理をすることで培養液管理したものと同等の収量、果実品質を得ることが可能である。施肥量は...
要約 ケナフ、エンサイを植裁したゼオライトに石灰硫黄系脱窒ろ材を組み合わせた浄化水路(全長12m、幅0.3m)による養液栽培排液の浄化試験で、9~4月における無機態窒素の平均除去速度は、4.89gm-2d-1、無機態窒素...
要約 養液栽培において、原水中の養分組成や重炭酸濃度に応じ、安価な単肥を用いた単肥配合支援システムを活用することで、各作物別に簡易に多量要素、微量要素の配合組成を調整できる。この結果、増収や肥料コス...
イチゴ高設採苗用栽培装置を用いた二段階増殖による効率的な苗生産
要約 イチゴの高設採苗用栽培装置を用いて、秋季に低温処理した株を定植し、冬季に発生した子苗を親株として再度定植する二段階増殖を行うことにより、翌年6月までに、株数を約250倍に増殖できる。福岡県農業総合...
要約 キク親株の循環式養液栽培で、培地に粉砕スギ皮を用いても、ロックウール耕と同様に半年以上にわたって挿し穂が生産でき、慣行の土耕栽培に比べて生産効率が飛躍的に高くなる。福岡県農業総合試験場・野菜花...
要約 トマトの1段採り養液栽培における苗の確保を目的として、人工光型の湛液育苗装置を利用し、腋芽等の挿し芽育苗により苗の大量生産が可能になる。 背景・ねらい トマト1段採り栽培においては10a当り1作1...
要約 スプレーギクの養液栽培においてフェノール発泡樹脂はロックウール粒状綿より保水力が小さく、細粒の樹脂が下層に集積しやすいが、生育や切り花品質はロックウール粒状綿と比べて差はなく、代替培地として有...
要約 温室バラのアーチング栽培におけるロックウール培地および挿し木苗は、連用すると毎年更新より切花本数が多くなるが、4年次以降は切花重、切花長が低下するので、連用年数は3年程度とする。 背景・ねらい ...
要約 ガーベラの養液栽培において、鉢を利用して育苗を行い、開花株として鉢ごとロックウールマット上に定植することにより、収穫本数が大幅に増加する。また、改植時期を通常の4月から8月に遅らせることにより...
要約 いちご「越後姫」の促成作型における養液栽培はロックウール耕の1段栽培で行い、培養液管理を、頂花房開花期以降EC 0.7~1.0dS/m、3月までは1日1回とする。 背景・ねらい 県オリジナル品種「越後姫」は...
寒冷地における養液栽培によるカーネーションの2年切り生産技術
要約 カーネーションの養液栽培による2年切り生産では、2番花を元切り採花するか、2番花採花後に草丈10~20cmで切り戻すことにより2年目も安定した品質が得られ、収量の増加と切り花期間の拡大が可能となる。 背...