安全・安心・安価なカンパチ人工種苗を環境にやさしく育てる技術の開発
要約 養殖用のカンパチ輸入種苗において寄生虫が確認され、大きな社会的問題となった。国産人工種苗の安定的生産技術の開発に着手し、親魚の飼育環境条件を制御して成熟を促進させ、12月に採卵する技術を開発した...
CANバス利用によりセンシングデバイスの共用が容易な自脱コンバインロボット
要約 GPS等のセンシングデバイスからの情報に基づき、予め計画した目標経路に追従して自律走行による収穫作業を行う。 CANバスを介した制御によりセンシングデバイスの着脱と共用は容易であり、ロボット農作業体...
要約 「すずこま」は、早生で草姿がコンパクトな心止まり性の加熱調理用トマト(クッキングトマト)品種候補であり、低段密植養液栽培に適する。 キーワード クッキングトマト、品種、低段密植、養液栽培、心止まり...
要約 経営指標を入力することにより、標準的経営モデルの環境指標(温室効果ガス排出量、エネルギー投入量)を推計する簡易LCAプログラムである。入力ワークシートにデータを入力することにより、水稲作・野菜作の...
トルコギキョウの低コスト冬季計画生産技術の開発と基本マニュアル
要約 大苗定植、長日処理、初期重点追肥と高昼温・低夜温管理を組み合わせることで、トルコギキョウを冬季の目標時期に作付け個体の80%以上を低コストで出荷できる。本技術を解説した基本マニュアルは個別産地ご...
道央地域で11月に播種するホウレンソウの冬季無加温栽培と3月の寒締め
要約 北海道の道央地域において、ハウスの保温を強化すれば、夏作終了後の11月中旬に播種し、3月に収穫するホウレンソウを無加温栽培できる。出荷サイズに生育する3月上旬以降にハウスを開放する寒締め操作を施せ...
EOD反応を活用したスプレーギク等の省エネルギー型効率的生産技術
要約 秋冬季のスプレーギクならびにトルコギキョウ施設生産において、日没の時間帯から数時間の温度、光環境に着目した変夜温管理あるいは遠赤色光照射処理により、切り花品質の確保と使用燃料の削減および栽培期...
要約 有明海福岡県海域において、ガザミ脱皮後の軟甲個体(「ヤワ」・「寸(チョイ)」の2銘柄)の再放流効果を検証し、さらに、知見が少ない軟甲個体の移動生態を把握するため、標識放流を実施した。その結果、...
カドミウム高吸収イネ品種によるカドミウム汚染水田の浄化技術(ファイトレメディエーション)
要約 カドミウム高吸収イネを「早期落水法」で2~3作栽培することにより、土壌のカドミウム濃度を20~40%、玄米のカドミウム濃度を40~50%低減することに成功しました。また、「もみ・わら分別収穫法・現地乾燥...
自脱コンバインとクローラ型ロールベーラを用いた稲WCS予乾収穫体系
要約 自脱コンバインは簡単な部品の付加によって稲をウィンドロー状に刈倒すことができる。ウィンドローをセミクローラトラクタで牽引するクローラ型ロールベーラで拾上げ・梱包することで低コストな稲WCS予乾収...
要約 大面積皆伐の発生要因、皆伐後の植生回復、災害発生ポテンシャルの調査・分析の結果を基に、皆伐地の把握、作業計画の提出、改善計画の提案、低コスト育林への助成、環境に配慮した伐出の奨励の5項目を骨子...
豚丹毒および豚マイコプラズマ肺炎を一度に予防できる経口ワクチン技術の開発
要約 国内で使用されている豚丹毒生ワクチン株に豚マイコプラズマ肺炎病原体の遺伝子を導入し発現させることで、豚丹毒と豚マイコプラズマ肺炎の両方に効果のある経口投与型ワクチンとなる。 キーワード 経口ワク...
トルコギキョウ冬季栽培において発蕾後の高窒素条件はブラスチング発生を促進する
要約 トルコギキョウの冬季栽培において、ブラスチング発生に窒素栄養が影響する。発蕾後の窒素施肥濃度がブラスチング発生に強く影響し、発蕾後の窒素施肥濃度が高いほど小花のブラスチング発生が助長されるため...
要約 水温18℃で蓄養中のヒラメを水温5℃の水槽に温度馴致することなく投入し、1時間後にヒラメを取り上げ即殺することにより、pHの低下が最も緩やかで、死後硬直が遅延し、更にATPが長時間保持されることが明らか...
9月彼岸出荷用コギク露地電照栽培における電照期間短縮による低コスト化
要約 9月彼岸出荷用コギク露地電照栽培では、電照を6月中旬に開始しても開花は十分抑制でき、電照コストを20%節約できる。さらに、6月中旬に終了する8月旧盆出荷用コギクの電照設備を移設利用すると、60%以...
要約 大海袋で梱包された荒茶は、大海袋のまま密閉された貯蔵施設内に収容し、窒素ガスを連続注入して有圧にすることで、大海袋内の酸素濃度を短時間で低下でき、長期間貯蔵が可能である。 キーワード チャ、大海...
1年生雑草が優占する耕作放棄地を対象としたソルガムの除草剤を使わない栽培法
要約 1年生雑草が優占する耕作放棄地において、ソルガム1番草の茎数を1m2当たりおおむね150~200本確保する散播密植栽培を行うことにより、除草剤を使用しないソルガム栽培が可能である。 キーワード 耕作放...
成分を調整せずに市販飼料にパン残さを配合し霜降り豚肉を生産する技術
要約 市販飼料に30%および50%パン残さを混合した飼料を、3元交雑種(LWD)の肥育後期の仕上げ前2ヶ月間に給与すると、筋肉内の脂肪含量やオレイン酸割合が上昇し、霜降り豚肉になる。 キーワード パン残さ、肥育...
トウモロコシ乾燥蒸留かす(DDGS)は豚肥育後期飼料に10%配合できる
要約 体重80kgの肥育豚にDDGSを10%配合した飼料を給与し、発育成績と出荷時の肉質等に及ぼす影響を検討したところ、DDGSを配合しないものに比べて差はみられず、肉豚肥育用配合飼料においてDDGSを10%配合するこ...
要約 妻面及びサイドの内張を2重にしたパイプハウスにおいて、天井カーテンにチューブ式カーテンを設置し、夜間のみ閉じて保温すると内張1層に比べ約30%の燃料削減効果が期待できる。促成トマトの栽培では収量...