テンサイ作業受委託の円滑化には農作業支援組織による情報統合と調整が重要
要約 テンサイの作業受託を円滑に運営している農作業支援組織は、生産者、糖業(集荷業者)、輸送業者と互いに情報共有をする際に、支援組織のマネージャーがそれぞれの情報を統合して作業計画等を示しており、この...
アミノ酸バランス改善飼料および鶏ふん焼却熱利用時のブロイラー生産の環境影響
要約 アミノ酸バランス改善飼料と鶏ふん焼却熱の鶏舎暖房利用により、慣行飼料・鶏ふん堆肥化の場合と比較したLCAの結果、ブロイラー生産の温室効果ガス排出量を16%、酸性化への影響を48%、富栄養化への影響を24%...
チーズ中における熟成促進乳酸菌のタンパク質分解関連遺伝子群の発現
要約 チーズの熟成期間を短縮する乳酸菌Lacticaseibacillus paracasei (Lactobacillus paracasei) EG9株は、熟成初期にタンパク質分解関連遺伝子群の発現が上昇し、チーズ中のアミノ酸増加に直接関与する。本菌の...
要約 四季成り性のイチゴ品種「夏のしずく」は寒冷地・高冷地における夏秋どり栽培に適しており、国産イチゴの端境期である6月~11月に収穫可能で、3t/10a以上の収量が見込める。輸送性や日持ち性に関わる果実硬...
ジャスモン酸メチルは蕾段階で収穫したトルコギキョウの着色ムラを改善し、開花を促進する
要約 大輪八重咲きのトルコギキョウでは、蕾段階で早期に収穫を行うと、蕾の際の緑色が開花後まで残る着色ムラと呼ばれる現象が生じる。ジャスモン酸メチ...
要約 伸縮性フィルム容器もしくは宙吊り型容器とMA包装資材を併用すると、冷蔵コンテナによる船便でも、イチゴ果実の損傷程度を大幅に低減できる。また、果実の外観や果肉の品質低下を防ぐことができる。 キーワ...
養殖ブリ人工種苗の早期生産に成功~ブリ養殖の赤潮被害軽減に活路!!~
要約 赤潮被害が発生する時期より早く養殖ブリを出荷するため、約半年早い季節に採卵し、大量の人工種苗を生産する技術を開発した。この早期人工種苗を温暖な種子島で育成し、同時期の天然の種苗(5~10cm)より...
要約 上フタと下フタの1辺が連結された容器の一部でイチゴの果柄を把持し、果実に触れるものがない状態で一果ずつ包装する容器である。包装から消費までの損傷発生や質量減少を低減でき、品質を保持して長距離輸...
要約 中山間地域において、林地残材を地域エネルギーに活用する際の収益性を調べました。その結果、軽トラックで残材を近くの集積場所へ運ぶことでも、副収入程度の収益が得られることがわかりました。 背景・ね...
要約 大豆の直接取引は、生産者、実需者の双方に価格面のメリットがあるが、それには、輸送、保管、選別、代金決済などの問屋機能を代替できるよう、低温倉庫等を保有する大規模経営が差別化可能な大豆を生産し、...
要約 開発した包装容器は伸縮性フィルムを展張した合成樹脂製の外装と汎用ホールトレーからなり、イチゴ等の軟弱果実の輸送に適する。従来の包装容器に比べ、果実の物理的傷害を1/4以下に軽減でき、簡易な包装形...
要約 損傷や質量減少率を抑える品質保持効果があるイチゴ用果柄把持パックである。個別容器は収穫した果柄付イチゴを1果ずつ収容して損傷なく取り扱うことができ、自動パック詰装置は個別容器から果柄把持パック...
クロソイ(Sebastes schlegeli)の貯蔵温度について
背景・ねらい
クロソイは、日本各地に分布し、青森県において、沿岸漁業の重要な対象魚種のひとつである。クロソイは、市場価値も高いが、消費地から遠い本県では鮮度低下が問題となっている。しかし、クロ...
肥育末期における黒毛和種雌牛の血液学検査や生化学検査の参考値
要約 肥育末期の黒毛和種雌牛を対象とした健康状態評価の際に有用な血液学検査(11項目)や生化学検査(血清の27項目)のフィールドデータを参考値として提供する。 キーワード 牛、肥育末期、黒毛和種肥育雌、血...
背景・ねらい
国内で養成したカンパチ親魚の通常の産卵期は5~6月であるが,天然魚は中国海南島からベトナム沖を産卵場として,産卵期は11月~翌年3月と推定されている。国内養成親魚の産卵期が約半年遅い...
STSとスクロース処理によるキンギョソウ切り花の品質保持期間延長
要約 出荷前のSTSとスクロース処理により、キンギョソウ切り花の品質保持期間は有意に延長する。品質保持効果は輸送中にスクロースを処理することにより高まる。切り花を実送した場合にも、スクロースを含む薬...
背景・ねらい
有毒プランクトンの人為的拡大については船舶のバラスト水が知られている。魚病の分野などでは、水産生物を介した微生物の伝搬(水平感染)が従前より問題となっている。そこで、水産種苗や養...
要約 プリムラ・ポリアンサの苗を、8月に0℃・30日間暗黒条件で低温処理を行えば、夏場の高温を回避し品質を損ねることなく2ヶ月ほど開花を促進させることが可能である。 キーワード プリムラ・ポリアンサ、促...
出荷前および輸送中のスクロースと抗菌剤処理によるバラ切り花の品質保持期間延長
要約 出荷前およびバケット輸送中のスクロースと抗菌剤処理により、バラ切り花の品質保持期間は延長する。北海道、和歌山県および千葉県からの実送試験において、スクロースと抗菌剤による品質保持効果は確認さ...
要約 イチゴの夏秋どり栽培には「なつあかり」の越年苗を利用した春定植が有利である。5月から11月までの商品果収量は株当たり600~700gで、越年苗の採苗時期は8月下旬から9月中旬が適する。 キーワード イチ...