要約 需要が多い薬用作物のうち「トウキ」、「ミシマサイコ」、「カンゾウ」、「オタネニンジン」および「シャクヤク」の5作目について、作業の省力化、低コスト化と安定生産に資するためのマニュアルである。導...
要約 繁殖牛と子牛を冬期も含めた周年で一緒に放牧することにより、慣行的な飼養方式と比較して生産コストの4割を削減できる省力的な肥育素牛の生産技術体系である。生産性を低下させることなく肉用牛繁殖経営の...
大規模温暖地水田作経営における長ネギの機械化栽培体系の導入効果
要約 大規模温暖地水田作経営における長ネギ栽培に、機械化による規模拡大および複数品種の栽培による出荷期間の延長を組み合わせた機械化栽培体系を導入することで、長ネギ部門の労働生産性が向上し、労働報酬の...
園地単位全量購入契約のもとで成立するジュース加工向けリンゴ栽培の特徴
要約 ジュース加工向けリンゴ生産では、長期的な園地単位の全量購入契約のもと、樹上で行う結実管理作業や収穫・調製作業を大幅に削減することが可能となる。また、高樹高化により、収量及び収益性を著しく向上さ...
要約 刈り取り部と切り花収容部およびフラワーネット回収装置を備えた小ギクの一斉収穫機である。切り花に損傷を与えることなく刈り取りでき、慣行の収穫布を用いて切り花を結束できる。搬出台車との組み合わせに...
マルチを利用した播種期前進化による直播エダマメの作期拡大技術
要約 低温期に播種したエダマメは、黒色ポリマルチを利用すれば出芽は安定し旺盛な生育と収量が得られる。また、品種と播種期を組み合わせた段播計画により、4月下旬から6月上旬播種の省力的な直播栽培だけで、...
要約 搾乳ロボットを導入した持続的な経営モデルはアブレストパーラーとの併用方式であり、投資を自己資金で行い、経産牛1頭あたり乳量を10,000kg以上にする必要がある。 キーワード 搾乳ロボット、経済性、経営...
畝内表層施肥同時畝立て成型マルチャを用いるレタス施肥の減量・省力化
要約
畝立て成型マルチャに施肥機を搭載し、マルチ被覆と同時に表層5cmに肥料を混和する畝内局所施肥を行うと初期から生育が旺盛となる。施肥量は慣行の全面全層施肥の窒素成分30kg/10a...
要約 四季成り性品種を用いたイチゴの夏秋どり栽培において、株冷蔵した苗を利用し4月下旬に定植する作型は、ポット苗を秋に定植する作型に比べ同等以上の収量を得ることができる。株冷蔵には、9月までに採苗した...
要約 ウンシュウミカン作農家は従来からの隔年結果対策に加えて、隔年結果是正と高品質生産を両立する技術に期待するとともに、費用の節減、マルチ栽培等の高品質化、直売等の販売対応の工夫、品種更新や品目の転...
要約 「毛豆」の三品種を用いて、トンネルマルチと無被覆栽培の作型の組み合わせによる約3ヶ月間の連続収穫体系である。家族労働力2人、旬労働時間を64時間とすれば、この体系の最適な作型別作付面積の合計は39.4...
主穀作大規模経営体へのネギ栽培導入は経営の安定化に有効である
要約 圃場管理作業にハイクリアランス型トラクタを活用するとともに、調製作業間にベルトコンベアを導入し効率的な人員配置による調製を行う、ネギ省力・低コスト生産体系を主穀作大規模経営体に複合経営作物とし...
要約 花粉媒介昆虫(マルハナバチ)と天敵を利用した施設ナス栽培技術を導入すると、経営費が9%増加し、作業時間が18%減少する。同じ経営規模で慣行所得水準を維持するためには、4%以上の単価上乗せが必要とな...
要約 加工用キャベツ(業務用)大規模経営における超砕土ロータリ、作畝同時施肥機、改良型全自動収穫機を利用した新技術体系は、慣行体系よりも10a当たり労働時間が8%短縮でき、商品化率が3ポイント向上する。1k...
要約 シクラメン栽培の後作として、グロキシニアの球根養成による栽培法を検討した。球根養成は、2月には種し、12月に掘り上げる。12月下旬に球根を植え付け、鉢上げを2月、4月に行うと5月出荷が可能であ...
要約 緩効性肥料を使用することで、途中、追肥を行わずに栽培が可能である。また、抑制作型においてわき芽を挿し芽苗として利用し、立毛間定植することにより、種子苗と同程度の収量が得られるとともに、連続した...
繁殖牛経営の所得増加に対する特定血統子取り用雌牛集積効果と省力化技術導入効果
要約 市場評価の高い特定の血統を持つ子取り用雌牛の集積と同時に、省力化牛舎の導入と必要に応じた自給飼料生産基盤の拡大により、約611万円の所得を実現することができる。九州農業試験場・総合研究部・経営管...
手切り収穫体系における加工用(業務用)冬出キャベツの商品化率と生産費
要約 加工用(業務用)冬出キャベツは商品化率の高さと、一斉収穫や調整・荷造り作業の簡略化により、1kg当たり労働時間が青果用より53%少ない。商品化率の向上と1個当たり重量の増加及び省力化により、加工用キ...
肉用牛肥育農家における混合飼料(TMR)共同調製施設利用の経営的評価
要約 肉用牛肥育農家が共同で、地域飼料資源を有効に取り入れたTMR調製施設を運営し、各自の飼料調製作業を省力化するとともに、飼料費の削減を実現している。TMR飼料をベースとした肥育技術のノウハウの共有で、...
要約 キク栽培において直接挿し、養液土耕栽培を導入した場合、10a当たり作業時間は3.2~15.9%省力化できる。また、労働時間当たり所得は、直接挿し栽培のみ、または、直接挿しと養液土耕栽培を導入した...