穂いもち圃場被害解析を例とした大規模後向きコホート研究,症例対照研究による変動要因の解析
要約 2003年の穂いもち圃場被害度変動要因を,大規模後向きコホート研究,症例対照研究の手法で,数量化Ⅰ類により解析した。その結果,転作復元後年数,基盤整備,葉いもち防除,穂いもち防除,移植時期などが,...
草地酪農地帯の草地における衛星リモートセンシングおよびGISの活用場面
要約 マルチスペクトルバンド衛星データを用いたリモートセンシング技術は草地の生産性、湿潤性、越冬状態等の評価が可能で、草地整備事業等に応用できる。GISは飼料作物品種の適用範囲の解析や地域支援システム...
要約 新型センサーや高精細リモートセンシングデータ等を活用し、関連する森林情報を統一的に処理しながら、資源状況を調査・計測し、広域でダイナミックに変動している森林の変化を長期にモニタリングする技術を...
衛星リモートセンシングによる秋まき小麦子実蛋白含有率の推定技術
要約
水稲作付地を衛星搭載レーダと地理情報を用いて確実に精度良く検出する技術
要約 田植期と水稲生長期の衛星搭載レーダ(SAR)画像から水稲作付地を抽出し,さらに,非水田域を示す地理情報を重ねてSARによる誤抽出を取り除く。この技術では,天候によらず結果が得られ,「調整水田」を除外で...
リモートセンシングと生態プロセスモデルの協働によるCO2フラックスの動的評価手法
要約 土壌-植物-大気系の熱・水輸送および光合成過程のプロセスモデルのパラメータをリモートセンシング実測値によって随時最適化する協働システムを構築した。これによりCO2フラックスや植物生長,土壌水分等の...
要約 収穫開始1~2週間前の7月中旬に撮影された衛星画像から求めた正規化植生指数(NDVI)は小麦生育の早晩と高い相関を持つ。これより作成した小麦生育早晩マップを活用することで、共同利用時の収穫機械および...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
要約 2003年の穂いもち多発要因の一つとして,転作復元圃場における穂いもち発生の危険性が明らかとなった。大豆作からの転作復元初年目では穂いもち多発の危険性が極めて高く,2年目以降になると,その危険性は...
衛星データと地理情報システムを用いた高精度な水田圃場図の作成法
要約 衛星データから作成した水田圃場図は、圃場レベルでの水田把握には限界があるが、市町村レベル水田の地理的分布を把握する情報として有効である。さらにGISを組み合わせることで高精度な水田圃場図の作成と...
要約 穂いもちの多発した水田圃場を航空機搭載ハイパースペクトラルセンサ(HSS)で計測することにより、506.44±8.56 nm と708.57±8.88 nmバンドの比演算値から穂いもち被害度を精度良く評価できる。また、航空写真...
背景・ねらい 人工衛星画像などのリモートセンシング技術と現地調査から、漁業生産や環境保全の場である沿岸藻場の現況を把握するとともに、デジタル漁場利用図を作成し、今後の増養殖事業、漁場管理ならびに環境...
衛星データとアメダスデータを入力に用いる水稲の収量予測モデル
要約 水稲の収量内容決定期における、衛星データから得た植生指数およびアメダスの日照時間から推定した日射量と気温を用いた収量予測モデルを開発した。予測モデルは、収量内容決定期の乾物生産量を表す植生指数...
衛星リモートセンシングによる米粒タンパクマップの高度化と利活用方策
要約 米粒タンパクマップの精度を向上するには、衛星観測期間を成熟期前 20 日間とし、成熟期遅れに応じて推定値を補正する。対象地域にタンパクの統計情報があれば地上調査が省力化でき る。またタンパクマップ...
要約 定の波長域のみ抽出し分光撮影するデジタルカメラを産業用無人ヘリコプタに搭載し、50m程度上空からほ場を撮影して水稲の生育量等を測定する装置である。長辺方向60m程度の画像情報が得られるため水稲の生...
要約 近赤外用と可視光用の分光フィルタ付きフォトダイオードを上向きと下向きに一対として、水稲等の作物からの分光反射率を測定し、水稲の茎葉窒素含有量などの生育情報を取得する携帯式の測定装置。携帯してほ...
水稲単作田の熱収支とCO2フラックスの通年データセットの構築
要約 FLUXNETの標準的な手法を用いた観測結果に基づき,水稲単作田のフラックスデータセットを構築した。非耕作期間を含む通年の熱収支諸項や,CO2フラックス,気象要素の30分値が,一定の基準による品質管理を施...
多周波マイクロ波は全天候下で作物群落特性のリモートセンシングを可能にする
要約 雲を透過し天候に左右されずに作物生育を観測できるマイクロ波領域のうち,Lバンドがバイオマスの,Cバンドが葉面積指数の,Xバンドが茎数密度の,Ka・Kuバンドが穂重量の推定にきわめて有効である。 背景・...
熱赤外リモートセンシングによる表面温度は土壌面CO2フラックスの広域評価に有効である
要約 渦相関法により測定した裸地期間の土壌面CO2フラックスは地中温度や土壌水分よりも熱赤外リモートセンシングにより得られる表面温度と密接に関係していることが判明した。広域観測が容易な表面温度による評...
要約 登熟期(成熟期の11日前以降)における圃場の人工衛星画像から計算した正規化植生指数を用いることで、収穫前に米のタンパク質含量の多少を判定できる。 キーワード リモートセンシング、人工衛星、タンパク...