要約 特産鶏を収容した平飼い鶏舎で、プラスチック製ネット床の平飼い鶏舎では、落下細菌数が土間よりも、87%減少した。また、種卵にサルモネラを6×104CFU塗布し、弱酸性機能水に3分間浸漬した結果、菌数が検...
要約 水田で雑草化している多年生のヌマツルギクは、摂氏20度以上で不定根を旺盛に発根する切断茎で栄養繁殖し、種子での繁殖は認められない。防除法は代かきによる耕種的防除が優れ、薬剤防除ではベンスルフロン...
早期水稲栽培田における多年生雑草ショクヨウガヤツリの塊茎密度低減化技術
要約 早期水稲収穫後の連続耕うんあるいは開花期のグリホサート液剤の散布を2年続けて実施することにより、ショクヨウガヤツリの生存塊茎密度は放任管理した場合のそれぞれ1/15、1/40程度に減少する。1年だけで防...
要約 カーネーション栽培において、クロウリハムシが特に寄生しやすいDianthus pungens をおとり植物としてハウス周辺に1m間隔で植栽すると、クロウリハムシ寄生虫数と被害が減少する。 背景・ねらい クロウリ...
ナシ白紋羽病のフルアジナム水和剤の植え穴灌注処理による予防対策
要約 ナシ白紋羽病の発病跡地に改植する場合、苗木植え付け時のフルアジナム水和剤の植え穴灌注処理の防除効果が高く、省力的な処理方法として有効である。 背景・ねらい ナシ白紋羽病の発病樹の治療対策として...
要約 防虫ネットによる開口部被覆、定植時粒剤処理、天敵としてタイリクヒメハナカメムシ、導入寄生蜂(イサエアヒメコバチ、ハモグリコマユバチ)の放飼およびこれらの天敵に影響の少ない選択性殺虫剤を組み合わ...
要約 シンテッポウユリ新品種「阿波の白雪」は、「新雪」から選抜・育成した品種であり、生育開花そろいが良好で、花がやや上向きに咲き、葉枯病にも市販品種と同等の強さを示す早生の品種である。 背景・ねらい ...
要約 農作物,家畜,林業および水産業に被害を及ぼす野生生物の特徴,被害発生状況と防除対策を記述するホームページを作成して,広く情報を提供する。 背景・ねらい 近年,カラス・スズメ等の鳥類,シカ・イノシ...
要約 キウイフルーツ果実軟腐病菌は主として粗皮で繁殖し、粗皮を削ることにより本病の発生を抑制できる。 背景・ねらい
キウイフルーツ果実軟腐病は、年により多発生し安定生産の大きな阻害要因となっている...
要約 キシュウスズメノヒエの茎は乾燥によって死滅するが、耕耘による切断と土中への埋没では防除できない。早期水稲刈跡では、非選択性除草剤による防除効果が高く、グリホサート液剤、グルホシネート液剤、ビア...
アフリカ豚コレラウイルスp32及びp54の発現と診断への応用
要約 アフリカ豚コレラウイルス(ASFV)の主要抗原タンパク質p32,p54を組換えバキュロウイルスを用いて発現させた。発現タンパク質とASFV感染豚野外血清及びASFV接種豚経過血清との反応性を調べた結果,診断...
要約 岩手県で代表的な斑点米カメムシであるアカスジメクラガメは、ヒエ類の多発した水田ではイネの出穂期前から侵入し、繁殖する。1999年の調査では、ヒエ類の密度が高い水田ほど斑点米率が高い傾向が見られたこ...
要約 キク挿し芽上のナミハダニ黄緑型は、雌成虫は展開葉すべてに、卵は4葉位以下、幼若虫は5葉位以下に多く寄生する。ハダニが寄生した挿し芽をミルベメクチンやエトキサゾールに浸漬すると、定植1か月後まで...
要約 スギナの根茎切片を用いて塊茎形成を誘導する培養方法を確立した。この培養方法により約2ヶ月で塊茎が形成されるため,維管束周辺の形態変化を解析することができる。 背景・ねらい スギナは除草剤等に...
中国中山間地域の肉牛繁殖・稲作複合営農における里地放牧導入の経営的効果
要約 視覚的誘引効果だけでアブを誘引し炭酸ガスを使用しないボックストラップを適切に配置するための簡易な設置場所選定基準を作成した。この基準に基づいてトラップを設置することにより、多数のアブを捕殺でき...
要約 シバ(Zoysia japonica)の新系統「愛媛41―5」は国内エコタイプを育種資源に室内検定及び圃場検定により開発されたラージパッチ耐病性(病原菌:Rhyzoctonia solonai)に優れる品種である。 繁殖性及び初冬季...
要約 実生ワルナスビは出芽後30日頃から急速に伸長し、出芽後5日目の双葉展開時期に地上部が切断されても再生能力がある。さらに、出芽後30日目の地表面から10cmまでの平均根径が1~1.5mmに達した根では萌芽能力...
昆虫病原性糸状菌Beauveria bassiana を培養した紐によるイエバエ成虫の防除
要約 昆虫病原性糸状菌Beauveria bassianaを培養した紐をイエバエの発生場所の上部に張っておくことにより、これに静止したイエバエ等の成虫は感染して死亡する。 背景・ねらい 畜舎内に発生するハエ類の防除は薬...
要約 牛のノサシバエに対する誘引性は年齢、性別により差があり、牛群中の誘引性の高い牛に選択的に薬剤を塗布することにより、糞分解者としての役割を持つノイエバエの個体数を大きく低下させることなくノサシバ...
要約 多年生外来雑草ワルナスビが種子及び根片繁殖した場合、その根部は水平方向にはあまり伸長しないものの地中深くまで伸長し、作土層の根群がロータリ耕耘により切断、攪乱されることにより地上茎の分布域も圃...