スィートコーンのリン酸カリ水溶液定植前浸漬によるリン減肥栽培
要約 128穴セルで育苗したスィートコーン苗をPとして1%のリン酸カリ水溶液に1時間浸漬してから畑に定植すると、初期生育が優れ、慣行並の収量が得られ、リン施肥量を慣行に比べ大幅に削減できる。 キーワード リ...
要約 構造的に不均一な細粒黄色土で点滴かん水施肥によりスプレーギクを栽培する場合、ピートモスを容量で10~20%混合し、1日に1時間間隔で1回1平方メートル当たり0.5Lを6回点滴かん水すると、作土層内に水...
福島県における製パン適性の高い小麦新品種「ゆきちから」の採用
要約 「ゆきちから」は高蛋白で、製パン適性に優れる。耐寒雪性・耐倒伏性が強い良質品種で、適正な施肥管理により、安定した品質・収量が得られる。 キーワード 小麦、ゆきちから、製パン適性、耐寒雪性、耐病性...
要約 そば菜の露地栽培は、5月中旬から9月中旬までの播種が可能で収穫までの日数は11~19日である。また、このときの生育気温は平均気温15℃以上、積算気温は230℃程度以上必要であり、栽培期間中はパスライトによ...
雨よけほうれんそう生体中硝酸含量の小型反射式光度計を用いた分析法
要約 雨よけほうれんそう生体中の硝酸含量は、株全体を家庭用ミキサーで磨砕し抽出、ろ過した液を、小型反射式光度計(RQフレックス)を用いて簡易に測定することができる。 キーワード 硝酸、反射式光度計、ほう...
要約 根域のマット化が可能なグランドカバープランツ11種について、効率的生産のためのマット植物栽培マニュアルを作成した。 キーワード マット植物、グランドカバープランツ、栽培マニュアル、用土、施肥 背景...
要約 砂丘未熟土におけるエダマメの養液土耕栽培では、播種後約20日目から開花時期までの約20日間窒素・リン酸・カリ濃度を90mg/lで点滴施肥し、その後収穫まで120mg/lの施肥を行うことにより、慣行栽培施肥量(...
要約 小麦の成熟期や収穫が遅れたり降雨等で圃場条件が悪く、小麦収穫後大豆の適期播種が不能と予想される場合、小麦収穫前に慣行播種量の1.5~2倍の大豆を小麦立毛間に散播し、小麦収穫時に切断麦稈で被覆すると...
要約 大豆栽培でアブラムシ用殺虫剤(粒剤)を条施用するには、播種機に取り付ける施肥装置を改良して薬剤施用装置とし、施肥装置と同様に播種機のツールバーに取り付ける。これにより薬剤施用装置を低コストで導入...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
要約 豚ぷん堆肥の30℃培養での窒素無機化パターンは、発酵方式により大別される。縦型密閉方式や、乾燥ハウス処理の堆肥では窒素無機化が長期間続き、堆積発酵の堆肥では無機化がほとんどないかごく短期であり、C...
火山灰畑圃場における家畜糞堆肥連用による土壌中の亜鉛・銅の蓄積
要約 窒素成分で年間1kg/a相当量の家畜ふん堆肥を施用した表層腐植質黒ボク土中のの亜鉛・銅は,通常の土壌管理法では表層から30cmまでに蓄積される。特に,乾燥豚ぷんの連用により,亜鉛は土壌管理基準値(120mg/...
要約 愛知県の西三河洪積地帯におけるダイズ作の収量改善に有効な(1)「フタスジヒメハムシの幼虫防除」、(2)「肥効調節型肥料の中耕時施肥」および(3)「生育期の心土破砕」の効果は、ダイズ作付け履歴が少なく収...
要約 シンテッポウユリ種子の発芽勢は湿潤冷蔵処理(5℃、3週間)と種子の翼の除去処理の組み合わせにより著しく高まる。また、市販の野菜用培養土にマサ土を10%添加することで根鉢が堅くなり、機械定植に適応し...
要約 日本シバ裁断茎は、バーク堆肥を主とした生育基盤材、肥料および水と共にタンク内で混合撹拌後、圧縮空気によりノズルで吹き付け植栽できる。植栽面積に対する苗シバ量は従来の張シバより少なく、大規模で省...
要約 ジェイレッド(収量目標;3t/10a)のカリウム(K)要求量は16.6kg/10a/1作であり、K2O施肥量20kg/10aを要す。土壌交換性K2O含量が300mg/kg以上の場合は10kg/10a減肥が可能である。 キーワード カリウム、か...
要約 日本ナシ「豊水」は有機配合肥料区に比べ肥効調節型肥料区は収量が多く、果実品質も優れ、年1回施肥や年間窒素投入量を削減するなど、施肥作業の省力化が可能となり、環境への負荷も軽減できる。 キーワード...
要約 施設(ガラス温室)栽培の長段トマトの日吸水量は、葉面積指数が1.5以上では、気象要素(飽差、日射、気温、)を説明変数とする重回帰式で精度良く推定できる。 キーワード 施設栽培、長段トマト、吸水量、...
カキ「新秋」のボックス栽培における用土の種類、量および施肥量
要約 カキ「新秋」のボックス栽培では、用土の量は果実品質、収量のバラツキが小さく、運搬の利便性を考慮して25L、用土は粒状培土か真砂土とし、肥料は肥効調節肥料の1回施用、1樹当たり窒素成分7~14gで栽培で...
要約 エクストルーダ成型機で成型した発酵鶏ふんの窒素無機化率は、原料であるバラ鶏ふんの3~4割である。モミガラ牛ふん堆肥のみの成型堆肥では、窒素の肥効は非常に低いが、菜種油かすや尿素を混合して成型する...