木材由来セロオリゴ糖給与は離乳期の黒毛和種放牧子牛の発育を向上させる
要約 木材由来セロオリゴ糖を離乳前1か月から放牧子牛に給与すると日増体量および飼料効率が向上する。セロオリゴ糖給与は放牧地を利用した肉用種子牛生産にとって有効な発育向上技術である。 キーワード 放牧、...
たちすずかWCS給与による適度な脂肪交雑で良質な肉生産のための肉用牛肥育
要約 WCS調製した高糖分飼料イネ「たちすずか」を黒毛和種去勢牛に対して濃厚飼料から代替給与することで、肉質3等級程度の牛肉の生産が可能となり、また、牛肉内のビタミン含量が増加し、保水性の向上が期待でき...
要約 タイにおけるブラーマン種成去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は457 kJ/kgBW0.75であり,代謝エネルギーの生産時における蓄積利用効率は57.4%である。これは,日本飼養標準における黒毛...
要約 タイ東北部における在来種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量は, 477 kJ/kgBW0.75である。これらは日本飼養標準における黒毛和種去勢牛の維持に要する代謝エネルギー要求量の470 kJ/kgBW0.75とほ...
アルゼンチンチャコ・フォーモサ地域における冬季の農業副産物給与による育成雌肉牛の増体重改善のための推奨給与法
要約 各種農業副産物の経済的推奨給与量と1kgの増体重に要する費用は次のようであった。
綿実:1kg/頭/日、US$0.26~0.33。小麦糠:体重の0.4%、US$0.36。 米糠:0.4%、US$0.52。綿実粕:体重の0.8%、U...
肉用牛への非加熱穀類給与は加熱圧片穀類に比べ飼料効率を低下させる
要約 黒毛和種去勢牛に荒挽大麦および挽割トウモロコシを給与すると、枝肉成績に差はないが、加熱穀類に比べ飼料効率を低下させる。 キーワード 肉用牛、穀類、加工形態、飼料効率 背景・ねらい 4県協定研究によ...
黒毛和種去勢子牛への粗飼料給与割合が発育と産肉性に及ぼす影響
要約 去勢子牛において4~10か月齢の育成期に粗飼料を多給すると、育成期間中の増体量が小さく飼料効率は悪いが、第1、2胃の重量及び容積は大きくなる。30か月齢まで肥育すると肉質では大きな差は無いが、枝肉重量...
肥育後期の乾燥豆乳粕給与が褐毛和種去勢牛の産肉性に与える影響
要約 褐毛和種去勢牛の肥育後期190日間に乾燥豆乳粕混合飼料を給与することにより、飼料費を低減しつつ、BMSNo、BCSNo、肉の光沢および脂肪の光沢・質の向上が図られる。 キーワード 乾燥豆乳粕、肥育後期、産肉...
要約 黒毛和種雌牛の卵巣を除去し肥育することで、通常と比べ牛同士の闘争や発情行動を抑えることができ、飼養管理の改善が認められる。また増体量や枝肉等級で、改善される傾向がある。 キーワード 肥育、卵巣除...
要約 但馬牛去勢牛における30か月齢から34か月齢までの肥育期間の延長は、飼料効率を低下させるが、枝肉脂肪のモノ不飽和脂肪酸割合(MUFA)を増加させ、その影響は皮下及び筋間脂肪に比べて筋内及び腎臓脂肪で大...
要約 資源循環型社会の確立を目指して、梅酒工場から排出される漬け梅を、肉用牛の飼料へリサイクルして大阪ウメビーフを開発した。給与牛は、増体量が大きく肉質も高い評価を得、生産農家、消費者の関心も高く、...
要約 黒毛和種去勢肥育牛における肥育前期(11~20か月齢)の全飼料中粗蛋白質濃度を乾物当たり12~18%で給与したところ、発育、枝肉成績、脂肪酸組成に試験区間で有意な差を認めず、更に18%では肝障害牛が発生し...
要約 肥育牛の配合飼料にアマニ油由来の脂肪酸カルシウムを4%添加することにより、メタン発生量を乾物摂取量あたりで3~5%、増体あたりで14%程度削減することができる。また、増体、枝肉歩留、ロース中脂...
乳用種去勢牛の給与混合飼料中の総繊維とデンプン含量による増体量と飼料効率向上
要約 乳用種去勢牛における肥育前期及び肥育中期は、給与混合飼料中の総繊維(NDF)含量を高く、デンプン含量を低くすると、肥育各期の乾物及び可消化養分総量の摂取量が多くなり、増体量及び飼料効率が向上する。...