測定・分析技術[分析・データ管理技術] and [DNAマーカー]
検索結果を絞り込むには、紫のアイコンをタップしてください
最終氷期に逃避地として生き残ったスギ天然林は高い遺伝的多様性を保持している
要約 最終氷期(約18000年前)に温暖な地域に逃げ延び現在に至っているスギ天然林をDNAマーカーを用いて調査したところ、氷期後に形成されたスギ天然林よりも高い遺伝的多様性を保持していることが明らかになりま...
イネいもち病抵抗性遺伝子「Pish 」は第一染色体長腕に位置する
要約 〔イネいもち病の抵抗性遺伝子Pishは、イネ第一染色体長腕上のSSR 背景・ねらい イネいもち病の抵抗性遺伝子Pishは多くの日本産菌系には親和性であるが、ほと...
要約 コンピュータ・システム(パイプライン)によりカンキツで発現する大量の遺伝子の塩基配列を配列の類似性に基づいて分類し、既知の遺伝子配列との類似性から遺伝子機能を推定する作業(アノテーション)を自...
イネいもち病圃場抵抗性遺伝子には、いもち病菌の非病原性遺伝子とのあいだに「遺伝子対遺伝子関係」が成り立つものがある
要約 イネ系統「中部32号」のいもち病圃場抵抗性遺伝子Pi34と、本系統を強く侵害しないいもち病菌Y93-245c-2の病原性に関与する遺伝子(非病原性遺伝子)の間には「遺伝子対遺伝子関係」が成り立つ。 キー...
要約 ジーンバンクに保存されている栽培イネOryza sativaから、DNAマーカーの変異に基づき母集団で検出される対立遺伝子の90%を含む世界イネ・コアコレクション(WRC)66点、日本在来イネ・コアコレクション(JR...
要約 我が国が中心となり国際コンソーシアムが推進してきたイネ(品種;日本晴)の3億7千万塩基に及ぶゲノムの塩基配列の解読作業が、2004年12月に終了した。本成果はイネ遺伝子機能の解明を通じたゲノム育種を加...
要約 マツタケの個体識別法を開発し、マツタケが遺伝的に多様な生物種であることを証明しました。マツタケの個体識別ができることにより、未だ出来ていない人工栽培法の開発に適した菌株の選抜や栽培化試験の事後...
- 外来生物にいどむ -(1) 小笠原の固有生物を外来生物から救うために
要約 本土から1000km離れた太平洋上の小笠原諸島は、独自に進化した貴重な固有生物が豊富ですが、人間が不用意に持ち込んだ外来生物が固有種を絶滅の淵に追いやってます。彼らを絶滅から救うための研究を紹介しま...
水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性に関与する新遺伝子Pi35(t)
要約 水稲「北海188号」の葉いもち圃場抵抗性には作用力の強い1個の新遺伝子Pi35 (t)が関与している。本遺伝子は第1染色体上のDNAマーカーRM1216近傍(3.5cM)に座乗している。 背景・ねらい
水稲系統「北海...
アガロースゲルで検出できるSSRマーカーを用いたアカクローバの高密度連鎖地図
要約 アカクローバの高密度連鎖地図をSSRおよびRFLPマーカーを用いて作成した。SSRマーカーはアガロースゲルにより簡易・安全に検出できる。また、マーカーは遺伝子領域に由来しているため、他マメ科植物に対する...
要約 日本短角種のまき牛繁殖で形質の改良と多様性維持の両立をめざした選抜を行う場合、近交度の上昇を2%低くすると、形質の改良量は標準偏差単位で約0.5小さくなる。血縁情報にDNAマーカーの情報を組み合わせる...
要約 ダイズ茎疫病のレース特異的抵抗性を高精度、効率的に評価できる接種検定法を開発し、それを用いてマーカーの探索、抵抗性の育種素材の探索と作出をおこなった。 キーワード ダイズ、ダイズ茎疫病抵抗性、培...
要約 黒毛和種の枝肉形質に関与する遺伝子領域は1,9,13,14,19および21番染色体などに存在する。小型ピロプラズマ病抵抗性と初産次の体細胞数は8,18および22番染色体などの遺伝子領域の影響を受けており、FEZL遺伝...
イネ縞葉枯病抵抗性品種「 St. No. 1 」におけるStvb-i領域のゲノム構造
要約 イネ縞葉枯病抵抗性品種「St.No.1」の抵抗性遺伝子Stvb-i領域には、感受性日本型イネ品種「日本晴」に比べ、約10kbのトランスポゾンの挿入と6.5kbから10kbへの置換がある。 キーワード イネ、縞葉枯病、抵抗...
要約 イチゴ等の野菜、緑茶、冷凍エダマメからグラスファイバーを装着した96ウェルプレートを用いて 3 時間以内に 192 検体の DNA が安価に抽出できる。抽出した DNA は品種識別に使用可能である。 キーワード イ...
DNA マーカーを用いたダイズシストセンチュウ・レース 1 抵抗性の選抜法
要約 ダイズシストセンチュウ・レース 1 抵抗性に関与する 4 領域のうち rhg1 及び rhg4 座近傍のマーカーを用いることで「下田不知系レース 3 抵抗性×PI84751 由来レース 1 抵抗性」の組合せでマーカー選抜がで...
要約 シバ品種「朝駆」のゲノムライブラリーから開発したSSRマーカーは、シバ品種・系統を効率よく識別できる。また、他の種でもバンドの増幅が見られ、シバ属に広く利用できる。 キーワード 飼料作物育種、イネ...
要約 沖縄から宮崎の広い地域から収集したハイキビは種子の着粒がみられないことから、種子繁殖性のないことが示唆され、ギニアグラスとの雑種形成による遺伝子の拡散の可能性は極めて低い。 キーワード ハイキビ...
九州で発生するトウモロコシ南方さび病の抵抗性に関与する遺伝子座
要約 九州で発生するトウモロコシ南方さび病に対して抵抗性極強の自殖系統IM-150は、優性の抵抗性遺伝子を持つ。この遺伝子は第10染色体のSSRマーカ-phi052とphi063の間に位置する。 キーワード トウモロコシ、南...
要約 単純反復配列(SSR)を利用して熊本県育成のイグサ品種「ひのみどり」を識別する技術を開発した。畳表から抽出したDNAを鋳型にマルチプレックスPCRにより100から250塩基対のDNA断片を増幅することで,高精度か...