要約 採草地で秋期に3番草に対して放牧を導入する兼用利用をおこなうと、尿が草地に広く排泄散布され、尿あとの面積は草地の約20%を占める。その尿あとでは、翌春の1番草の収量が増加し、尿が秋施肥的な効果を...
要約 「雄山錦(おやまにしき)」は、富山県では早生の晩で、穂重型の粳種である。「五百万石」よりやや長稈だが倒伏に強く多収である。千粒重が大きく麹の繁殖に適した心白発現も良く、大吟醸酒などを造るための...
要約 トールフェスク及びケンタッキーブルーグラスの芝草品種は収量の季節変動が少なく、不耕起造成により省力的に草地造成が可能で、造成後は各放牧後に追肥を行うことで良好な草勢が維持できる。 背景・ねらい ...
要約 日本に自生する匍匐性タイム、イブキジャコウソウは、挿し芽後約1ヶ月で95%以上が発根し、鉢上げ可能となる(最低夜温4℃以上)。鉢上げ時に用土1リットルあたり緩効性肥料を2~4g混合し、腰水潅水...
黄化処理を利用した取木によるリンゴ極わい性台木JM5、M.27の根量増加法
要約 マルバ台に接木したリンゴ極わい性台木JM5、M.27の発根は、黄化処理を利用した取木法により通常の取木法に比べて著しく増加する。根系台木を除去すれば、十分に発根したわい性台木が得られる。 背景・ねらい...
マクロシードペレットによる野草地・林内野草地の簡易草地改良技術
要約 専用の成形複合肥料の表面に牧草種子を糊付けしたマクロシードペレットは、不耕起で野草地や林内野草地に牧草を定着させることが可能であり、低密度で播けば、牧草と野草の混生草地に、高密度で播けば、牧草...
要約 植付けほ場はpHを5前後に調整し、施肥量を三要素共に2.0kg/aとし、緩効性被覆肥料で全量基肥施用する。種苗は、新芽を4個持った長さ20㎝以上の根茎先端部を用い、植付け量を35kg(約7,000芽)/aとする。 背景...
オリエンタルハイブリッド系ユリにおけるリン片繁殖球根の肥大経過
要約 オリエンタルハイブリッド系ユリのリン片繁殖は、リン片ざし後2年球で花蕾数3輪以上の個体は、「カサブランカ」で60%、「ル・レーブ」、「スターゲーザー」で9%であり、リン片ざしによる球根養成年限は、「...
要約 マルバカイドウ台苗木のつくり方として、長さ15~20cm、基部直径0.7cm以上のマルバカイドウ1年枝に品種の1年枝を通常どおり切り接ぎし、これを発泡スチロール箱に火山灰土壌を入れて挿し木すると、優良苗木...
要約 シバは、酵素法によるセルラーゼ不溶性分画(Ob)が乾物中71.0%と消化性の低い飼料であり、年次的にも季節的にも変動が少ない。推定TDNは50.0%、推定DCPは4.9%で、生育期間を通じて質的にきわめて安定した...
要約 シバは、酵素法によるセルラーゼ不溶性分画(Ob)が乾物中71.0%と消化性の低い飼料であり、年次的にも季節的にも変動が少ない。推定TDNは50.0%、推定DCPは4.9%で、生育期間を通じて質的にきわめて安定し...
要約 公共育成牧場の草地・家畜飼養管理を充実し育成預託牛の確保を図るには、豊富な労働力・人材の確保が必要である。そのためには、年間就業を可能とする周年預託、研修対応、牧場資源の高付加価値化、観光事...
要約 公共育成牧場の草地・家畜飼養管理を充実し育成預託牛の確保を図るには、豊富な労働力・人材の確保が必要である。そのためには、年間就業を可能とする周年預託、研修対応、牧場資源の高付加価値化、観光事...
イタリアンライグラス草地における肉用肥育素牛の冬季放牧育成技術
要約 4カ月齢の黒毛和種去勢雄牛をイタリアンライグラス草地で10月から翌年の5月まで約210日間放牧飼養し、0.76~0.82kgの高い日増体量を得る肉用肥育素牛の冬季放牧育成技術を開発した。 背景・ねらい 従来から...