要約 管理作業道を設置した法面を前提とする二人作業用の広幅レシプロ式草刈機である。刃幅約1.2m、質量20kg未満のソリ付きで、本機両側を支持しながら歩行することで草刈りを行う。作業時間は刈払機の約3分の...
キーワード 育苗法、コシヒカリ、プール育苗、密播、無加温出芽、露地 背景・ねらい 省力・低コスト技術として,従来のコシヒカリ稚苗移植よりも使用箱数を減らし,育苗資材や育苗及び移植作業労力の軽減を図るた...
クローラ運搬車による軽労化を目的とした緩傾斜階段園の小規模改造
要約 支線モノレールまたは市販の資材で製作したピットを利用してカンキツ緩傾斜階段園にクローラ運搬車を移送し、スロープ等の設置によりテラス間移動等を可能にしてクローラ運搬車の利用範囲を拡大することで、...
要約 小区画不定形水田の畦畔上を歩行しながら水田内への粒剤散布作業ができる小型で軽量な歩行用散布機である。散布装置は走行部から分離して携帯用の粒剤散布機としても使用できる。 キーワード 中山間地域、...
要約 耕うん同時畝立て施肥播種機を基幹としたエダマメの省力機械化体系は、慣行体系と比較して播種工程で80%、作業全体で56%の省力化率となり、作業負担度が81%減少する。本体系の損益分岐点面積は5.7haと試算さ...
遊休桑園で桑樹を伐採・積載・搬出せずに剥皮処理しながら牧草を導入する方法
要約 林地化した遊休桑園での不耕起牧草導入法として、草刈り鎌での桑樹の剥皮と管理放牧および播種前の除草剤散布を行った後に土粒シードペレットを用いた播種と施肥を行うと、良好な牧草導入と作業の軽労化およ...
要約 アワ栽培において、播種後20~25日後の早期培土と通常培土を行うことにより、完全に手取り除草を行った場合の約80%の収量を確保することができる。 キーワード アワ、早期培土、機械除草 背景・ねらい 畑地...
要約 アスパラガス全期立茎栽培において、母茎となる若茎を畝間方向に押し倒して母茎を列状に 形成させる誘引法を開発した。誘引は,若茎に半円筒資材の内側をあてがい、45度の角度まで倒し、再度、 曲がり癖のつ...
要約 産業用無人ヘリコプター(以下無人ヘリ)を利用し、粒径1~2mmの乾燥した粉炭を散布することにより消雪が5日~10日早まる。10a当たりの散布時間は約4分で、資材の使用量は手散布の約25%と大幅に削減でき...
早生ウンシュウのマルドリ栽培における高水圧剥皮機を利用した土壌改良
要約 早生ウンシュウのマルドリ栽培において高水圧剥皮機の水圧を利用するとかん水チューブを 切断することなく土壌改良用の穴が掘削でき、軽労化できる。さらに掘削した穴にバーク堆肥を 投入することで、慣行の...
要約 本機は、畝立て栽培した採種用タマネギの花球を収穫する機械である。余分な茎部を段階的に 切除しながら搬送することにより、草丈のバラツキに関係なく、採種に必要な花球部のみを効率的に刈り取り、 コンテ...
要約 切断刃の形状が曲面で、軽量かつ操作性の高い軟弱野菜の簡易根切り機である。本機を利用した ホウレンソウの収穫作業において、作業時間が手作業の29%、市販機の50%に短縮される。 キーワード 軟弱野菜、...
水田畦畔法面管理作業を省力・軽労化するための簡易作業道造成法
要約 急峻傾斜果樹園の狭幅作業道造成用に開発された歩行型管理機は、棚田畦畔法面への作業道造成にも 応用できる。作業道の設置により長大な畦畔法面における草刈り等の作業を軽労化できる。 キーワード 法面管...
要約 細断型ロールベーラを活用したデントコーンサイレージ作製費用は、タワーサイロ体系よりも資材費が増加し、高くなるが、変敗などによるロス率を考慮すると逆に低くなる。デントコーンサイレージの県内平均生...
要約 ロングマット苗は、通常養液を常時循環する方式で育苗するが、ベッドの一端から液肥を1回ないし2回加えて養液を溜めておくだけの簡易な「流し込みプール育苗」方式でも、草丈などはやや劣るものの、均一な苗...
キャベツ栽培中の畝を追従できる畝間センサを用いた自律走行運搬車
要約 無人で畝間を追従して走行する運搬車である。機械的に畝間を追従する畝間センサによる自律走行および遠隔操作が可能である。キャベツ栽培中の畝を操舵作業なく積載量500kg、速度0.44m/sで運搬作業が行える。...
灰色低地土における水稲基肥一括肥料側条施肥の収量品質低下の危険性
要約 地力の低い灰色低地土において基肥一括肥料を側条施肥すると、株元に肥料があるため表層部分の根が多く、下層部分の根が少なく、収量、品質が低下する。グライ土で側条施肥すると収量は高くなるが、品質はわ...
キーワード わい性サヤインゲン、栽植密度、全量基肥 背景・ねらい 沖縄県では冬春期サヤインゲンの生産量が大幅に減少している。わい性サヤインゲンのジベレリン処理による収量増と収穫の軽労化が図られつつある...
要約 つる性サヤインゲンにおける栽植密度は株間40cm・3粒播き2本仕立てが適し、摘葉は収穫初期は葉齢20日を、収穫後期は葉齢15日を超えた光合成能の低い葉(色差計L値が34以上)を対象に行い、発生葉の3割程度を...
要約 せん定位置(結果母枝の基部)の高さを2m以下とする超低樹高整枝の「筑波」は、低樹高整枝と比較してせん定作業が省力化される。また、その徒長枝は着花や結実が良好であり、結果母枝として利用することで...