要約 砂丘地だいこん栽培において速効性肥料の基肥を条施用することにより施肥窒素の3割減肥が可能となり被覆肥料の基肥同時施用により多雨年でも地下への溶脱軽減が図られる。 背景・ねらい 近年、全国的に施肥...
非病原性Fusarium oxysporumによるトマト根腐萎凋病の生物的防除
要約 トマトとラッキョウに非病原性F.oxysporum AR4312菌を前接種し、混植すると、トマト根腐萎凋病の発病が抑制される。 背景・ねらい 現在、土壌伝染性病害の防除は化学的防除法に依存しているが、効果が不安定...
春播きダイコン品種の無マルチ無被覆栽培における播種早限の推定
要約 春播きに使用されるだいこん品種は常に抽だいの危険性が伴っている。抽だい回避のために、品種の抽だい特性にあった播種早限を推定した。 背景・ねらい 春播きだいこんの作型は、生育初期の低温遭遇、生育後...
要約 市販辛味だいこんの春播き栽培では「たんしん」、「雪美人」が、秋播き栽培では「辛丸」、「たんしん」、「雪美人」が有望である。自生する「野良大根」は、秋播きすることで栽培可能である。 背景・ねらい ...
重粘土畑基盤整備地域での春バレイショを中心とした省機械化体系営農モデル力
要約 重粘土基盤整備地域の春バレイショ、冬ニンジン、秋冬ダイコンを組み合わせた輪作体系に、異なる2つの省力機械化体系を導入した営農モデルを策定した。経営規模5haで高性能機械化体系を導入する大規模経営モ...
黒色火山灰土壌における根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法
要約 根菜類の出芽と生育を揃えるための潅水方法としては、テンションメーターのpF値2.1を潅水開始点とすることが適当である。特に、夏播きニンジンでは、播種後からpF2.1を潅水開始点として1ヶ月管理することで...
野菜連作圃場を利用した線虫害回避と3年輪作によるダイズシストセンチュウの抑制
要約 ダイコン、サトイモ、エダマメには特有の線虫が複数加害するが、主な加害線虫が異なるため、これら野菜の連作圃場は互いに好適圃場となる。また、ダイコン連作圃場はサトイモ1作でダイコンの線虫被害を顕著...
要約 サトイモ栽培および初夏どりスイートコーンと秋まきダイコンの作付体系において、市販の生分解性マルチは、マルチの除去作業を必要とせず、慣行のマルチに比べて同等の収量が得られる。また、紙製マルチは、...
要約 ウド栽培にサトイモ、ネギ、イネ科緑肥作物等、ウド萎凋病菌に感染しない作物を取り入れることにより、連作障害の主因となっているウド萎凋病発生の抑制が可能である。 背景・ねらい ウド産地の根株養成ほ場...
要約 だいこん赤心症の発生過程にある根部では、褐変誘導に関与する一連の酵素活性の増加が認められる。また、特に障害が進展した根部ではアスコルビン酸ペルオキシデース活性が高く、酸化型アスコルビン酸還元酵...
太陽熱土壌処理並びに被覆資材を利用したとう菜の減農薬安定栽培技術
要約 とう菜栽培において、8月上旬に作畦後、は種前まで畦面を太陽熱土壌処理することで雑草発生が抑制され、除草剤散布が不要となる。また、は種直後から不織布べたがけし、間引きを1回で、ウイルス病や虫害が...
要約 カンショ作経営の規模別輪作体系及び特徴を線形計画法により明らかにした。小規模では土地生産性の高い加工ダイコン、中規模では労働生産性の高いカンショ作付が合理的で、大規模では加工バレイショとギニア...
要約 白さび病菌により発症することが明らかとなったダイコンわっか症に対する各種薬剤(4剤)の防除効果を調べ、最も効果の高かったTPN剤の防除適期について検討したところ、間引き7~15日後と15~20日後の計2回...
要約 ダイコン栽培で、牛糞堆肥、豚糞堆肥を施用する場合、マルチを利用することにより、岐根の発生を抑制し化学肥料と同等以上の秀品収量水準を維持できる。またマルチにより作土層からの窒素の溶脱を防止できる...
要約 アブラナ科野菜のハイマダラノメイガの防除は生育初期が重要である。誘致植物としてハクサイの幼苗や、クレオメ(フウチョウソウ科)を用い、その新芽の被害推移を調査することにより発生モニタリングが可能...
要約 非病原性フザリウム・オキシスポラムSNF-356菌株を、温室メロンの育苗用土及び、蒸気消毒直後のメロン栽培用ベッドの土壌に接種することにより、つる割病が防除できる。温室メロンでは、本菌資材の使用によ...
要約 ダイコンが利用できる肥料及び土壌由来の無機態窒素量は、葉部の生育ばかりでなく、根部の辛味成分や硬さに影響を与える。施用窒素が無機物であるか有機物であるかという肥料の質による違いは認められない。...
要約 レタスでは、黒紙マルチは5月中旬から8月上旬まで、標準紙マルチは6月上旬から8月上旬まで利用できる。はくさいでは、標準紙マルチおよび黒紙マルチが6月上旬から8月上旬まで利用できる。だいこんでは、黒紙...
要約 タネバエの産卵は6月にもっとも多く,7~8月に少なく,9~10月にふたたび増加する。タネバエによるだいこんの根部被害は,産卵が多い時期に根部が肥大する作型で多発する。 背景・ねらい タネバエは多くの作物...
要約 乗用管理機、改造だいこん掘取機+コンテナ移動用フレーム装着台車、マルチ回収機を導入した機械化一貫体系は、マルチ栽培及び普通栽培ともに、労働時間が慣行の3分の1程度に省力化される。 背景・ねらい だ...