要約 数ナノ程度の高い波長分解能をもち,可動部なしに約15msec/波長の高速でハイパースペクトル画像を連続的に記録可能な,野外用画像計測システムを試作開発した。水稲を対象にした測定データ等により,植物...
背景・ねらい 青森県の下北半島と津軽半島の天然林に見られるヒバは、周辺の林産業を支える重要な針葉樹であるとともに、貴重な森林を形成する。そのため、持続的かつ安定的な供給と保護を両立させる必要があり、...
要約 南極海のポリニア(開氷域)は、冬から早春にかけてのオキアミやその捕食者の生存活動にとり、海氷域におけるオアシスの役割をもつと考えられる。そこでリモートセンシング海氷データをもちいて、ポリニアの...
要約 人工衛星による海色リモートセンシングでは、海面のクロロフィルa色素濃度が得られるが、海面下の分布はわからない。海面色素濃度から海面下の鉛直分布を推定するために、本州東方沖の経験的推定モデルを作...
要約 オーストラリア中央部に位置するKunoth Paddockを対象地域とし、土壌・水系・植生・地貌・傾斜・水飲み場からの距離・丘陵地からの距離の7要因から、衛星データの解析によって得られた植生の多寡と変動の程...
要約 熱帯の焼畑分布地域におけるダム集水域の流域管理を目的に、焼畑地の分布密度を指標とした土地荒廃の状況を空間的、経時的にモニタリングする手法の開発を行ない、対象ダム集水域において土地保全対策を重点...
要約 低高度を巡航しながらマルチバンドのスペクトル画像計測を行う飛行船型の低層リモートセンシングシステムを試作開発し,圃場の精密管理や,地域植生等に関する情報を高精細度で観測するためのシステムとし...
リモートセンシングに基づいた水稲生育収量のシミュレーション手法
要約 遠隔スペクトル計測によって得られる作物情報に基づいて、作物生長シミュレーションモデルのキャリブレーションを自動的に行い,個々の水稲群落の実生長と実収量を精度よく予測する手法を開発した。 背景・...
要約 太陽光は水平葉、垂直葉の牧草の混生する草地群落で反射されると光の振動方向に偏りが生じる。この偏り程度(偏光度)の計測を応用することにより、草型の異なる草種の混生率を刈り取ることなく推定する可能...
要約 太陽光は水平葉,垂直葉の牧草の混生する草地群落で反射されると光の振動方向に偏りが生じる。この偏り程度(偏光度)の計測を応用することにより,草型の異なる草種の混生率を刈り取ることなく推定する可能...
背景・ねらい 地球規模の環境変動が森林に与えている影響を、人工衛星の周期的な観測によって把握する研究が行われている。しかし、森林生態系の変化の観測では少なくとも数十年の継続が不可欠で、あらかじめ観測...
無人ヘリコプター搭載近赤外CCDビデオカメラによる水稲生育量の推定
要約 無人ヘリコプター搭載の近赤外CCDビデオカメラ(700~1100nmフィルター装着)によって撮影した画像の近赤外値により、水稲生育量(草丈 cm×茎数 本/㎡)の推定が可能である。 背景・ねらい 水稲栽培様式の多様化...
要約 群馬県嬬恋村キャベツ産地では,土壌の腐植含量と根こぶ病の発病に高い相関がある。腐植含量5%未満の淡色黒ボク土主体の圃場は発病抑止型で,大幅な 減農薬防除が可能である。腐植含量10%以上の発病助長型の圃...
要約 地下ダムの建設計画に資するため、衛星リモートセンシングによる熱赤外データを用いて海岸線付近での地下水湧出地点を探査する手法を考案し、その有効性を明らかにした。 背景・ねらい 地下ダムの建設を行っ...
要約 地域レベルでの種々の土地資源およびそれらの利用状況を地図情報としてデータベース化し、土地荒廃の要因解析や地域計画等に活用できる汎用性を検討した。 背景・ねらい シリア東北部のアジズ山地周辺で、土...
リモートセンシングデータを用いた土壌侵食現象の解析手法の開発
要約 衛生リモートセンシングデータを用いて,植生活動の時間的変化から広域を対象とした地域分類を行う手法及び地表面の地形・被覆の状態から土壌侵食の顕著な地域の土地劣化現象を解析する手法を検討し,有効な...
要約 ランドサットTMデータの3(赤)と4(近赤外)バンドを用いた植生指数は植物のバイオマスと関係がある。1987年7月8日の水稲の生育量(草丈×茎数)は植生指数K値(T=TM4-(aTM3+b);aTM3+bはソイルライン)と正の相関が...
要約 多年次に得られた衛星データから経年数別の草地分光反射特性を明らかにし、明確な特徴を持つ更新草地、新播草地の反射特性を利用して、北海道・根釧地区の1985~1994年までの草地更新年次マップを作成した。...
要約 磁気デジタイザによる非破壊計測に基づいて、植物の3次元形態をコンピュータ上において高精細度で再構築し、葉面積や葉面傾斜角度の空間分布など各種の3次元形態パラメータを算出する手法を開発した。 キー...
背景・ねらい 熱帯諸国では,毎年1,540万ヘクタールの熱帯林が激しい変化にさらされていると報告されている。特に,アジアの熱帯地域における森休の減少率は毎年約1.2%であり,中南米の0.8%やアフリカの0.7%と...