要約 久米島におけるイモゾウムシの個体数をLEDトラップによる標識再捕法で推定した結果、久米島全体のイモゾウムシ個体数は、ピーク時で約760万頭と推定される。 キーワード イモゾウムシ、個体数推定、LEDトラ...
Corynespora citricola M.B.Ellis によるメボウキ(バジル)黒あし病(新称)の発生
要約 メボウキ(バジル)苗の、茎および根が黒色に変色し、葉が黄化して生育が停止し、のちに枯死する病害が発生した.原因菌の同定を行った結果、Corynespora citricola M. B. Ellisであることが判明した。本病名...
要約 Hungら(1999)のPCR法で用いられているDNA抽出緩衝液を2.5倍希釈してミカンキジラミから核酸抽出を行うとより安定的に核酸が沈殿し、ミカンキジラミの成虫1頭からのグリーニング病病原体の検出が可能である...
要約 供試した殺虫剤12薬剤、殺菌剤10薬剤のうちアリガタシマアザミウマの成虫および幼虫が生存率70%を示した薬剤は、殺虫剤では脱皮阻害剤、BT剤、吸汁阻害剤およびデンプン液剤を含む4薬剤、殺菌剤では2薬剤で...
要約 沖縄県の気象条件に適応し、パイプハウスや冬期無加温栽培などの低コスト生産が可能なバンダ類の5品種を選定した。 キーワード パイプハウス、低コスト生産、バンダ類 背景・ねらい 沖縄県の気象条件に適応...
要約 露地電照栽培に適した秋小ギクの新品種「沖のひかり」を育成した。花色は明るい黄色で、茎は良く伸び、開花揃いは優れる。花房は整い、水揚げ、花持ちも良い。マメハモグリバエの被害は少ない。 キーワード ...
要約 夏秋ギク「精の輝」は7月から10月出荷の作型で無側枝性が発現し、摘芽・摘蕾作業が省力化される。また、奇形花が少なく、草姿、花色(濃黄色)、花形(抱え咲き)が良く、有望である。 キーワード 「精の輝...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性低下あるいは、開花前日および当日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させ...
要約 オクラのセル苗の育苗には25穴トレイで、培地に完熟堆肥を用いると定植後の生育抑制が少なく収量も多い。品種は商品率が高く多収の「大和グリーン」が適する。 キーワード オクラ、25穴トレイ、完熟堆肥、大...
要約 被覆尿素入複合140日タイプの全量元肥一発施肥すると従来のCDUを元肥に用いた追肥主体の施肥体系に比べて省力化が図られ収量が高くなる。 キーワード 被覆尿素入複合140日タイプ、全量基肥 背景・ねらい オ...
低温期におけるわい性サヤインゲンのトンネルを利用した一斉収穫栽培法
要約 露地わい性サヤインゲンを11月中旬~1月中旬に播種する場合、低温・季節風のため低収量であるが、トンネルを用いた一斉収穫栽培により収量が大幅に増加し、品質も向上する。 キーワード わい性サヤインゲン...
要約 冬春期のニガウリのNFT養液栽培において、養分吸収特性を考慮した処方液を単肥配合で作成することにより慣行肥料コストを約5割削減し10アール当たり10トン以上の収量を得ることができる。 キーワード NFT、...
要約 ニガウリ新品種「試交4号」は、露地栽培の作型で収量が5.3t/10aと中長に比べて高い。雌花数が適度で、果皮色は濃緑色である。 キーワード 新品種、雌花数、露地栽培 背景・ねらい 「群星」「汐風」は、雌花...
要約 サトウキビ新品種「Ni17」は風折抵抗性に優れ、潮風害後の展開葉数が多く、収穫期の糖度が安定して高い。また萌芽性が良く株出収量が高いため、本系統の普及により台風による茎収量、糖度の低下に苦しむ地域...
要約 沖縄本島北部地域の1期作における「ひとめぼれ」の施肥法は分施の場合、穂肥の多量施用は食味低下を招くことから避ける。肥効調節型肥料による全量基肥施用は30~50日タイプ(緩効率50~60%)が適している。な...
要約 サトウキビのアグロバクテリウムを用いた形質転換において、一般の超音波洗浄機による超音波処理でアグロバクテリウムの菌密度を低下させ、除菌・選抜培養中の過剰増殖を抑制することができる。 背景・ねら...
ミトコンドリア型スモールヒートショックプロテイン遺伝子を導入したタバコの耐暑性〔研究〕
要約 トマトのミトコンドリア型スモールヒートショックプロテイン(MT-sHSP)遺伝子を、センス向きに導入したタバコは耐暑性を示す。また、アンチセンス向きに導入したタバコは熱感受性を示す。 背景・ねらい いわ...
要約 サヤインゲンでは開花前10日頃の高温による花粉稔性、あるいは開花当日および前日の高温による花粉管伸長阻害のため不受精となり落花する。開花後の高温は受精した胚珠の発育を阻害し、変形莢を発生させる。...
東シナ海大陸棚における低層での栄養塩(リン酸塩、硝酸+亜硝酸)の再生
要約 東シナ海大陸棚域における、海底付近での栄養塩の冬から夏への底層での見かけの濃度増加はリン、窒素で、1リットル当たり0.41および6.1マイクロモルであった。また、この増加は有機物の分解・再生に起因して...
要約 フエフキダイ科魚類のホルマリン固定標本からのDNA抽出法を検討し、種判別への応用技術を開発した。この技術により、ホルマリンで固定された古い標本から抽出されたDNAを用いた種判別が可能となった。 背景...