要約 永年牧草であるオーチャードグラスやトールフェスクの寒地型牧草と短年性草種であるハイブリッドライグラスやイタリアンライグラス晩生種を混播することにより、年間収量のみでなく、春期・秋期の収量や栄養...
熱帯対応型サイレージ乳酸菌を評価するための実験モデル〔研究〕
要約 長さ約2cmに切断し、乾燥した後に高圧蒸気滅菌した熱帯牧草ネピアグラス(水分および糖含量を調整)の一定量をプラスチック袋に入れ、酵母およびコリ型細菌と評価すべき乳酸菌とを接種してから密封して培養...
要約 JM7台木にリンゴ「みしまふじ」を3月上旬に切り接ぎ後、挿し木時期まで0~2℃で保存し、4月中旬に挿し木することによって、約9か月間で苗木を繁殖・育成することができる。育成2年目で通常法に比べ頂芽数の多...
要約 アルファルファを草丈80cmを目安に収穫することにより、利用4年目まで粗蛋白質含量18%以上の高品質なサイレージが安定して生産できる。また、経営計画モデルによると、アルファルファサイレージの給与量が...
要約 多くの森林樹木には、マスティングとよばれる種子の「成り年」現象がある。温帯落葉広葉樹林での地道な長期観測結果から、マスティングには種子食者から上手く逃れたり、受粉効率を上げるなど、樹木の種子生...
要約 プラスチックスノコを全面に敷き、天板および背面上部が開閉できるカーフハッチを試作した。本ハッチは、清掃等の作業が容易で、かつ洗浄後の残存生菌数が少なく、暑熱期の通気性が高い。 キーワード 飼育管...
要約 温風乾燥処理した捕獲外来魚(ブルーギル)を配合飼料に添加し、市販魚粉と比較した。豚では嗜好性に欠け肥育期間が約1カ月延びたが、採卵鶏ではやや卵重が小さくなる傾向があるが、嗜好性に問題はなく、配...
パン屑とトウフ粕を主原料とした低コストで付加価値の高い肉豚用飼料
要約 パン屑とトウフ粕を主原料とし、不足するアミノ酸を添加したリサイクル飼料は、肉豚生産費を8%低減させ、肉豚の枝肉中脂肪酸組成におけるω-6/ω-3比を20.0から11.2(背脂肪内層)に改善する。 キーワード パ...
要約 ニンジン、カボチャ、サツマイモのカット野菜のミックス包装では、包装内で発生するエチレンによりニンジンに障害が発生する。障害回避には酸素透過度2,000cc/m/24hr/atmの包材を用いて摂氏10度で保存すると...
要約 圧扁処理またはサイレージ化(SGS)したモミを黒毛和種肥育牛に給与し、未消化排泄量を調査した結果、圧扁では排泄されなかったが、SGSでは採食量の31~53%が未消化のまま排泄された。また、モミおよ...
要約 新生子豚に出生時から5日間、乳酸菌製剤5gを代用乳でペースト状にして強制経口投与し、更に餌付けから35日齢まで飼料に0.1%添加すると、下痢の延べ発生回数は23%に減少し、抗病性の指標である好中球NBT還元...
茎頂培養とRT-PCR法によるウイルス検定を組合わせたジネンジョのウイルスフリー化
要約 ジネンジョを茎頂培養して幼植物体を育成した後、RT-PCR法によってウイルス検定を行なうことで、確実にウイルスフリー化した苗を供給することができる。 背景・ねらい ジネンジョ(Dioscorea japonica Thu...
りんごM.9ナガノ台木の発根量評価基準の作成と台木の品質評価
要約 取り木によって繁殖したM.9ナガノ台木は、発根量評価指標により発根指数2.0(秋根が多く、春根も2~3本発出)以上で、かつ台木直径が9mm以上であれば、揚げ接ぎして良質な苗木育成に利用できる。 背景・ねらい...
要約 スタイナーネマ クシダイはコガネムシ類幼虫に対して強い殺虫力を示す昆虫病原性線虫である。この線虫の液体培地による大量増殖法と増殖線虫の低温保存法を開発した。 背景・ねらい 1984年静岡県浜北市の樹...
要約 小笠原諸島に固有の絶滅危惧種オガサワラグワの繁殖動態を調べた。遺伝マーカーを使って、成木では、父島の73%、母島では48%が導入種シマグワとの雑種、弟島の1集団のみ純血、と判定した。また、母島の実...
要約 グラウンドカバープランツのセル成型苗と肥料、培養土、水等をタンク内で混合後、法面に吹付け植栽する方法を開発した。448穴セル成型苗を50セル/㎡の密度で植栽すれば、春施工の場合約3か月でほぼ全面被覆...
要約 離乳子豚の豚房移動(35日齢)時から3週間、乳酸菌製剤を飼料に0.1%添加して給与したところ、下痢の延べ発生回数は無添加区より74%に減少し、好中球NBT還元能が抗菌剤区より有意に増加して抗病性が向上...
要約 ワルナスビの栄養繁殖器官(根)は埋没深5cmの位置では、冬季の寒波と乾燥による影響を受けない。また地表面から50cmの埋没位置からも出芽が可能なことから、プラウ耕による反転、深耕ではワルナスビの蔓延...
要約 ハウス型ふん尿乾燥施設では、送風機で乾燥通路上の牛ふん堆肥に送風することにより、堆肥の乾燥が6~8倍に促進される。堆肥の含水率が75%程度以下で効果が現れ、送風角度45度の場合に乾燥効率が高い。 ...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...