要約 地上分解能1.0mの航空機多波長域走査センサを搭載した航空機で、葉いもちの発生した圃場を計測した。バンド3(543.9-558.5nm:緑色)とバンド6(663.3-680.4nm:赤色)の比演算値により、葉いもちの発病程度...
ヒメフタテンヨコバイ媒介性ファイトプラズマの間接ELISA法による検出
要約 タマネギ萎黄病ファイトプラズマの膜タンパク質Phy-1のN末端アミノ酸配列を合成したポリペプチドに対する抗体を用いることで、感染植物からヒメフタテンヨコバイ媒介性のファイトプラズマを間接ELISA法によ...
コロニー PCR によるリンゴ根頭がんしゅ病菌の診断法の開発
要約 病原性アグロバクテリウム菌の検出が可能な PCR 用プライマーを新たに設計し、コロニー PCR 法による病原性菌株の特異的検出法を開発した。本法により、リンゴ根頭がんしゅ病菌の簡易診断が可能である。 キ...
携帯型の非破壊品質評価装置を用いたリンゴ樹上未熟果の糖度測定
要約 近赤外光による携帯型非破壊品質評価装置をリンゴ未熟果に適用するための温度補償型検量式を開発した。本装置により、収穫約 50日 前からの樹上果の糖度を測定できる。また、樹間、樹冠内の糖度が低い部分や...
成果の内容・特徴
要約 生育量の把握が困難な散播直播水稲の乾物重、窒素吸収量が天空地上同期測定型分光反射測定装置を用いることにより、発育段階ごとに高精度で測定できる。また、発育段階予測法を活用することにより、発育段階...
フィリピンにおける養殖ハタ大量死はウイルス性神経壊死症に因る〔研究〕
要約 原因不明であった養殖ハタの大量死は、フィリピンで初めてのウイルス性神経壊死症(VNN)の感染発病に因るものであり、本症の確定診断は病原病理学的に可能である。国際農林水産業研究センター・水産部 ...
背景・ねらい 農山村地域における過疎・高齢化の進行等による地域活力の低下は,農林業生産活動の停滞とともに農林地資源の荒廃をも招いており,多くの自治体で地域の活性化を図ることが急務となっている。本研究...
DIBA法、ラテックス凝集反応法によるスイカ果実汚斑細菌病の迅速診断法
要約 DIBA(Dot Immuno-Blotting assay)法とその変法であるTBI(Tissue Blot Immuno-assay)法、ラテックスおよび黄色ブドウ球菌の死菌体を利用した凝集反応法による病原細菌の検出は、スイカ果実汚斑細菌病の迅...
ピーマン栽培土壌からのトウガラシマイルドモットルウイルスの検出法
要約 スキムミルクと界面活性剤(Tween 20)を含むウイルス抽出用緩衝液を用いると、トウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)汚染ピーマン圃場の土壌抽出液から、DAS-ELISA法により特異的かつ高率にPMMoVを...
無病種いもの新しい供給体制に適応したジャガイモウイルス高感度検出法
要約 マイクロチューバ(MT)を利用した新しい採種検定体系に適用するため、ばれいしょの培養苗条、MT、休眠塊茎から、主要な4種のウイルス(PVY,PLRV,PVX,PVS)を高感度で検出できる遺伝子診断技術を開発した。...
ナス青枯病抵抗性に関するDNA多型のSTS化プライマーの作成法
要約 ナス青枯病抵抗性の「DMP」の培養変異体を用いて、シークエンスゲルを用いたDIG-RAPD法により抵抗性に関する多型バンドを検出する。アガロースゲルによる電気泳動で安定的に遺伝子診断ができるように、STS化...
要約 ゲットウ(Alpinia speciosa K.Schum)の葉に、はじめ褐色円形の小病斑が生じ、しだいに融合して大型病斑となり、後に、葉全体が枯死する病害が発生した。病原菌はPhoma sp.と同定された。本病をゲットウ輪紋...
要約 新根を供試した遺伝子診断技術のひとつであるRAPD分析によりカンキツ「天草」の自根と台木根を高い確率で比較的容易に区別することができる。また、ひこばえを発生させる方法でも簡易的に自根発生樹を識別す...
要約 農村の現状を多面的にとらえるために、主成分分析手法を用いた地域診断手法を用いて、全国の地域診断を容易に行える汎用ソフトを開発した。この手法は、当該地区の経済活力、農業活力、自然環境度を全国平均...
「はえぬき」の登熟中期の葉色による産米の食味(玄米タンパク質含有率)別仕分け法
要約 出穂後15~20日頃の止葉の葉色を測定することによって、収穫時の産米を玄米タンパク質含有率で仕分けすることが可能であった。 背景・ねらい 庄内地域では共乾施設利用面積の占める割合が約6割に達しようと...
要約 ウシでは妊娠中の子宮内膜マトリックスメタロプロテナーゼ(MMP)-2産生およびその遺伝子発現が減少する。これらの動態は血中MMP-2の変化と一致し、血中MMP-2は子宮内膜機能の指標となる。また、MMP-9遺伝子...
要約 収量、品質面からみた砂質浅耕土地帯におけるコシヒカリ条播栽培での適正着粒数は27,000~27,500粒/㎡である。また、この適正着粒数を得るための幼穂形成期における草丈×茎数×葉色値は140,000程度である。 ...
要約 稲株引抜き負荷測定装置によって引抜いた稲株に把持された根系付着土塊形状により、水稲の根張り(株支持力)を診断する手法を確立した。 背景・ねらい 根張りは地上部生育評価の大きな要素として考えられてき...
要約 急性期反応蛋白のひとつであるハプトグロビン及びα1酸性糖蛋白は臨床的に呼吸器と診断される前から血液中に増加することから,牛呼吸器病の早期診断に利用できる。 背景・ねらい 子牛の肺炎等の呼吸器病によ...