脂肪含量の高い製造副産物の給与による肉用育成雌牛からのメタン産生抑制
要約 給与飼料中に脂肪含有率の高いビール粕、トウフ粕あるいは生米ヌカを適正に用いることにより、育成期の黒毛和種雌牛からのメタン産生を抑制することができる。 キーワード 動物栄養、肉用牛、脂肪質飼料、生...
要約 開発した装置は、湧水を取水・ろ過・貯水したのち、落差を利用して育苗ハウス内に送水し培地を冷却できる。安定した低水温が得られるため冷房コストが低減でき、中山間傾斜地の高温期における花き等の低コス...
プロジェステロン膣内挿入製剤利用による一年一産の子牛生産技術
要約 分娩後の親子同居飼育下で、分娩後40日にプロジェステロン膣内挿入製剤(CIDR)を挿入し、45日目にエストラジオール(E)を投与、52日目にCIDRを抜去し発情回帰を促した結果、CIDR+E2mg区で一年一産を達成で...
フリーストール1群管理下における泌乳初期牛に対するCCFの活用
要約 フリーストール方式において、TMR自由採食下で1群管理する場合、泌乳初期の乳牛にCCFを用いた配合飼料の増給を行うことにより、泌乳量、および繁殖成績が改善する。福岡農総試・畜産研究所・大家畜部・乳牛...
要約 放牧育成期間中の黒毛和種子牛の増体量を舎飼い並に改善するため、体重当たり1%の別飼い飼料給与による親子輪換放牧を行った結果、舎飼い育成並みの増体量を確保することができた。 背景・ねらい 黒毛和種...
要約 分娩後2日で母子分離すると、母牛の発情回帰が早くなり、分娩後早期からの授精により分娩間隔が短縮できる。子牛は、カーフハッチで管理し生後42日まで1日当たり600gの代用乳で哺乳育成することにより、白痢...
夏期における搾乳牛の12時間夜間放牧による牛乳中体細胞数の減少効果
要約 搾乳牛に対する夏期の12時間夜間放牧の導入により、牛乳中体細胞数の低下、ならびに、舎内滞在時間帯における排ふん頻度の減少による舎内へのふん尿排泄量の軽減が期待できる。熊本県農業研究センター畜産研...
要約 ランダムプライマ-IBRC-RP07を用いたRAPD分析により、雄及び両性特異的に増幅される450bpの長さの多型(性識別マーカー)を得た。SCARマーカーへの変換及びサザンハイブリダイゼーションの結果、性識別マー...
スターチス・シヌアータ栄養系品種「アイスター」の育成とその特性
要約 スターチス・シヌアータの栄養系品種「アイスター」系5品種は種子系品種「ソピア」から選抜した有望個体をクローン増殖して育成された。秋冬出し作型等に適応性が高く、花穂の揃いの良い多収性の品種である...
要約 栄養系鉢物りんどうの挿し木繁殖は天挿し、管挿しとも節部を培土に埋設することで発根が向上し、越冬芽は節部に形成する。採穂時の母株の生育節数は8節程度が適し、頂部から4節までを利用するが天挿し2節、...
要約 九州高原草地では、トールフェスクやオーチャードグラス主体のASPを、繁殖牛1頭当たり0.5~0.7ha用意することで、12月から3月までの冬季放牧が可能である。 背景・ねらい 阿蘇地域では約2万haの草資源を活用...
中国中山間地域の肉牛繁殖・稲作複合営農における里地放牧導入の経営的効果
要約 視覚的誘引効果だけでアブを誘引し炭酸ガスを使用しないボックストラップを適切に配置するための簡易な設置場所選定基準を作成した。この基準に基づいてトラップを設置することにより、多数のアブを捕殺でき...
九州高原草地における牧草と野草を組み合わせた周年放牧のための草地利用方式
要約 九州高原草地を対象として、繁殖牛1頭(500kg)に対してトールフェスク草地30a、イタリアンライグラス草地14aおよび野草地125aを組み合わせて放牧利用することで、放牧専用地における補助飼料給与を必要としな...
要約 黒毛和種子牛の人工哺育において35および42日齢で早期離乳しても離乳後の飼 料摂取量が良好である限り、35齢離乳でも自然哺乳子牛との発育の差はなく、人工哺育 を行った母牛の空胎期間が24日短縮された。 ...
要約 ビーズガラス化法により、ばれいしょ、いちご、ゆり、やまのいもの培養茎頂の超低温保存法を確立した。超低温保存後の植物の外観や生育量とそのばらつき及びRAPD分析の結果は液体窒素処理していない植物体と...
要約 肉牛母子牛の、親のみが通れて子牛が通れない母子分離用ゲートを開発した。また、親牛がこのゲートを通れるように馴致する簡単な方法を示した。このゲートを用いて放牧地で制限哺乳を行ったところ、3か月齢...
クール宅配便を利用して輸送した豚人工授精用精液の保存技術の確立
要約 《豚人工授精用精液》の《クール宅配便(5℃設定)の保存温度》での《精液配布システム》を確立するため、宅配便による《農家実証》を行ったところ良好な繁殖成績が得られた。 背景・ねらい 養豚場において各...
要約 冬季放牧おいて放牧牛1頭当たり0.5haのASP草地を準備すれば、ハイリスクな状態にある妊娠牛においても生理的・臨床的に何ら異常を認めることはなく、安全に放牧を実施することができる。 背景・ねらい 阿蘇...
要約 305日間乳代が最も多い分娩月は、初産牛では4、5月、2産牛以上では2、3月である。逆に少ない分娩月は、初産牛、2産牛以上共に9月である。所得は、初産牛、2産牛共に4、5月分娩牛が多く、9月分娩牛が少ない。...
要約 夏期の暑熱期にペットボトルを用いて、授乳豚の背面に氷水を滴下すると、気温上昇による体温、呼吸数、飼料摂取量への影響が小さくなり、暑熱対策として有効である。 背景・ねらい 近年、養豚経営では、豚...