肉用牛繁殖経営向けの飼料用サトウキビを主体とするTMR調製・給与技術
要約 飼料用サトウキビサイレージの生産費は安く、サイレージを混合した発酵TMRの発酵品質も問題ない。また、黒毛和種繁殖牛や子牛育成期に給与しても繁殖成績や増体成績に影響なく利用することができる。 キーワ...
要約 北海道の放牧酪農経営は、飼養頭数が同じ規模層の舎飼経営と比べて乳量水準が低く粗収益が低いにもかかわらず同水準の所得が確保されている。その理由は生産資材投入や労働投入等が少ない等技術構造が違い、...
高刈りがとうもろこしホールクロップサイレージの飼料特性に及ぼす効果
要約 黄熟後期の飼料用とうもろこしを高刈りすると、通常刈りに比べて乾物率が増え、繊維含量が減り、繊維の消化率が高まり、栄養価は向上する。収量の損失は黄熟前期に比べ著しく小さい。硝酸態窒素は少なく、発...
要約 飼料用サトウキビKRFo93-1 サイレージは乳牛に対し一般的な牧草と同様に給与できるが、泌乳牛では完全混合飼料(TMR)に混合して給与した場合、混合割合が高くなると残飼が増え、栄養状態に影響するため、混合...
飼料用サトウキビ品種「KRFo93-1」の栽培方法とその利用技術
要約 「KRFo93-1」は、年2回収穫等により多収かつ作業性の良い栽培ができる。従来牧草よりも低コストで生産でき、そのサイレージは発酵品質に優れ、繁殖牛、肥育素牛、泌乳牛において、慣行給与体系に劣らない飼...
要約 シロイヌナズナ由来の不良環境耐性遺伝子DREB1Aを遺伝子組換え技術により導入したサトウキビは乾燥ストレス耐性を示す。 キーワード 遺伝子組換え、乾燥ストレス耐性、サトウキビ、バイオマス資源作...
黒毛和種肥育牛の仕上げ期における玄米と食品残さによる配合飼料代替給与法
要約 玄米、カンショ焼酎粕濃縮液、乾燥豆腐粕などを混合した発酵飼料を大型の黒毛和種去勢牛の仕上げ期5ヵ月間に乾物ベースで配合飼料の60%程度代替給与しても、良好な枝肉成績が得られる。 キーワード 黒毛和...
要約 東北地域の飼料用稲栽培において、圃場生産物の減収、生産物水分の上昇による発酵品質の低下およびタイヌビエの埋土種子量の増加を防止する許容残草量は、8月下旬の収穫では乾物重で151g/m2、9月中旬の収...
飼料用トウモロコシと濃厚飼料を混合調製した細断ロールベールサイレージの特性
要約
とうもろこしサイレージ多給・配合飼料無給与による授乳期の母子羊の飼養法
要約 チモシー主体乾草不断給与下において、とうもろこしサイレージ+アルファルファ乾草給与により、単子の75%、双子の25%が発育標準の平均離乳時体重を超える。母羊の体重減少も日本飼養標準の基準内であり、...
要約 とうもろこしサイレージ(CS)の切断長は熟期に関わらず19mmとし、糊熟期では破砕は必要なく、黄熟期、完熟期のローラ間隔は各々5、3mmが適切である。破砕処理CS多給でTDN自給率82%、一乳期8500kgの乳量が得...
要約 牧草サイレージに、道産農業副産物を第一胃内pHの顕著な低下を起こさない割合で混合したTMRにより7,300kgの、また、放牧草に道産農業副産物を併給することにより8,000kgの乳生産が得られる。 キーワード 乳...
乾物収量が多い飼料用サトウキビ新品種候補系統「KRFo93-1」
要約 「KRFo93-1」は、日本初の飼料用サトウキビ品種候補系統である。初期生育が旺盛で乾物収量が多い。株の再生が優れ、数年間にわたる多数回の収穫が可能である。 キーワード 飼料作物、粗飼料、サトウキビ、乾...
要約 肉用牛生産体系において、肉用牛繁殖経営では稲発酵粗飼料(イネWCS)を導入し、肉用牛肥育経営では飼料用モミを活用して肉用牛を慣行と同等に生産できる。 キーワード 稲発酵粗飼料、飼料用モミ、肉用牛...
飼料イネ(モーれつ)ホールクロップサイレージの採食性及び消化性
要約 黒毛和種繁殖雌牛による飼料イネホールクロップサイレージ(以下飼料イネWCSとする。)の自由乾物摂取量及びTDN摂取量は維持要求量を上回ったが、粗蛋白質及びDCP摂取量は維持要求量の7割程度である。 キー...
要約 稲発酵粗飼料向け品種「クサノホシ」は諸障害が少なく多収で、牛による採食性にも問題ないことから有望である。また、極早生で有望な「ホシアオバ」との組み合わせで収穫期間が拡大できるため、両品種を主体...
牛における濃厚飼料および稲発酵粗飼料中のリンの第一胃内消失率
要約 各種濃厚飼料中の全リンおよびフィチン態リンの牛における第一胃内消失率は87%および90%である。また、飼料用イネでは、モミに全リンが0.23%、茎葉中に非フィチン態リンのみが0.09%含まれ、ホールクロップサ...
要約 水稲「クサユタカ」は寒冷地南部では中生の中に属する粳種で、やや短稈、やや長穂、穂数が少ない穂重型の超多収系統である。主力品種の刈り取り前に稲発酵粗飼料用として収穫が可能である。極大粒であること...
要約 秋耕を少なくとも2回以上行うと翌年のヒルガオの地上部および根茎の乾物生産は共に抑制される。 キーワード 栽培、雑草類、飼料用とうもろこし、ヒルガオ、秋耕、乾物生産 背景・ねらい 秋耕は作物収穫後の...
簡便なソルガムサイレージの嗜好性評価法の開発とソルガム育種への利用
要約 ソルガムサイレージの嗜好性を簡便に評価するために、評価の基準となる標準品種系統を選定することと、嗅覚による牛の鋭敏な選択行動を観察することで、一対比較法による嗜好性試験の簡易化を図り、ソルガム...