ほうれんそうに含まれるルテイン定量法と日本農林規格(JAS)化
要約 生鮮・冷凍ほうれんそうについて、汎用性の高い高速液体クロマトグラフィー(HPLC)法により、再現性の高いデータを取得する。ほうれんそうは、ルテインとその異性体やクロロフィル等を含むが、本法はルテイン...
要約 高アントシアニン緑茶「サンルージュ」を12週間継続摂取すると、目の焦点調節力、目の疲れが「やぶきた」緑茶やプラセボ茶に比べ改善する。その効果は45歳未満の老視傾向がなく、毎日VDT作業を行っている被...
要約 枕系56-01は機能性成分であるG-ストリクチニンおよびテオガリンを高含有するチャ系統である。これら成分は新芽の心や第一葉など葉齢が若い部位に多く含まれる。 キーワード 緑茶品種、枕系56-01、機能性成分...
要約 機能性農産物を組み合わせた「機能性弁当」を週5回(平日昼食時)、12週間摂取するヒト介入試験では、内臓脂肪面積が有意に低下し、特に50 %大麦及び玄米摂取で高い効果が認められる。 キーワード 機能性農産...
暖地春まき栽培に適するだったんそば品種候補「九州D6号」の育成
要約 だったんそば「九州D6号」は、耐倒伏性に優れ暖地の春まきおよび秋まき栽培が可能であり、春まき栽培でより多収である。 キーワード だったんそば、春まき栽培、二期作栽培、わい性、耐倒伏性 背景・ねらい ...
チャ品種「そうふう」「さえみどり」は機能性成分ケルセチン配糖体が多い
要約 既存緑茶品種の中では「そうふう」と「さえみどり」の2品種が、主力品種「やぶきた」に比べてケルセチン配糖体を特に多く含む。ケルセチン配糖体は一心一葉と茎には少なく、熟した葉に多く含まれる。 キーワ...
要約 1日当たり34mgのメチル化カテキンを含む機能性表示食品「べにふうき」緑茶の継続摂取によりハウスダストやほこりなどによる目や鼻の不快感が軽減される。 キーワード 「べにふうき」緑茶、メチル化カテキン...
要約 開発した給茶機を用いることより、茶品種、茶葉量、抽出温度、抽出時間を変えることで、目的とする機能性成分(メチル化カテキン、テアニン、エピガロカテキン)を短時間・効率的に抽出できる。 キーワード メ...
要約 日本産及び外国産の紅茶の含水率は7%前後で、日本の緑茶の基準である5%よりも高く、ばらつきが大きい。紅茶の生産国によって含水率に差は認められない。CTC製法による紅茶の含水率はオーソドックス製法によ...
要約 農研機構で開発された高機能性農作物に関する情報を集約し、利用しやすい形で食品関連の実需者や研究者等へ提供するデータベースを構築、Web上で公開する。本データベースは、地域農作物の機能性に着目した...
要約 血圧が高めの被験者が「べにふうき」緑茶を8週間連続飲用すると、試験開始時に比べ有意に収縮期血圧が低下する。 キーワード エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(メチル化カテキン;EG...
カフェインレスチャ品種育成のための育種素材とカフェインレス形質の遺伝様式
要約 チャ近縁種「タリエンシス赤芽」に見出されたカフェインレス形質は、チャとの種間雑種後代にも遺伝し、1遺伝子座に支配される劣性形質と推察される。カフェインレス遺伝子をホモまたはヘテロに有する系統は...
チャにおける高アントシアニン新品種候補「枕個03-1384」
要約 「枕個03-1384」は炭疽病、輪斑病に抵抗性を有し、高アントシアニン系統である「茶中間母本農6号」よりも新芽中のアントシアニン含量が高く、栽培特性に優れている。 キーワード チャ、枕個03-1384、品種...
要約 玉露および覆い下夏茶(覆い下栽培した二番茶)は、露天栽培の煎茶(一番茶、二番茶、三番茶)に比べてルテイン含量が高い。また、新芽の部位別では、下位葉のルテイン含量が高く、茎部の含量は低い。 キー...
要約 ジャージー種において、乳脂肪中の共役リノール酸(c9t11CLA:CLA)割合は、放牧(3時間/日)により有意に高く、ヤマブドウ粕の給与では高くなる傾向を示す。また、生産性に関与する遺伝子型では有意な差が...
要約 家庭等で飲用する場合「べにふうき」緑茶葉から60%以上のメチル化カテキンを抽出するには、100倍量以上の水で煮沸しながら5分以上煎じる必要がある。一方、食品メーカー等でエキス抽出する場合、温度を90℃...
α-グルコシダーゼ抑制活性(血糖値低下の指標)測定法の開発及びその適用による高活性「豆?(中国伝統食品)」の発見
要約 有色試料に適用できる高感度簡便なα-グルコシダーゼ活性測定法を開発し、測定したところ、中国伝統食品である豆豉には、α-グルコシダーゼの抑制活性の高いものがある。 背景・ねらい
生体は、ショ...
要約 各種農産物のうち、茶、シソ科ハーブ類、ブルーベリー葉、香酸柑橘果皮の80%エタノール抽出物はHL60細胞及び肝がん細胞3種の増殖を抑制する。さらにシソ科ハーブ類の抗酸化成分はがん細胞増殖抑制活性を有す...
要約 静岡県茶業試験場遺伝資源圃にて保存している916個体の二番茶におけるタンニン含有率は、11~26%の範囲に分布している。また、カテキン含有率は、最高値で総量が25.1%、EGCgが16.3%である。 キーワード チャ...
要約 採卵鶏飼料に鯖油を添加給与することにより、卵黄中のドコサヘキサエン酸(DHA)含量が増加しアラキドン酸含量が減少して、n-6/n-3比の低い鶏卵が生産できる。 キーワード 卵用鶏、鯖油、DHA、...