要約 水田放牧の導入により、飼養管理時間の省力化が図られ、舎内労働時間は66%に削減され、労働の平準化が図られるとともに飼料費も節減することができる。削減された労働時間を活用して増頭することで、労働生...
イタリアンライグラスサイレージを用いた混合飼料給与による黒毛和種子牛育成
要約 黒毛和種子牛育成において、イタリアンライグラスサイレージを約4割含む混合飼料を育成期間(120~240日齢)給与すると分離給与と同等の栄養摂取量および発育が望める。 キーワード 混合飼料、黒毛和種、子牛...
要約 中山間地域における肉用牛繁殖経営を対象とする、里地放牧技術の診断票である。放牧馴致、家畜衛生と生産、放牧施設整備と安全対策、草地管理、畜産経営の革新、地域農業への貢献の6局面についてチェック...
飼料中分解性及び非分解性蛋白質含量を高めた発育促進牛の乳生産性
要約 乳用育成牛の初産分娩月齢の早期化を目的として、初産種付け期までの発育を促進させる場合の給与飼料中の分解性蛋白質及び非分解性蛋白質含量の違いは、乳生産性に影響を及ぼさない。 背景・ねらい 生後90日...
要約 マーカーアシスト導入法により金華豚のシェアバリュー(肉の柔らかさ)QTLをデュロック種へ導入したところ、金華豚型アリルはデュロック型アリルと比較し、肉を柔らかくする効果があることが明らかになった...
要約 無施肥のシバ優占草地に春~秋連続放牧し、可消化養分総量2.2kg/日を上限補給した黒毛和種繁殖成雌牛は、養分摂取量と血液性状から、エネルギーとリンが、蛋白質とカルシウムよりも不足しやすい。子牛は成雌...
要約
乳牛の排卵同期化・定時人工授精と通常人工授精との妊娠率には差はない
要約 50頭規模の乳牛群について、排卵同期化・定時人工授精法(OVSYNCH/TAI)を利用した繁殖成績は通常人工授精のものと比較し、分娩後150日までの延べ受胎率が各々45.1%、48.7%、妊娠率が各々82.9%、86.7%...
超音波皮下脂肪測定値を活用した繁殖牛の栄養度と繁殖成績の推定
要約 分娩前後の皮下脂肪蓄積量が高い部位は臀部であり、分娩前の臀部皮下脂肪蓄積量が26~35mmの範囲で、分娩後の受胎性が高まる。分娩前の臀部皮下脂肪蓄積量と栄養度判定を組み合わせた繁殖栄養簡易早見表を活...
要約 初回授精時期までの日増体量(DG)を高めて21~22カ月齢で初産分娩をさせても、体格が充分であれば安全な分娩は可能である。しかしながら、1,000gを上回るDGは乳生産を低下させる可能性がある。 キーワード <...
要約 乾乳後期のイオンバランス調整剤添加は、乳牛の周産期疾病(低Ca血症)の発生予防並びに分娩後の発情回帰日数の短縮に有効である。 キーワード 乳用牛、イオンバランス、栄養管理 背景・ねらい 購入飼料依存...
早期親子分離技術と放牧を組み合わせた黒毛和種繁殖牛の飼養管理技術
要約 黒毛和種繁殖雌牛において早期親子分離を行うと、イタリアンライグラス、バヒアグラスの放牧時に、補助飼料として稲ワラだけで適正な栄養度を維持でき、1年1産が可能となる。 背景・ねらい 黒毛和種繁殖農家...
要約 経産牛、初産牛における移行期(分娩前3週間)のCP給与水準は、経産牛では充足率110%、飼料乾物中CP含量12%で乳量は安定し、繁殖成績及び疾病発生状況等に影響なく、初産牛では、充足率120%、飼料乾物中CP...
要約 乳牛の繁殖成績は、周産期の健康、栄養充足ならびに発情発見技術によって大きく影響 キーワード 乳牛、繁殖、周産期、乳成分、初乳性状、発情発見、健康、モニタリング 背景・ねらい 乳牛の繁殖性向上のため...
要約 経産牛、初妊牛における移行期(分娩前3週間)の飼料乾物中CP含量を、経産牛では12%、初妊牛では14%にすることにより、飼料摂取量、繁殖成績及び疾病発生状況等に影響することなく、分娩後の乳量、乳成分...
要約 「ニホンカイL2」は系統豚「ニホンカイ」と同程度の産肉性、繁殖性を維持しながら肢蹄強健性の改良とむれ肉になりやすい遺伝因子を排除する。肢蹄改良の選抜情報として外観的肢蹄評価に加え、骨軟骨症の情...
要約 トウキョウXの原種豚群の繁殖成績は、産子数9.1±2.9頭、哺乳開始頭数7.8±3.0頭、離乳頭数6.6±2.9頭、育成率84.8%および妊娠期間114.0±2.5日である。 キーワード ブタ、トウキョウX、繁殖、産子数、妊娠期...
要約 市販の深部膣内電気抵抗値測定器を用いて、豚の妊娠判定の基準(授精後の次回発情予定日1~3日前の計測値が300以上を受胎、300より低値であれば不受胎)を設定し、妊娠診断を行うと、妊娠(受胎)的中率は80...
周産期乳牛へのバイパスコリンおよび液状カルシウムの給与と分娩後の繁殖機能
要約 周産期乳牛にバイパスコリンを給与することで分娩後の栄養状態が改善され、卵巣機能の再始動が早まる。また、分娩直後、翌日および30日後に液状カルシウム製剤を給与することにより胎盤停滞の発生が減り、子...
産乳と繁殖成績に及ぼす乾乳後期のTDN要求量130%給与の効果
要約 乾乳後期のエネルギー不足を是正するための、TDN要求量を130%とした飼料給与は、標準の100%とした給与に比べ、乾物摂取量、乳量、ならびに初回排卵までの日数、初回発情までの日数、初回授精までの日数...