要約 既存の大豆用コンバインを部品付け替えや設定変更して用いることにより、蒴(さく)褐変初期のゴマを蒴ごと収穫する。加えて、収穫した蒴の乾燥・脱粒・調製作業までの機械化により労働コストを慣行比で60%削...
要約 需要が多い薬用作物のうち「トウキ」、「ミシマサイコ」、「カンゾウ」、「オタネニンジン」および「シャクヤク」の5作目について、作業の省力化、低コスト化と安定生産に資するためのマニュアルである。導...
大規模温暖地水田作経営における長ネギの機械化栽培体系の導入効果
要約 大規模温暖地水田作経営における長ネギ栽培に、機械化による規模拡大および複数品種の栽培による出荷期間の延長を組み合わせた機械化栽培体系を導入することで、長ネギ部門の労働生産性が向上し、労働報酬の...
大規模畑作地帯におけるキャベツの機械収穫作業体系の経営的評価
要約 大規模畑作地帯でのキャベツ機械収穫作業においては、市販の一斉収穫機にトレーラを伴走させて切取作業と調製・箱詰め作業を同時工程で行う新機械収穫体系の導入可能性がある。 キーワード キャベツ、収穫機...
要約 慣行の作業体系にコート種子播種機、トンネル支柱打込・被覆機、にんじん収穫機を導入したにんじんの省力機械化体系は、10a当たりの労働時間を慣行栽培の半分以下の約24時間(普通栽培)、約27時間(トンネ...
要約 作業限界降水量(降雨制約)を変化させて、大豆播種作業可能面積をシミュレーションした。大豆の播種作業限界降水量を現行の2倍にした場合、多雨年における適期内播種可能面積は、23%程度拡大する。福岡県農...
要約 斜度15度程度までの傾斜地におけるレール走行式管理機導入を前提としたテラス式茶園の整備条件は、うねの長さが30~50mで9本以上、ほ場勾配は8度以下、法面高は5m以下である。経営モデルにおいて茶園造成に...
タマネギ+キャベツ栽培における乗用管理機を主体とした省力機械化体系
要約 畑地におけるタマネギ+キャベツ栽培において、トラクタ、乗用管理機、収穫機等を利用することにより慣行体系に比べて約50%の省力化が図られる。機械化体系は、家族労働2人において約5haの栽培ができる。佐賀...
重粘土畑基盤整備地域での春バレイショを中心とした省機械化体系営農モデル力
要約 重粘土基盤整備地域の春バレイショ、冬ニンジン、秋冬ダイコンを組み合わせた輪作体系に、異なる2つの省力機械化体系を導入した営農モデルを策定した。経営規模5haで高性能機械化体系を導入する大規模経営モ...
要約 米の生産コスト低減には、農地集積や作業受委託を進めることが重要である。関係する地域の農業者がこれについての理解を深めるために利用できるシミュレーションシステムを開発した。当該地域の戸数や面積、...
アマランサス、キビ、アワを組み入れた普通畑作物の大型機械化作業体系
要約 小麦、大豆、ソバとアマランサス、キビ、アワ等の雑穀を組み合わせた機械化一貫作業体系を組み立てた。汎用コンバインを用いた場合でシミュレーションすると、オペレータ数3人(最大5人)で最大117ha(損益分岐...
サトウキビ畑からの土砂流出を軽減する減耕起植付機と不耕起株出管理機
要約 サトウキビ畑では、改良型減耕起植付機を用いて更新を行えば、細粒赤土の流出が慣行の69%まで減少する。また、改良型土壌破砕機を用いた不耕起株出しでは、流出量が慣行の21%まで減少し、著しく防止効果が高...
重粘土畑基盤整備圃場における夏播きニンジンの高性能機械化体系
要約 重粘土畑の基盤整備圃場における夏播きニンジン栽培は、長崎農試型テープシーダや乗用管理機、自走式ニンジンハーベスタ等の高性能農業機械を用いることにより、作業時間は10aあたり約43時間と、慣行に比べ...
水稲の不耕起乾田直播技術の導入による規模限界の拡大とコスト低減効果
要約 不耕起乾田直播技術は慣行栽培の移植よりも10a当たりの費用が低くなるだけでなく、移植の規模限界を越えた規模拡大が可能になる。そのため、不耕起直播の10a当たりの費用は移植に比べて1/3程度の費用低減...
単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培を導入した営農モデルと直播導入の効果
要約 水稲作付20ha規模の単作型大規模稲作経営に湛水直播栽培(条播)を組み入れた営農モデルでは、移植栽培体系と比較すると所得は1,690万円程度で5%減少するが、4、5月の労働時間をそれぞれ15%、12%削減でき、...
要約 乗用管理機と歩行型全自動移植機を利用したキャベツ栽培の機械化体系は慣行作業体系よりも作業時間が約2割短縮され、低コスト生産ができる。 背景・ねらい 長野県の野菜生産は露地栽培の結球性野菜が生産額...
要約 慣行の作業体系に種子選別機、にんにく植付機、茎葉刈払機、にんにく堀取機、根切機、盤茎部調製機を新たに加えた省力機械化体系は、10a当たりの労働時間が約200時間と大幅に短縮される。 背景・ねらい 青森...
要約 冬キャベツを基幹とした露地野菜作経営において労働配分を考慮した経営試算がパソコンを利用して簡便にできる。規模別の経営モデルを策定したり、規模拡大と機械の装備、雇用導入などの計画策定に利用でき、...
要約 汎用管理機を利用した主穀作経営及び水稲複合経営の作付規模を線形計画法で試算した。その結果、農繁期に休日を取り入れても最大19ha~25haまで規模拡大が可能となる。経営改善効果は水稲複合経営のほうが大...
要約 中山間地域の、高冷地、急傾斜地の条件で、良質で安定した粗飼料生産と省 力化のための機械化体系が必要である。従来のダイレクトサイレージ体系とロールベールサイレージ体系の作業時間の比較と、さらに大...