作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/㎡程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
作業競合を回避して実収量を高めるための飼料イネ生産体系の要点
要約 収穫時に「コシヒカリ」との作業競合がなく、1t/10a以上の乾物実収量を得たのは、直播栽培では「夢あおば」を用いて穂数が400本/m2程度の時である。6月中旬の移植では、「クサユタカ」を用いた時であるが、...
要約 愛知県西三河沖積地帯のダイズ栽培における過剰な栄養成長を制御するために、乗用管理機前部に2基のレシプロ型刈り取り機を搭載した高能率(0.85ha/h)の摘心作業機を開発した。開発機の摘心により主茎長が...
要約 土中で左右に振動する水平刈取刃を装備し、二名で牽引するタイプの簡易なホウレンソウ根切り機を開発した。多条植のホウレンソウを、手作業の2.5倍の能率で楽に収穫できる。収穫物には茎葉の損傷が発生せず...
要約 開発した方法は、120°の角度で連結した二面鏡、姿勢安定板、リング照明を配置した画像取得部で構成し、1台のカメラでエダマメ莢の全周囲画像を取得することが可能で、傷部や褐変部の検出に利用できる。 キ...
要約 15゜から30゜程度の急傾斜地を抱える公共牧場等の起伏に富んだ牧草地において、掃除刈りや施肥が可能な非乗車型の無線草刈機を用いると、作業者は50~100m離れた所からも無線で作業機を操作でき、安全、快...
要約 慣行の水稲-レタス作は作業競合が見られるが、月旬の必要労働力の減少割合で見た場合、水稲5ha+レタス1ha経営では、水稲疎植栽培技術の導入により約15%、また、レタス迅速移植技術の導入によると約18%...
晩播「あやこがね」を導入した大豆収穫適期日数の拡大と豆腐のうま味向上
要約 標準播「エンレイ」のみの作付体系に晩播「あやこがね」を組み合わせることで収穫適期日数が拡大し、コンバインの刈取可能面積が1.5倍に拡大される。「あやこがね」を晩播する場合の適正栽植密度はm2当たり1...
要約 晩生エダマメ栽培において、晩播と密播することで主茎や分枝の生育を抑制でき、収穫機に適した草姿改善ができるとともに一定の収量確保ができる。 キーワード エダマメ、晩播、密播、草姿改善
背景・ね...
要約 稲発酵粗飼料の生産体系は、地域組織型・コントラクター型・自己完結型の3モデルに大別される。モデル1(地域組織型)で面積20ha規模の場合、飼料イネ栽培は所得が約4.5万円/10a、必要作業日数が10日とな...
夏播きダイコンの1粒播種栽培における斉一性確保のための栽植密度
要約 夏播きダイコンの1粒播種栽培において、ダイコンの生育が揃う栽植密度は品種によって異なる。葉部がコンパクトで根部の肥大が良好な品種は1000株/aの密植で高い斉一性と収量性を確保できるが、葉部の生育が...
要約 中山間地帯の高標高による冷涼気象地帯における飼料イネ栽培は、飼料イネ専用品種を用い、施肥を多めに行い多収とし、早めに落水して地耐力を確保し、専用収穫機を用いて収穫・調製する。 キーワード 飼料イ...
要約 タニソバは変温光条件(17°C16 時間、25°C8 時間)により発芽が促進されるため、 北海道東部畑作地帯では6月以降の土壌の攪乱によって発生が促進される。 キーワード タニソバ、発芽温度、光発芽、...
要約 台木子葉の片方を切除する片葉切断接ぎと両方とも残す割り接ぎでは、接ぎ木時に台木の根を残す場合、キュウリ接ぎ木苗の生育に差は見られないが、台木の根を断根すると割り接ぎによる接ぎ木苗が片葉切断接ぎ...
高冷地、中山間地向け、麺の色相が優れた多収小麦新品種「フウセツ」
要約 小麦「フウセツ」は、中生種で耐雪性、耐倒伏性が優れ、穂発芽性難で、多収である。粉の色相は明るい黄白色で、ゆでめんの色相が優れ、滑らかで官能評価が高い。長野県で奨励品種に採用。 キーワード 小麦、...
要約 品種‘グリーンボール’、‘楽園’、‘YR家康’は直播栽培が可能である。施肥播種機を用いて施肥と播種を1工程で行なう。施肥は、速効性の化成肥料と被覆肥料を種子直下に帯状に施用する。播種は、小粒を除いたペ...
要約 播種床造成栽培法は乾性火山性土、湿性火山性土、褐色低地土、細粒質褐色低地土で適応可能であり、最適な植付深度は15cmである。これらの土壌では播種床造成時の砕土条件の違いが規格内収量に及ぼす影響は小...
要約 ネギの初期生育における生重および草丈は、優性効果が大きく、超優性を示す形質である。このため初期生育の旺盛な品種は、F1育種により効果的に育成可能である。春まきにおいて、千住群の品種は生重を、九条...
要約 暖地向けに初めて育成された納豆用小粒大豆品種であり、「納豆小粒」より青立ち株の発生が少なく、最下着莢高が高いので、コンバイン収穫適性が向上している。「納豆小粒」と同様に納豆加工に適する。 キー...
要約 耕起、施肥、播種、覆土、鎮圧を一行程で行う麦播種機を利用して、ソルガムを播種すると、播種作業時間の短縮や収量向上を図れる。また、播種量を増量することで、茎数は増加、稈茎は細茎化し、ロールベール...