14.リモートセンシングによる高潮・潮風害時の農作物被災範囲の抽出法
要約 台風時に発生した高潮による農作物の被災範囲は,衛星リモートセンシングの衛星画像を用い,塩害で枯死した作物の正規化植生指数(NDVI)の低下域を特定することより,広範囲を迅速に決定することができる。 ...
11.細密数値情報と国勢調査小地域集計を利用した人口の空間分布推定手法
要約 三大都市圏において、国勢調査の町丁・字等別集計総人口および細密数値情報の土地利用データから10mメッシュを単位として人口の空間分布を推定できる。 背景・ねらい コミュニティの中で伝統的に培われてき...
衛星データ等の地理情報による西ジャワ州傾斜畑地域土壌侵食危険度図の作成〔研究〕
要約 が降る年があるが、この時期に裸地状態としないことにより、土砂が大量に流出することを抑制することができる。国際農林水産業研究センター・国際情報部 背景・ねらい インドネシア西ジャワ州の高原地帯には...
要約 地上分解能1.0mの航空機多波長域走査センサを搭載した航空機で、葉いもちの発生した圃場を計測した。バンド3(543.9-558.5nm:緑色)とバンド6(663.3-680.4nm:赤色)の比演算値により、葉いもちの発病程度...
要約 農耕地生態系を中低高度からリモートセンシングするための新たな分光デジタル画像計測システムを試作開発した。スチル写真やビデオ観測では不可能であった可視~熱赤外域の波長別画像を高精度で連続的に取得...
短波長赤外反射特性に基づいた作物収穫残渣の土壌被覆率計測手法
要約 作物収穫残渣による土壌被覆率を推定するために有効な反射スペクトル特性を探索し,短波長赤外の2000nm,2100nmおよび2200nmの反射率に基づく指数が作物収穫残渣による土壌被覆率の推定において有効であるこ...
要約 広域で地上分解能が高く、精度も高い表面温度分布図を作成するために、航空機から熱画像を多数撮影して、ノイズ処理後、オルソ化して、つなぎ合わせ、モザイクを作成する手法を開発した。本法は、検出器の空...
要約 スターホイールトラクタに搭載したデジタルカメラを用いて得た、直播水稲の直上からのカラー画像情報(植被率、RGB演算値)は生育量(葉面積指数、SPAD値など)と相関があり、生育量推定手法として利用可...
トラクタ搭載式分光反射測定装置による「コシヒカリ」の生育診断
要約 天空地上同期測定型分光反射測定装置はトラクタに搭載して,走行しながら「コシヒカリ」の窒素吸収量の測定が可能である.また,本装置は天空光が変動する条件下においても安定した計測精度を得ることができ...
要約 精細な計測が可能なヘリコプターからのレーザー計測により、スギ人工林における立木本数および各立木の樹高、広葉樹林における林冠の階層構造を把握する手法を開発した。 背景・ねらい 空中からのレーザー光...
要約 沿岸域における水産資源の管理、魚礁の配置計画や魚礁機能の検討、漁場行使の利用計画策定等々の支援ツールとして、地理情報システムGeographic Information System (GIS)を活用した沿岸漁場情報データベー...
要約 基礎的な水蒸気解析のために、合成開口レーダ差分干渉法と気象データを用いて、積算された大気中水蒸気の水平分布を求める手法を開発した。 背景・ねらい 水蒸気(湿度)の水平分布は、これまで疎な観測点で...
ユーラシア寒冷域における大陸規模の積雪深と融雪の状況をリモートセンシングで知る手法
要約 衛星搭載マイクロ波放射計SSM/Iのデータより,ユーラシア寒冷域の積雪深分布と,その融雪状況を知る手法を開発した。積雪深は,19GHzと37GHzの放射輝度温度差の1次式で推定する。1次式の係数は,5種の...
時系列衛星画像による水稲の広域的な作付け分布及び作付け時期の解明
要約 時系列で得られるNOAA衛星データを利用し,乾季におけるタイ国チャオプラヤーデルタの水稲作付け時期別分布図を作成した。これは,従来の農業統計データからは得られない面的情報であり,これによって作付...
海色リモートセンシングを用いた海洋における全球規模の基礎生産の推定
要約 海色リモートセンシングで得られたクロロフィル濃度から基礎生産量を推定するアルゴリズムを改良した。そのアルゴリズムを用いて、全球での基礎生産の分布と、全球での生産量を推定した。 背景・ねらい 海色...
要約 産業用ラジコンヘリコプター搭載の市販デジタルビデオカメラにより撮影した近赤外画像から水稲生育量を推定し、地理情報システム上に展開することによって、大区画圃場単位や農村集落ごとの水稲生育情報を広...
インターネット利用による漁場マップ衛星画像の作成と漁船への広報システム開発
要約 インターネットを利用した衛星画像データの取り込みと画像処理ができるパソコンソフトの開発と、それを利用した漁場マップ衛星画像情報を準リアルタイムにしかも日常的に漁業生産現場に提供するシステム開発...
要約 タイに見られる典型的な熱帯林(山地常緑林、季節林、マングローブ林)を衛星リモートセンシングと地理情報システムを用いて、システマティックに調査し、その季節変動と経年変動の動態を明らかにした。 背...
要約 葉いもちはR550/R675(550nmと675nmの反射率の比)、穂いもちは糊熟期ではR570/R675、黄熟期ではR550/R970のバンド比でそれぞれ被害度を判別できる。また、これらの波長を含む衛星、航空機センサで被害の甚大...
衛星リモートセンシングを利用した米粒タンパク含有率区分図の作成
要約 水稲成熟期の衛星データから得られた正規化植生指数と、実測した米粒タンパク含有率との間には高い正の相関がある。衛星リモートセンシングを利用して、米粒タンパク含有率区分図を作成できる。 背景・ねら...