温暖地における秋どりレタスでの品種と高畝・全面マルチによる湿害軽減技術
要約 秋どりレタス栽培において、「スターレイ」および「ゴジラ」は湛水条件下でも調製重やA品球率が高い品種である。高畝栽培では13cmの地下水位確保で、圃場湛水の影響が小さく、湿害の軽減が図れ、また、全面...
耕うん同時畝立て播種機を利用した飼料用トウモロコシの湿害軽減技術
要約 飼料用トウモロコシは、生育期間中の地下水位が-40cm以上になる日数割合が増加すると収量が低下する。耕うん同時畝立て播種機で畝立て栽培を行うと、土壌水分が低下し、収量が増加する。湿害を受けて低収量...
要約 水田輪作におけるナタネの播種作業に小明渠浅耕播種機を利用することにより、湿害低減が期待でき、省力的で安定した播種作業ができる。種子繰出し装置は、麦・大豆作に広く利用されている横溝式ロールをナタ...
要約 小畦立て播種栽培は、水田大豆の湿害を軽減し、慣行平畦栽培に比べて概ね10 %増収する。小畦立て播種機は、代かきローターをベースに簡単に組み立てることができ、1行程で3~4条の施肥・播種作業が高能...
要約 パンジーの10月上中旬の出荷を想定した作型において、本葉2~4枚のセル成型苗を2±2℃の暗黒条件下で1~4週間冷蔵すると、高温期の耐暑性が向上し、鉢上げ後の製品化率と開花時の外的品質を高めることが...
テオシントの不定根形成能遺伝子を持つトウモロコシ準同質遺伝子系統
要約 近縁種テオシントが持つ耐湿性に関係する不定根形成能を支配するQTLを導入したトウモロコシ準同質遺伝子系統は、湛水条件下での地表の不定根形成能が優れる。本系統は耐湿性トウモロコシの育種素材としての...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎水分...
ダイズ調湿種子と殺菌剤種子粉衣の併用による冠水時の出芽安定化
要約 圃場の冠水時に出芽向上効果をもつダイズ種子の調湿処理は、高地温や冠水の長期化に伴い雑菌の影響を受けやすくなりその効果が低下する。そのため、調湿種子に殺菌剤を種子粉衣することにより出芽の安定化が...
要約 サチホゴールデンの施肥水準は、収量・麦芽品質が安定する標肥からやや多肥(N6.5~7.5kg/10a)が、播種水準は標播(8.5kg/10a)が、播種時期は被害粒の発生が少なく麦芽品質が安定している標準播(11/5~11...
要約 関東北部のナタネ後ヒマワリの播種期は6月下旬となる。播種時期が梅雨にあたるため,転換畑では、小明渠浅耕播種機で地表排水を図る。播種後約1ヶ月の追肥は収量確保に有効である。機械収穫は、花床・茎...
関東北部の転換畑におけるナタネ品種「キラリボシ」の機械化栽培法
要約 関東北部では霜柱による凍上害を避けるため,10月中に播種する。転換畑では播種時の冠水害を軽減するため,小明渠浅耕播種機を用いる。栽植密度は少なくとも30本/m2以上とし,春季の追肥を行う。ナタネの...
要約 小明渠浅耕播種機の作溝用サイドディスクの取付角度を、現行の25°から20°にすることによって、ディスク背面の摩擦抵抗を発生させることなく、ディスク破損の要因となるけん引抵抗を2~4割低減できる。 キ...
要約 耕うん同時畝立て播種作業機のロータリ両端耕うん爪配列を内向きにし、畝幅150cm以上の平高畝を作りながら同時に3条以上のダイズを播種する作業技術である。一工程で耕うんから播種までの作業を行い、畝...
多収で難穂発芽性の初の春播き栽培向けそば新品種「春のいぶき」
要約 そば「春のいぶき」は西南暖地の春に播種して初夏に収穫する春播き栽培に適する初めての育成品種である。子実重は「しなの夏そば」より多く、穂発芽は「しなの夏そば」より少ない。食味は良く、前年北海道産...
要約 トルコギキョウは茎と根の皮層部に連続した空隙を形成する。この空隙は、根への嫌気刺激がない状態においても細胞の崩壊によって幼苗期から形成され、基部から先端に向かって発達する。この組織は湿生植物の...
要約
ダイズ・コムギ作での浅耕栽培の継続が水田転換畑作土層の理化学性に及ぼす影響
要約 水田転換畑のダイズ・コムギ栽培において、小明渠作溝同時浅耕施肥播種と無中耕無培土管理を連続して行うことにより、浅耕部分の全炭素、全窒素含有量、交換性カリ、有効態リン酸含量が増加する。 キーワ...
耕うん同時畝立て播種作業機の汎用利用によるムギ・ソバの湿害軽減技術
要約 ダイズ用に開発した耕うん同時畝立て播種作業機の耕うん爪配列を変更し、平高畝を作りながら同時にムギやソバを播種する作業技術である。一工程で耕うんと同時に畝立て、施肥、播種作業を行い、畝立てによ...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
要約 気象観測データおよび予測データを用いて農作物生育予測情報、深水管理情報等の情報を発信するウェブシステムは、GISソフトウェアにより任意の地域の情報を提示し、生産関係者が農業気象災害軽減のための栽...