家畜ふん堆肥等の有機質資材中のAD可溶有機態窒素含量の特徴およびC/N比との関係
要約 有機質資材中のAD可溶有機態窒素(ADSON)含量は、植物油かすや魚かすで高く、牛ふん堆肥で低い。植物質の有機質資材では、C/N比が小さいほどADSON含量は大きい。鶏ふん堆肥の一部やカニガラなど、C/N比が小さ...
インプリンティング効果を考慮したゲノム情報に基づく遺伝的能力評価法の開発
要約 遺伝子型値ベースおよび配偶子ベースにおいてインプリンティング効果を考慮するために開発した2つのゲノミックBLUP法は、全遺伝能力およびその分散成分の推定精度を向上させる。 キーワード ゲノム情報、イ...
ゲノミック選抜法の性能を検証するための基礎集団構造の作成条件
要約 シミュレーションによって発生させた基礎集団のゲノム構造において、1塩基多型のアリル頻度の分布が平衡に達していなくても、連鎖不平衡係数が平衡に達していれば、ゲノム情報に基づいた遺伝的能力評価法の...
優性遺伝効果を考慮したゲノム情報に基づく遺伝的能力評価法の開発
要約 ゲノミックBLUP(GBLUP)法では考慮できなかった、優性遺伝効果を含むGBLUP(GBLUP-D)法を開発することで、優性遺伝効果を含んだ遺伝的能力の推定精度を高くすることができる。 キーワード ゲノム情報、優性遺...
要約 食肉の品質と価格に影響する食肉脂肪の結晶度および結晶多形の種類と含量は、可搬型ラマン分光装置を用いることで、食肉生産や格付の現場において非破壊かつ簡便に評価できる。 キーワード 脂肪、結晶度、結...
要約 家畜ふん堆肥の窒素肥効の遅速を含む迅速な評価手法を開発し、簡易化・マニュアル化するとともに、分析結果に基づき施肥量を試算する施肥設計システムを構築した。これにより家畜ふん堆肥の施用当作の窒素肥...
子豚を利用した免疫調節機能評価技術の確立と発酵リキッド飼料の評価
要約 子豚の血液、糞便、唾液などの生体成分を用いて、乳酸菌や乳酸菌で調製した発酵リキッド飼料等の免疫調節機能を簡便に調べることができる。 キーワード プロバイオティクス、発酵リキッド、抗体応答、サイト...
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品の内、高脂肪の素材を乾燥処理後、飼料設計を立て、0、7.5、15%の割合で配合して採卵鶏に給与すると、産卵成績、卵質成績ともに無添加群と同様か優れ...
要約
高脂質・高タンパク質コンビニエンスストア残さの地鶏用飼料への添加
要約 コンビニエンスストアから排出される消費期限切れの食品の内、高脂肪の素材を乾燥処理後一般配合飼料に0、10、20%上乗せして地鶏(房総地どり)に給与すると、発育が改善され、嗜好性に差がない肉が生産さ...
要約 いわゆる「家畜排せつ物法」の完全施行後においては、腐熟の指標である炭素含量と肥料成分等との間には負の関係が認められる。この関係を利用すると、腐熟のどの段階で利用することが有利か、特殊肥料の重金...
脂質膜方式味覚センサーで豚肉熱水抽出物の類似性および差異が解析できる
要約 市販の脂質膜方式味覚センサーにより熱水抽出物を測定することで、豚肉の品種間、あるいは生産場所間の類似性もしくは差異をあらわすことができる。また、味覚センサーの出力結果は水溶性うま味関連成分濃...
要約 牛ふん堆肥中易分解性有機物は他の有機質資材に比べ総じて少なく、難分解性有機物が多い。豚・鶏ふん堆肥は幅広い分解性を示す。家畜ふん堆肥を含めた有機質資材共通の易分解性有機物の指標としてAD(酸性デ...
LCA手法による休耕地を活用した濃厚飼料供給システムの環境評価
要約 ライフサイクルアセスメント(LCA)手法を用い、国内畜産業への濃厚飼料供給システムを変更した場合の環境影響を評価した。米国産とうもろこしの一部を休耕地に作付けした大麦に代替えすれば、CO2換算量7.8...
F1母豚の能力向上のための「ハマナスW1」維持・増殖群の遺伝的評 価法
要約 「ハマナスW1」維持・増殖群の総産子数にもとづく母豚の生産性の遺伝的 評価法について検討した。維持・増殖群のデータのみを利用した反復モデルによる推定 育種価は、F1母豚の成績を含めて推定した育種価と...
要約 牛ふん、豚ぷん堆肥では0.5M塩酸を、鶏ふん堆肥では1M塩酸を用いた1:10抽出により、リン酸、塩基が湿式分解法と相関高く抽出され、この溶液中のアンモニア・硝酸・リン酸・カリウムは小型反射式光度計を用い...
豚肉中のビタミンB1含量表示が消費者の「おいしさ」におよぼす影響
要約 豚肉中のビタミンB1含量と「おいしさ」との関係について調査した結果、ビタミンB1有量は肉の味(おいしさ)に影響を与えないと考えられる。しかし、豚肉中のビタミンB1含量を表示することによって、その肉の...
要約 一般消費者を対象としたアンケート調査によって、豚肉の「おいしさ」の客観的評価法で使用する機能性成分を調査した結果、ビタミンB1が最も有効であった。また、豚肉中の成分含量を表示する方法は、消費者の...
要約 豚胸最長筋を 1℃、4℃および 6℃に保存したときの核酸関連物質含量を調査し、保存日数と修正K値(mK値)の回帰式を作成した。次に、作成した回帰式により別の豚肉のmK値から保存日数を推定すると二次回帰式を...
要約 豚肉の官能検査法における調理法は、厚さ15mmに整形し、4%食塩水に30分間浸漬後、250℃ホットプレート加熱することにより、遊離アミノ酸損失が少なくなる。調理肉の食べ方の詳細を設定することは各項目評価...