要約 生分解性フィルムで根域制限することにより、若苗定植したトマトの初期生育を抑制し、正常果率を高めることができる。トマトの根はフィルムの分解にともなって伸長するので、慣行の成苗定植に近い生育を示す...
要約 パインアップルの更新時に古株砕断・敷草後、定植部分だけの耕起により、赤土流出が農家慣行の2%に軽減される。沖縄県農業試験場・化学部・土壌保全研究室 背景・ねらい パインアップルは初期生育が遅いため...
標高300m程度の中山間地域における8、9月出しトルコギキョウの適品種と採花時期
要約 標高300m程度の中山間地域において、普通育苗で高品質なトルコギキョウを8~9月に採花可能な9品種を選定した。これら9品種に定植時期を組み合わせることで、8月下旬から9月上旬にかけて採花を行うことができ...
中山間地域の冷涼な気温を活かしたリーフレタス「フリルアイス」の9月上旬どり
要約 福岡県内の標高340m程度の中山間地域において、リーフレタスの晩抽性品種「フリルアイス」を用いると9月上旬どりが可能である。10a 当たり施肥量は三要素で各12kg程度、裁植密度は5,900 株が適する。冬どり...
要約 アルストロメリア栽培で夏季高温期に地中冷却を行うと、開花が前進し、1株あたりの採花本数および品質が向上する。この場合、床あたり1条で定植すると、慣行の2条定植に比べ品質が向上し、品種によっては単...
冬まきハクサイ+スイートコーン栽培における2作一回施肥による省力化技術
要約 ハクサイの冬まき栽培の後作としてスイートコーンを栽培する場合、2作分の肥料を1作目のハクサイ作付け前に施肥することで畦の連続使用ができ、作畦、施肥の省力、低コスト化が図れる。鹿児島県農業試験場・...
要約 キャベツ等のセル成型苗の育苗時に、低コストな上方噴霧散水型の散水チューブを利用し、送水と止水を繰り返す間欠灌水を行うことにより、均一な灌水が可能となる。また、育苗箱の重量変化から蒸発散速度を推...
要約 イネのケイ酸と灰分の含有率は、圃場、窒素・ケイ酸肥料施用、栽植密度、年次が異なる場合や、品種を込みにした場合でも高い相関を示す。この特性を活用して、ホールクロップ用飼料イネの嗜好性に関わるケイ...
要約 「こしいぶき」は、新潟県では早生の中間型に属する粳種である。品質・食味はコシヒカリ並に優れ、地域・年次による変動が少なく安定している。高温条件下でも登熟は良好である。 背景・ねらい 新潟県におけ...
要約 水稲の湛水直播栽培におけるカルガモによる被害は、播種様式や播種後水管理等の耕種的対策を組み合わせることにより、無被害圃場の5~10%程度の減収に軽減できる。 背景・ねらい 水稲の湛水直播栽培では、播...
要約 高糖度トマトを隔離床を用いて生産する場合、促成栽培では給液量を3花房開花まで360ml/株/日それ以降320ml/株/日にすることで、第2花房から、半促成栽培では第4花房開花まで280ml/株/日、それ以降480ml/...
中山間地域におけるヒメユリ「スタービューティー」の球根養成技術
要約 ヒメユリ‘スタービューティ’の球根養成では、露地トンネルを利用して8月下旬~9月上旬に1.0~1.5 ?/aを播種し、モミガラを覆土する。切り花用に向く小球以上の球根の目標生産量は1万球/aである。1年...
要約 キク栽培において直接挿し、養液土耕栽培を導入した場合、10a当たり作業時間は3.2~15.9%省力化できる。また、労働時間当たり所得は、直接挿し栽培のみ、または、直接挿しと養液土耕栽培を導入した...
要約 本装置は、養液栽培(高知方式湛液型ロックウールシステム)から生じる排液に含まれる硝酸態窒素やリンを、水田土壌中の微生物の力で硝酸態窒素を無害な窒素ガスに変え、またカキ殻によりリンを除去するも...
要約 トルコギキョウは、育苗用土・肥料を寒天でブロック化し、稚苗で定植すると夏秋どり栽培が可能になり、ほとんどロゼット化せずに採花でき、切り花品質も向上する。 背景・ねらい
トルコギキョウの夏秋...
要約 トルコギキョウの季咲き栽培において、摘心処理は商品性のある切り花生産は有効であり、種苗費の削減もできる。全ての株が抽台した時期に、抽台開始節を残して摘心する。 背景・ねらい トルコギキョウは夏...
要約 コチョウランの葉片からPLB(protocorm like body)を誘導し,継代培養培地に修正Vacin and Went培地のショ糖無添加培地,または,ハイポネックス・ポテト培地(木村,1991)を用いると効率的なPLB増殖が...
要約 キュウリのセルトレイを利用した接ぎ木苗生産には、24穴セルトレイを使用し、カントリーエレベーター等で容易に入手できる粉砕もみがらを利用した粉砕もみがら混合育苗用土を時期別に適正な割合で混合し、液...
イタリアンライグラスおよびヘアリーベッチによるワルナスビの生育抑制
要約 トウモロコシ播種時にイタリアンライグラスまたはヘアリーベッチを播種した場合、除草剤処理に比べて同等のトウモロコシ乾物収量を得ながら、優れたワルナスビの発生抑制効果がある。 背景・ねらい 近年、農...
要約 花壇用苗物は小型容器で栽培することにより生育は抑制されるが、ポットに見合った草姿となる。特に、地上部の小さい品目や生育初期から開花する品目では適応性が高い。また、花壇定植後は慣行とほぼ同等の生...