要約 ウスコカクモンハマキ Adoxophyes dubia は、チャの重要害虫であるチャノコカクモンハマキの同胞種で、性フェロモンの組成や発育零点、有効積算温度等が異なる。本種は、静岡から沖縄までの広い地域に分布し...
要約 無農薬栽培茶園では、害虫の発生が多く、特に、チャノミドリヒメヨコバイは一番茶以降の発生密度が高くなり、二、三番茶の茶芽生育及び収量が低下する。 キーワード 無農薬茶園、チャノミドリヒメヨコバイ、...
要約 ナガチャコガネ 3齢幼虫の発生時期である秋冬期に茶園雨落ち部における25cm立方の土壌中に幼虫が 6頭以上いる場合、翌年の一番茶芽に被害が見られ、要防除密度と推定される。 背景・ねらい 茶樹は、ナガチャ...
要約 〔要約〕ミカンキイロアザミウマは、低温における絶食耐性が高く、0℃以下での低温耐性も高い。一方、40℃以上での高温耐性が低い。 キーワード ミカンキイロアザミウマ、絶食耐性、低温耐性、高温耐性野菜・...
ハスモンヨトウ・キチナーゼ遺伝子のクローニングとタンパク質発現
要約 〔要約〕ハスモンヨトウからクローニングしたキチナーゼ遺伝子を、バキュロウイルスに導入し、高いキチナーゼ活性を持つ組換えタンパク質を得た。本種のキチナーゼとウイルス由来のキチナーゼには、基質特異...
要約 果樹園、茶園ともに第1層の浅層化と可給態リン酸含量の増加が著しい。特に、ブドウ園や茶園では可給態リン酸含量が全調査ほ場で改善目標値(50mg/100g)の上限を越えている。一方、茶園ではpHが改善目標値(...
要約 チャノコカクモンハマキとチャハマキの防除を目的とする従来の交信攪乱剤は,10年以上連続して使用されてきた地域の一部の茶園で効果が低下している。そこで,これに代わるものとして両種の性フェロモン関...
要約 茶の主要害虫であるカンザワハダニ、チャノコカクモンハマキを天敵(ケナガカブリダニ、顆粒病ウイルス)利用により防除を行うことで、化学合成農薬の散布農薬数を50%、散布回数を30%削減しても慣行防除と...
要約 日本の茶園では未記録であるチャノナガサビダニとチャノサビダニの天敵微生物 Hirsutella thompsoniiの発生を認めた。本菌はサビダニ類の発生に少なからぬ影響を与えていることが推定された。 背景・ねらい ...
要約 二番茶製茶時の炭疽病の被害芽重率(製茶する生葉重に対する被害芽重の割合)が3%以下では品質の低下は認められず、5%以上では品質が低下する。 背景・ねらい 省農薬を目的とした要防除水準設定のための基礎資...
要約 てん茶の自然仕立て園では、縦型ノズルを使用して防除すると葉裏や茶樹の下部への薬液の付着が良くなり防除効果を高めることができる。さらにタンク、動力噴霧機を積載した自走散布機を使用した場合、薬液量...
黄色粘着トラップを用いたカンザワハダニ発生量の簡易モニタリング法
要約 黄色粘着トラップを茶摘採面上に粘着面を上向きに24時間設置するだけで、4月以降茶生育期のカンザワハダニ発生量を簡単にモニタリングすることができる。 背景・ねらい カンザワハダニは茶病害虫の中で最も...
シミュレ−ションによるミナミキイロアザミウマに対するナミヒメハナカメムシの放飼効果の評価
要約
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
要約 無農薬茶園における主要な捕食性天敵はクモ類、ケナガカブリダニ、ハダニアザミウマ、寄生性天敵はキイロタマゴバチ、コマユバチ類、アザミウマタマゴバチである。寄生性天敵の寄生率は高い場合チャノコカク...
要約 チャ秋芽の生育停止期は、10月下旬~12月中旬で品種差異があるが、一番茶萌芽期との相関は低い。生育停止期の遅い品種は、裂傷型凍害抵抗性が弱く、チャノホソガ越冬世代の発生量が多い傾向がある。宮崎県総...
要約 直接被覆によってアミノ酸含量が高く、カテキン含量の低い高品質のかぶせ茶を生産するには、遮光率80%の資材を用いて2.5葉期から8日間以上被覆するとよい。福岡県農業総合試験場・八女分場・茶研究室 背景・...
硝酸塩代謝能を欠くFusarium oxysporumの選択培地「Fo-N培地」(研究)
要約 土壌中のF. oxysporum硝酸塩代謝能欠損菌株(nit菌)を選択的に分離できる「Fo-N培地」を作出した。希釈平板法で10倍に希釈した土壌懸濁液を試料にしても、培養初期にはnit菌のみが大型コロニーを形成し、識...
揮発性静菌物質生産糸状菌によるパセリうどんこ病の防除(研究)
要約 未同定糸状菌Kyu-W63菌は、揮発性抗菌物質を生産してパセリうどんこ病菌の胞子発芽を抑制するとともに、設施内のパセリうどんこ病の防除にも効果を示す。 キーワード Kyu-W63菌、揮発性抗菌物質、設施、パセ...
要約 インターネットを使って、任意の場所から製茶工程を監視・制御できるシステムを開発した。このシステムは、専用プログラムによる遠隔操作機能の他に、ブラウザによるモニタ機能、電子メールによる通知機能を...