中山間地の精密な気象データをアメダス等から推定する農地環境推定システム
要約 地形が複雑な中山間地の任意地点の気温、日相対湿度、日積算日射量、日積算降水量、日積算基準蒸発散量、6時間先降水量を、短期間の気温の実測とアメダス観測値等から推定し、推定データをパソコン、スマー...
ニホンジカ(ホンシュウジカ)は超音波を聞くことができるが、忌避することはない
要約 ニホンジカは、周波数が20kHz以上の音である超音波に対して聴く反応を示したが、忌避や嫌悪反応を示すことはなく、超音波によるニホンジカの防除は期...
要約 枯死木が腐朽して分解していく速度は、周辺環境や枯死木の初期条件の影響で大きな違いがあります。そこで、環境要因を反映したモデルを新たに作成した結果、精度よく分解速度を予測することが可能になりまし...
要約 熱帯雨林では個葉の光合成能力が樹高と共に増加するので、光が強い林冠層での効率の良い光合成が、森林全体の高い炭素固定能を支えていることが分かりました。 背景・ねらい 熱帯雨林の炭素固定能を正確に把...
要約 遠隔・自動制御が可能な給水バルブと落水口、通信基地局、サーバーソフトによって構成される圃場水管理システムは水稲作時の水管理状況のモニタリングやそれに応じた制御が可能となり、水管理労力を大幅に解...
土地改良区等による農業用水中の放射性セシウム濃度の情報共有化技術
要約 土地改良区の用水管理者等が農業用水中の放射性セシウム濃度の変化をリアルタイムで把握でき、関係者間での情報共有を可能にする遠隔監視システムである。用水中の放射性セシウム等の情報共有化技術として営...
中小規模施設向けで汎用性が高いUECS規格の環境計測・制御システム
要約 UECS規格を用いた複合環境制御するための汎用性が高い計測・制御システムは、開発した製作マニュアルによって安価に自作が可能であり、中小規模の生産施設でも活用可能である。 キーワード 複合環境制御、IC...
ICT・複数のセンサを使用し牛の発情を示す乗駕許容行動を判別するシステム
要約 赤外線、加速度および角速度センサで構成されたユニットを牛の背部に装着し、ICTを活用することで、授精適期時刻の推定に重要な指標である乗駕許容行動を98%の適合率で検知し、観察困難な時刻、場所でもリア...
シラス漁況と人工衛星情報による表層クロロフィルa濃度との関係
要約 衛星データから読み取ったクロロフィルa濃度の変動とシラスCPUEの変動との関係を調べた。クロロフィルa濃度は欠測が多く、値のばらつきも大きいが、移動平均により数十日スケールの変動を把握することができ...
要約 サイレージにプローブを直接突き刺して水分を測定する機器。約3分/個の測定時間で、水分25%以上のサイレージを平均誤差4ポイント以内で測定できる。 キーワード サイレージ、水分、粗飼料流通 背景・ねらい ...
混合モデルの分散推定においてREMLは予測の意味での最適な結果を与えない。
要約 混合モデルの分散推定においてREML(REstricted Maximum Likelihood:制限付き最尤法)を使うのが普通である。しかし、数値シミュレーションを行った結果、予測の点では、REMLが与える分散より大きい値を推定値...
遠隔観測による浮遊物質、全リン、放射性Cs濃度のモニタリング技術
要約 閉鎖性水域の水環境動態の把握や、原子力被災地における水中の放射性物質動態の調査で有用な水質水文遠隔観測技術である。浮遊物質および全リン、懸濁態放射性セシウム濃度の遠隔監視に活用でき、任意時間に...
搾乳ロボットと飼料生産等の外部化による酪農収益性向上の可能性と条件
要約 ロボット等による搾乳および飼養管理の省力化と飼料生産等の外部化等により、夫婦1世代で経産牛約120頭の飼養と収益性の高い酪農が可能となる。ただし、高泌乳牛飼養となるため収益確保にはICT等を活用した...
操業情報共有による北海道マナマコ資源の管理支援システム開発とガイドラインの策定
要約 北海道のマナマコ資源の持続的利用を支援するために、ICT技術の活用により、漁業者自らが調査して情報を共有し、資源評価を行い、資源管理に取り組むことを可能とする「北海道資源管理支援システム」を開...
要約 データを使って指数分布の母数を推定する際、最尤法に替えて予測のための推定量を用いる。すると、予測の意味で最尤法より優れた推定値が得られる。このことは、従来の平均寿命の計算方法をこの新しい計算方...
要約 正姿勢である牛体側面を3Dデジタルカメラで撮影し、画像解析ソフトウェアで解析することにより、非接触で体高を誤差4cm程度で推定でき、集牧施設のない場合でも体高計測が可能となる。 キーワード 放牧牛、...
無人で任意時間の採水を可能とする濁度・水質水文遠隔監視システム
要約 水質水文データを監視しながら任意時間における採水が可能な遠隔監視による濁度・水質水文観測システムである。立入制限区域や遠隔地における水質水文調査や、低コストでの農業水利施設の管理等への活用が期...
ソルガム穀実のDPPHラジカル消去活性とタンニン含量の非破壊推定法
要約 ソルガム穀実のDPPHラジカル消去活性とタンニン含量は、穀粒丸のまま近赤外分光分析装置を用いて2.4<RPD<3.0の精度で推定可能である。 キーワード 近赤外分光分析、抗酸化活性、ソルガム、タンニン、...
要約 485nmと770nmの群落分光反射率の比を利用した分光植生指標は、枯死部を多く含むシバ放牧草地の植物群落中の生存部草量を、年間を通して評価できる。 キーワード 季節動態、シバ草地、植生指標、生存部草量、...
トランシーバーを活用した農業用水路の低コスト・省力的な管理方法
要約 トランシーバー(特定小電力無線)を用いて、農業用水路の水位情報やひび割れ挙動など要点検箇所をモニタリングするシステムである。携帯電話網を利用した既存システムと比較すると、本システムは約6割のコス...