黒ボク土茶園のうね間部表層土壌における土壌窒素無機化量の迅速な評価法
要約 黒ボク土のかぶせ茶園において一年間に無機化する土壌窒素量のうち、23~63%がうね間部分に由来する。うね間部表層土壌における土壌窒素無機化量は熱水抽出窒素量によって評価することができる。 キーワー...
要約 牛ふん、豚ぷん堆肥では0.5M塩酸を、鶏ふん堆肥では1M塩酸を用いた1:10抽出により、リン酸、塩基が湿式分解法と相関高く抽出され、この溶液中のアンモニア・硝酸・リン酸・カリウムは小型反射式光度計を用い...
要約 少量精麦による極少量搗精粒(20粒程度)を材料とし、色彩色差計で測定した色相からハンター白度を求めることで、高精麦白度大麦系統の個体選抜が可能である。 キーワード オオムギ、精麦白度、極少量搗精粒...
要約 4電極土壌EC計と土壌水分計で計測される見かけの土壌電気伝導度ECaと体積含水率θから、施肥管理の指標となる土壌溶液電気伝導度ECwを現場で迅速に評価できる。その結果、従来計測できなかった現場ほ場のECw...
46.空中電磁法の改良と地すべり地における3次元比抵抗分布探査
要約 レベリング手法を改良した空中電磁法により3次元的な比抵抗分布を把握し、地すべりブロック分布と比較することで、地すべりブロック構成物の判定や崩積土層厚の推定ができ、より高精度な危険度評価が可能...
要約 水田地帯における生態環境、特に魚類生息域の維持機能の定量化法を示した。農業用排水路系における魚類生息域と水資源の関係が、水文指標(水路の水路幅、水深、平均流速、流速分布の時空間分布)と水路ネ...
要約 炭の性能は電導度測定による炭化度で簡易的に判定できる。粉炭の電導度測定では接触点抵抗が大きく、不安定であるため、懸濁液中で粉炭電導度を測る方法を開発した。この等電導度点を見つける測定法は、粉...
9.魚類生態系に配慮した水田水路系における分断および迂回水路の評価法
要約 魚類生態系の良好な維持管理のためには水路内における流れの連続性が重要である。流れの分断および迂回水路の有無を、水田および水路の配置を有向グラフのネットワーク問題として解析し、2点間を結ぶ最短...
F1母豚の能力向上のための「ハマナスW1」維持・増殖群の遺伝的評 価法
要約 「ハマナスW1」維持・増殖群の総産子数にもとづく母豚の生産性の遺伝的 評価法について検討した。維持・増殖群のデータのみを利用した反復モデルによる推定 育種価は、F1母豚の成績を含めて推定した育種価と...
要約 都市農村交流施設の施設内容と都市住民による評価との関係を定量的に明らかにするために選択実験を利用した手法を開発した。この手法を利用することで、いずれの施設整備計画案が都市住民の要望により適し...
要約 タマネギのケルセチン配糖体含量は、球から櫛形に切り取りフードプロセッサーで細断 した試料を 80%メタノールで抽出し,その吸光度(360nm)を分光光度計で測定することにより, 慣行のHPLC法よりも簡便に評価...
要約 豆乳抽出率は粉砕大豆の水抽出液の固形分量から、豆腐の硬さは大豆水抽出液のカルシウム凝固率から豆腐製造前に推定できる。 キーワード ダイズ、豆乳、豆腐、抽出率、硬さ 背景・ねらい 国産大豆や有機栽培...
要約 迅速測定法は常法のAD溶液煮沸に代えて圧力鍋による加熱を、乾燥機での乾燥に代え電子レンジを用いることにより処理時間が短縮できる。さらにアセトン洗浄と灰化を省略して全行程が1.5時間で完了する。 キ...
要約 採卵鶏農家をLCA等によって環境評価する際に必要な原単位として、ウインドゥレス鶏舎内の鶏ふんやその処理物(堆肥)の含水率、有機物、栄養塩類等の濃度および環境負荷ガス発生量を、3農家の鶏舎(7件)...
要約 ライフサイクルアセスメント (LCA)手法を用いて肉用牛肥育の環境影響を評価したところ、地球温暖化への寄与が最も大きいのは畜体から発生するメタンであり、酸性化では化学肥料とふん尿由来のアンモニアが主...
要約 少量精麦による極少量搗精粒(20粒程度)を材料とし、色彩色差計で測定した色相からハンター白度を求めることで、高精麦白度大麦系統の個体選抜が可能である。 キーワード オオムギ、精麦白度、極少量搗精粒...
要約 MPN法を土壌原生動物の種組成とその生息数評価法として改良し、家畜スラリー長期連用土壌において土壌繊毛虫相を評価すると、家畜スラリー投入量に伴い種数と生息数が増加する。 背景・ねらい MPN(Most Prob...
農林業センサスを利用した家畜ふん尿由来有機物の流通量及び圃場投入量の推定
要約 2000年農林業センサス農家調査票に基づき、有畜農家毎の家畜ふん尿由来有機物の圃場への投入パターンを類型化することにより、正味の流通可能量及び単位面積当たり圃場投入量を推定できる。 キーワード 農林...
熱赤外リモートセンシングによる表面温度は土壌面CO2フラックスの広域評価に有効である
要約 渦相関法により測定した裸地期間の土壌面CO2フラックスは地中温度や土壌水分よりも熱赤外リモートセンシングにより得られる表面温度と密接に関係していることが判明した。広域観測が容易な表面温度による評...
要約 小豆の抗酸化活性は道産普通小豆で高いが、収穫年次や栽培地により変動がみられ、 登熟期間の日照時間が長いほど高くなる。小豆に含まれる抗酸化成分は、カテキングルコシ ド、カテキン、ルチンなどのポリフ...