要約 重粘土転換畑の地耐力が低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車に装着する野菜管理用アタッチメントを開発した。定植前除草剤散布、定植後の灌水、畝間除草剤散布、殺虫殺菌剤散布作業...
野菜管理作業用アタッチメント開発によるクローラ運搬車の汎用利用
要約 〔要約〕重粘土転換畑の地耐力の低い圃場において、重量野菜の搬出作業に適したクローラ運搬車を利用した野菜管理用アタッチメントを開発した。移植前除草剤散布、移植後灌水、畝間除草剤散布、薬剤散布作業...
要約 市販の殺虫剤・殺菌剤など6種の薬剤と既存の鳥類用忌避剤であるチウラムのキジバト、スズメ、ムクドリに対する忌避効果を飼育下で検定したところ、フェニトロチオンがチウラムに匹敵する高い効果を有してい...
要約 殺虫剤を使用せず、砂糖を主体とした誘引液を入れた、プラスチック容器で作成したイエバエの誘殺器は、1誘殺器・1日あたり500~600個体を誘殺できる。 背景・ねらい
イエバエの発生は、病原性大腸...
要約 サトウキビ側枝苗栽培(NiF8春・夏植え、Ni9夏植え)の雑草防除は、活着後に除草剤DCMU50g/10aを土壌処理することで、除草効果が高く、薬害による生育阻害はほとんどみられなかった。沖縄県農業試験場八重山...
産業用無人ヘリコプター利用によるかんきつのアブラムシ類、ゴマダラカミキリの薬剤防除
要約 産業用無人ヘリコプターによる高濃度少量散布は、かんきつのアブラムシ類とゴマダラカミキリに対して、高い防除効果が期待でき、特に傾斜地園での省力防除手段として有力である。アブラムシ類に対してはイミ...
露地栽培ブドウ`巨峰'の黒とう病、枝膨病に対する萌芽直前〜生育初期における効率的防除体系と萌芽直前散布の重要性
要約 露地栽培ブドウ`巨峰'において、黒とう病、枝膨病の両病害に対して効果の高い薬剤を萌芽直前、展葉3~5枚時、展葉8~10枚時に散布することで、従来のベンズイミダゾール系薬剤の萌芽直前1回の高濃度散布に比...
マメハモグリバエの土着寄生蜂Neochrysocharisokazakiiの大量増殖法
要約 マメハモグリバエの土着寄生蜂の一種であるNeochrysocharis okazakiiの発育零点は雄摂氏11.5度、雌摂氏11.3度、有効積算温度は雄157.2日度、雌169.2日度である。この結果を基に、既に確立しているマメハモグ...
高度精製マシン油乳剤によるハウスミカンのミカンハダニの効率的防除法
要約 中期加温型ハウス栽培の温州ミカンにおいて高度精製マシン油乳剤の200倍を加温開始約1カ月前に散布し、さらに200倍または400倍を幼果期に散布することで、ミカンハダニを効率的に防除できる。長崎県果樹試験...
要約 ナシ園において交信攪乱剤を用いることによってハマキムシ類やシンクイムシ類に対する防除回数が削減できる。さらに、副次効果として、ハダニ類やアブラムシ類の天敵が増加し、両害虫の発生量が抑制されるこ...
要約 砂地のショウガのハウス栽培における臭化メチル代替薬剤として、カーバムナトリウム塩液剤(原液として60リットル/10a、散布・土壌混和)は、根茎腐敗病及び雑草に対して高い防除効果がみられ有望である。 ...
要約 強稈、良質・多収で、成熟期が「日本晴」並の中生で、縞葉枯病抵抗性を有するうるち種の水稲「あさひの夢」を、「日本晴」に代えて奨励品種に採用する 背景・ねらい 岐阜県で昭和38年に奨励品種として採用さ...
要約 クスアナアキゾウムシの薬剤防除には、クロルフェナピル水和剤及びクロルピリホス乳剤が有効である。 背景・ねらい 小田原市西部地域でミカンの転作作物としてシキミ栽培が導入されたが、最近シキミの材内を...
要約 6月散播湛水直播水稲では、極早生品種を除き、紋枯病の発生が少なく、経済的被害許容水準よりも低いことから、薬剤防除は不要である。 背景・ねらい 近年、環境への影響や食糧の安全性に対する懸念から農薬...
要約 降雨に基づいてキク白さび病の感染時期を推定し、キクの中位葉以上の葉表に7日以上の間隔で病斑抑制効果の高いDMI剤を散布すれば、慣行散布と同等の防除効果が認められ、薬量が約70%削減できる。 背景・...
要約 開発したレール式自動薬剤散布装置は、ハウス内のレールを懸架走行し、ホースで送られてきた薬液をブームノズルで散布する。本装置は比較的規模の大きい棚田の水平連棟ハウスで使用し、自動往復作業と簡易な...
等高線畝栽培の傾斜ハウスに対応したレール式遠隔操作薬剤散布機
要約 開発したレール式遠隔操作薬剤散布機は、傾斜ハウス内の等高線方向に設置したレールを懸架走行し、ホースで送られてきた薬液をブームノズルで散布する小型軽量機である。脱着・移動は手動で行い、最大30m離...
麦あと湛水散播水稲における「ころび型倒伏」軽減のための水管理法
要約 湛水散播で発生しやすい「ころび型倒伏」は、(1)播種後の落水出芽方式と(2)間断灌水、及び(3)中干しの早期開始による強い中干しを組み合わせた水管理法の実施で軽減でき、登熟向上による収量確保と作業性の...
要約 ネギコガは休眠性を有し、岩手県では成虫態で越冬している可能性が高いことが明らかとなった。そのため既知の発育零点、有効積算温度による発生予察から適期防除が可能となり、ネギについては年間3~4回の農...
要約 麦あと湛直水稲栽培でのイチモンジセセリ(イネツトムシ)第2世代幼虫の発生量は同時期の移植水稲に比較して多く、6月上旬(大麦あと)より6月下旬(小麦あと)では更に多い。実測孵化日は、湛直栽培などの...