測定・分析技術[分析・データ管理技術] and [DNAマーカー or 育種]
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要約 花粉症発生源対策に有効な無花粉スギを高精度で選抜するには、無花粉の原因となる雄性不稔を引き 起こす遺伝子を特定することが必要です。しかし、スギのDNAは110億塩基と巨大なため、その原 因遺伝子を特定...
要約 北海道水稲糯品種「きたゆきもち」と「しろくまもち」間で異なる糊化特性および餅の硬化性に関わる遺伝領域が第2染色体上に検出される。領域内の澱粉枝付け酵素SbeIIbのコード領域上に存在するSNPを基にした...
スターチシンターゼⅢa遺伝子型による高β-グルカン大麦の選抜とその留意点
要約 高β-アミロース遺伝子amo1は、強連鎖するssⅢa変異型選抜マーカーにより選抜できる。ssⅢa変異型ではβ-グルカン含量が平均約3.6%高くなる効果がみられる一方、硝子率が約7.5%高く、千粒重が約1.5g減少する品質...
国内野生種に由来する高度なサトウキビ黒穂病抵抗性を選抜できるDNAマーカー
要約 飼料用サトウキビ品種「やえのうしえ」の高度な黒穂病抵抗性は、国内野生種「西表8」に由来する寄与率の大きいひとつのQTLに支配され、STSマーカーを用いて選抜できる。 キーワード サトウキビ、黒穂病抵抗...
最適な交配組み合わせを見つけゲノム選抜を行う自殖性作物の量的形質の改良方法
要約 シミュレーションで予測した交配後代の形質値に基づいて選定した、形質を大きく改良できる交配組み合わせのみを用いて、ゲノミックセレクションを行う方法である。本法は大豆の子実タンパク質含量など多数の...
ニホンナシ育種における黒斑病抵抗性実生の選抜を効率化するDNAマーカーセット
要約 黒斑病感受性と連鎖する2種類のDNAマーカーは、ニホンナシ黒斑病感受性品種に特異的なバンドを増幅できる。本マーカーセットにより検出される特異的なバンドを利用することで、幅広いニホンナシ間の交配にお...
リンゴ起源品種から現代品種への染色体ハプロタイプの遺伝自動追跡システム
要約 我が国のリンゴ品種は主に7つの起源品種に由来するため、合計14種の染色体ハプロタイプの遺伝情報は、重要形質を制御する染色体領域やその由来の推定に有用である。複数のコンピューターアルゴリズムを組合...
ブドウの果皮色を制御するMYB遺伝子型を簡便に検出するDNAマーカー選抜システム
要約 ブドウ果皮色のDNAマーカー選抜システムにより、果皮色を遺伝的に制御する多様なMYB遺伝子型を簡便に検出できる。この手法を適用した約600個体のブドウ遺伝資源のMYB遺伝子型情報は、温暖化に対応した優良着...
ニホンナシの交雑育種における重要形質に関連したDNAマーカー情報の整理
要約 主要なニホンナシ59品種・系統におけるニホンナシの重要な育種形質(黒星病抵抗性、自家和合性、早生性、果皮色、黒斑病抵抗性)の遺伝子型および表現型情報を利用することで、ニホンナシ品種育成を加速化する...
要約 複数の根頭がんしゅ病菌菌株に対して抵抗性を示すリンゴ属の野生種ミツバカイドウを用いて、リンゴの根頭がんしゅ病抵抗性に関与する3箇所の染色体領域を特定した。根頭がんしゅ病抵抗性のリンゴ台木の育成...
要約 ナス品種「とげなし千両二号」が有するとげなし性は、第6染色体の遺伝子座Plによって制御される。遺伝子座Plに連鎖するIndelマーカーによって、とげのある個体ととげのない個体を容易に判別できる。 キーワ...
要約 ダイズ品種「Fendou 16」は長い主根を持つ。QTL解析の結果、主根長に関与する遺伝子座は第16番染色体のDNAマーカーSat_165とSatt621間のゲノム領域に存在する。同定されたダイズの長根型品種ならびにその遺...
要約 普通ソバの穂発芽耐性は系統によって遺伝様式の異なる複数の遺伝子座が関与している。次世代シーケンサーを用いて構築した連鎖地図により量的形質遺伝子座(QTL)解析が可能となり、検出された4つの穂発芽耐性...
根こぶ病に強い暖地および温暖地向けナタネ品種「CRななしきぶ」
要約 「CRななしきぶ」は暖地および温暖地向けの無エルシン酸品種であり、栽培特性は「ななしきぶ」とほぼ同じである。ハクサイから導入した根こぶ病抵抗性を備えており、根こぶ病発生圃場において強い抵抗性を発...
要約 「やわら姫」は、DNAマーカー選抜によりでんぷん合成に関与する6つの酵素のうち4つを欠失させた品種である。でんぷんの老化の進行が遅く加工後のパンやうどんの硬化が遅延し、柔らかい食感を長く維持できる...
要約 「みなみのやわら」は、西日本地域で栽培されているパン用小麦品種「ミナミノカオリ」を戻し交雑親として、でんぷん合成に関与する6つの遺伝子のうち4つを変異型とした従属品種である。栽培性は「ミナミノカ...
要約 「にしのやわら」は、西日本地域で広く栽培され、めんや菓子用に利用される「シロガネコムギ」を戻し交雑親として、でんぷん合成に関与する6つの遺伝子のうち4つを変異型とした従属品種である。栽培性は「シ...
リンゴ斑点落葉病の罹病性原因遺伝子Altを識別できるDNAマーカー
要約 リンゴ斑点落葉病の罹病性原因遺伝子Altに特異的な多型を検出できるプライマーを用いたPCRによりAltの有無を判別できる。本手法により、罹病性個体の効率的な淘汰が可能となり、抵抗性品種育成が促進される...
要約 本手法は、圃場において水稲の初期の生育量や形態の違いを空撮画像から数値化し、遺伝的に多様な集団に適用することにより生育量や形態の違いに関わる染色体領域を特定する技術である。 キーワード ドローン...
遺伝的に多様で優良形質の無花粉スギ品種の開発に役立つリソースを構築
要約 スギ花粉症は、国民の約3割が罹患していると言われている国民病です。そのため、各地域において無花粉スギ品種の開発が進められていますが、それには長い時間かかるため、無花粉遺伝子をヘテロで保有する個...