要約 平張施設を利用したキク周年生産モデルを作成した。夏季は夏秋ギクを使用し、頭上散水、遮熱マルチ等の高温対策により8月出荷ができる。また、12月出荷後、伸長性に優れる秋ギク品種を用い、穂冷蔵、無摘心...
要約 開発したトラクタ装着型堆肥条撒き機は、サトウキビ株出しほ場において2条または3条で堆肥を散布する。作業速度を変化することで2~4t/10aの散布が可能で、作業能率は2条散布時に、0.8(2t/10a)~1.2時間/1...
要約 小型および中型のサトウキビ株揃え機はハーベスタ収穫後、高刈り等の株を揃える作業機である。改良機は施肥器と農薬タンクを搭載し、株揃え、土中への施肥および除草剤散布の3作業が同時に可能で、株出し管...
要約 サトウキビの一芽苗による効率的な育苗方法を開発するため、軽量で作業効率の高い一芽苗切断機を開発した。また、育苗に適応するようセルトレイの規格を定めた。これによって安価で健全なセル苗を生産できる...
要約 アグロバクテリウムの未熟胚への接種、および接種後の選抜条件を至適化することによりネリカ品種の形質転換法を開発した。得られた形質転換体の外来遺伝子の植物染色体への組み込み、発現、後代への伝達およ...
早期高糖で株出しが優れる大東島向けサトウキビ新品種候補系統「RK95-1」
要約 サトウキビ「RK95-1」は茎数が多く株出し多収である。早期から糖度が高く早期収穫にも適している。本系統を株出し栽培の多い南北大東島地域に早期収穫用で普及することにより、同地域のサトウキビ生産の向上...
要約 サトウキビ搾汁液と乳原料とを含有する培地に乳酸菌を接種して乳酸発酵させることにより、サトウキビ由来のポリフェノールや抗酸化能を活かし、かつ、血圧降下作用が期待できるGABAを豊富に含んだサトウキビ...
要約 赤土流出防止に有望な緑肥は、春播き緑肥で富貴豆やピジョンピー及びクロタラリア、秋播き緑肥でヘアリーベッチやエン麦である。 キーワード 赤土流出防止、春播き緑肥、秋播き緑肥 背景・ねらい 陸地より流...
要約 沖縄地域において無加温栽培に適する切り花生産用デンファレ品種「98-8-33」と「99-11-11」を育成した。両系統とも多収性で、花茎伸長性に優れる。 キーワード デンファレ新品種、沖縄地域、無加温栽培、切り花...
要約 沖縄地域において冬春季の電照抑制栽培に適する秋小ギク「沖の寿」、「沖の白寿」を育成した。「沖の寿」の花色は濃黄色、「沖の白寿」は白色である。両品種とも開花揃いに優れ、一斉収穫が可能で、マメハモ...
要約 台風被害調査結果をもとに、園芸用施設の被災要因を整理できる調査シートを作成する。本調査シートを利用することにより、被災施設の問題点がこれまでよりも明確になり、合理的な台風対策が可能になる。 キ...
要約 雨除け用の被覆資材の取り付けが困難な平張施設に対し、被覆資材が容易に取り付けられる低コストな屋根取付用のアーチパイプ簡易継手を開発する。 キーワード 平張施設、園芸施設、雨除け、低コスト 背景・...
畦立てマルチとマルチ内チューブ敷設の同時作業を可能にする、全面マルチャー用アタッチメント
要約 畦立てマルチとマルチ内チューブ敷設の同時作業を可能にするために、二畦同時成形型全面マルチャーにチューブロールを固定する装置を製作した。それによりチューブ敷設時間が大幅に短縮され、軽労・省力化が...
施設栽培紫系パッションフルーツに対する系統3の他家受粉による安定生産
要約 施設栽培における紫系パッションフルーツの生産は、系統3を受粉することで天候に左右されることなく結実率が高まり安定する。 キーワード パッションフルーツ、紫系、他家受粉 背景・ねらい 紫系パッション...
トラクタでの暗渠施工と心土破砕によるジャーガルほ場の排水性改善
要約 ジャーガルほ場の排水性改善対策として、農業用機械で暗渠施工と心土破砕を行うことにより、湿害の軽減が可能になる。 キーワード ジャーガル、湿害、トレンチャ、暗渠、心土破砕、排水性 背景・ねらい 沖縄...
要約 ジャーガルで排土型心土破砕機を使用するには、小型の場合30kW級以上、中型では60kW級以上のトラクタが必要である。 キーワード ジャーガル、心土破砕、けん引抵抗、適応トラクタ 背景・ねらい ほ場の排水性...
宮古島地域に適するサトウキビ新品種候補系統「RH86-410」
要約 サトウキビ「RH86-410」は、干ばつ条件下において、株出し収量が多い。本系統を夏植えが多い宮古島の干ばつが発生しやすい地域に普及し、春植え株出し体系で活用することにより、同地域のサトウキビ生産の向...
要約 シロサポテ品種「クシオ」の果実は、肥大停止後も果肉糖度および乾物重割合が上昇する。渋み成分であるポリフェノールの含量は、果実成熟後期も緩やかに減少する。収穫適期は受粉後200日以降である。 背景...
要約 夜温15℃前後の無加温栽培におけるパッションフルーツ(品種:「サマークイーン」)の冬季収穫果実は酸含量が高い。昼温30℃、夜温25℃程度に管理する加温栽培を行うことにより、酸含量が低く糖酸比の高い果...
わい性で、耐暑性に優れた食味良好なパパイヤ新品種「石垣珊瑚」
要約 パパイヤの新品種「石垣珊瑚」は、「ワンダーブライト」の自然交雑実生から選抜した単為結果性のある雌性系統である。耐暑性を備え、わい性で豊産性の栽培特性を持ち、果実は強い芳香があり、高糖度で食味...