ウメ園から生ずるせん定枝チップおよびチップ堆肥の表面散布条件下での分解
要約 ウメ、サンゴジュのせん定枝チップおよびウメチップ堆肥を表面散布すると、7か月後の乾物残存率は60%、57%および90%となる。ウメおよびサンゴジュチップでは約40%が分解され、ウメチップ堆肥では10%が...
要約 砂丘未熟土における葉ショウガの養液土耕栽培では、定植40日後から約25日間NPK濃度を各120mg/l、その後収穫までの約25日間各160mg/lの点滴施肥を行うことにより、現地慣行(約50kg/10a)より大幅に少ない施肥...
諫早湾干拓初期における営農排水条件下での緑肥栽培による土壌理化学性改善
要約 諫早湾干拓初期の土づくりにおいて、排水対策を講じたほ場で栽培した夏作トウモロコシ、ソルガム、セスバニア及び冬作イタリアンライグラスは緑肥作物として利用でき、2年4作で土壌理化学性の改善が認められ...
要約 促成ピーマンにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するには、簡易振とう法ではECが約0.4~0.8mS/cm、葉柄...
要約 肥効調節型肥料施用により、ヒリュウ台「白川」の幼木期の年間施肥回数を慣行(有機配合肥料施用で2~8月で毎月、10月に1回の合計8回)の1/4に低減し、窒素の投入量を21%削減できる。 キーワード ウンシュウ...
要約 「フクユタカ」、「サチユタカ」、「むらゆたか」を7月下旬~8月上旬に晩播栽培する場合は、m2あたり33粒程度の密播とする。また、播種直後の土壌処理除草剤の処理のみで抑草できる。 キーワード ダイズ、無...
要約 ズッキーニのハウス抑制栽培において、ハウス屋根面を外部遮光し、さらにマルチ資材として地温上昇抑制型フィルムを併用すると、規格外果の発生が少なく、8・9月の前期収量が安定する。 キーワード ズッキー...
要約 夏場の少量培地耕によるコマツナ栽培では収穫約4日前の遮光条件の除去または肥料切り管理によって、収穫時のアスコルビン酸含量が増加し、硝酸塩含量が減少する。この品質向上効果は、培地の種類によって変...
要約 煎茶園において窒素50kg/10aを樹冠下に点滴施肥すると、慣行施肥より一、二番茶の収量が2割程度多くなり、品質も向上する。また、点滴施肥を2~3年継続すると、土壌浸透水中の硝酸性窒素濃度は10ppm以下とな...
要約 干拓地水田の水稲「ヒノヒカリ」栽培において、牛ふん堆肥の施用量を毎年10a当たり0.5トン施用では化学肥料を10%減肥、1トン施用では20%減肥しても、m2当たり穂数及び収量が化学肥料単用と同等となり、土壌...
要約 キャベツ・ハクサイ等葉菜類の畝立て時に、肥料や農薬を移植位置付近に帯条に土壌と攪拌しながら施用する技術である。 キーワード 葉茎菜、畝立て、条攪拌施用、施用量削減、環境保全 背景・ねらい ハクサイ...
要約 遊休桑園は、伐採、管理放牧、表土処理、マクロシードペレット播種、電気牧柵利用により放牧地化できる。桑園放牧地約150aで黒毛和種繁殖牛5.5頭の輪換放牧では約240日間の放牧が可能であり、舎飼に比べ飼養...
夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培における環境保全型養水分管理プログラム
要約 夏秋ギク型輪ギクの点滴かん水施肥栽培において、吸収量及び吸収特性に基づいたプログラムにより窒素を施用し、1回のかん水量を1平方メートル当たり1.5L程度、1日のかん水回数を1~4回とすることで窒素利用...
要約 水稲とのブロックローテーションを前提としただいず不耕起栽培では圃場排水対策が特に重要で、額縁明渠に加え播種溝に交差した弾丸暗渠を施工する。このことにより茎疫病発生も軽減される。また、雑草対策は...
要約 夏秋どりトマトの養液土耕において各生育時期の窒素施肥および栄養診断基準を 設定し、栄養診断に基づく肥培管理マニュアルを作成した。これにより慣行栽培と比べ多 収で経済性に優れ、減肥により環境負荷が...
要約 黒ボク土壌において、温室内栽培イチゴ(とちおとめ)の茎葉は土壌ECが70mS/m以上で枯死する。高塩類堆肥(EC値が860~1,150mS/m)を利用するには、土壌ECが70mS/mを超えないように施用する必要がある。 キ...
要約 ソルガム類のCo濃度はトウモロコシに比べて高く、ほぼ乳牛の要求量を満たす濃度(平均0.098mg/kg)である。Mn、Zn、Cu濃度はトウモロコシと同様に乳牛の要求量より低い。また、有害物質の指導基準や家畜の中...
要約 抑制キュウリにおけるリアルタイム診断には、土壌では簡易振とう法のEC、植物体では葉柄汁液中の硝酸イオンを用いるのが適当である。好適な生育を維持するためには、簡易振とう法ではECが約0.3~0.4mS/cm、...
要約 夏場の少量培地耕によるコマツナ栽培では収穫約4日前の遮光条件の除去または肥料切り管理によって、収穫時のアスコルビン酸含量が増加し、硝酸塩含量が減少する。この品質向上効果は、培地の種類によって変...
北東北地域の公共牧場におけるケンタッキーブルーグラス(Kb)の優占
要約 北東北地域の公共牧場では繁殖牛放牧のKb優占草地が多く、経年化し、窒素施用量が少なく、酸性土壌化している。またKb優占草地の成立要因として長草型草種を抑制する長年の放牧、低施肥条件、低土壌pH及び土...