要約 新規清酒酵母であるFK-214aまたはFK-3aを使用して清酒製造を行うことにより、香りおよび味に特徴のある清酒を製造することが出来る。 背景・ねらい 清酒の品質・特徴に関して、酵母の及ぼす影響は大きい。こ...
アジュガ(Ajuga reptans L.)の適正栽植密度と雑草抑制効果
要約 アジュガの最適栽植密度は、9本/平方メートルである。栽植後1年間で被覆率85%に達し、雑草量を抑制する。アジュガが地表を被覆するまで、栽植後1年間は除草を必要とするが、その後の除草時間は大幅に削...
要約 トマト養液栽培で粉砕籾がら培地を使って少量多回数給液法で給液管理をすることにより、ロックウール培地に近い生育、収量が得られる。 背景・ねらい ロックウール栽培は、施設に対する投資額やランニングコ...
要約 在来のとう菜「勝山水菜」に根こぶ病抵抗性のカブ「77b」を交雑し、「勝山水菜」への戻し交雑によって根こぶ病抵抗性を付与した品種である。 背景・ねらい 福井県勝山市で栽培されている「勝山水菜」は、雪...
要約 シバグリ及び栽培品種を含むニホングリの実生台木には黒根立枯病抵抗性が期待できない。樹園地で、樹齢2年のクリ台木に居接ぎしたクリには黒根立枯病が多 発するが、樹齢差の大きい高樹齢の台木に居接ぎし...
要約 ウメ果実の滴定酸度と、開花盛期からの積算温度を測定することにより簡易に収穫前から収穫末期までの果実中のクエン酸含量を推定することができる。 背景・ねらい ウメは、収穫時期が早過ぎると未熟果が混入...
要約 地下水位が地表より20~40cm程度と高いと、地上部および地下部の生育は劣り、根の活性も低くなり、高い地下水位はウメ樹の生育阻害要因であった。水田転換園などでウメ樹を健全に生育させるためには地下水位...
要約 完熟ウメをネット収穫する際の残果処理に振動収穫機を用いることにより、作業効率が高まるとともに、歩留まりの高い高品質の一次加工品を生産することができる。 背景・ねらい 完熟ウメをネット収穫して、高...
要約 ウメ「紅サシ」成木樹のせん定を7月下旬より連年実施しても、花芽着生や収量は慣行の冬季せん定と差がなく、7月下旬からせん定が可能である。 背景・ねらい ウメ栽培の経営規模が拡大するにしたがい、現行...
要約 低樹高を目的として、樹高2m、幅1.5~2.0mのY字フェンス仕立てを行なうことにより、収穫作業の省力化と樹の若返りが図られ、大玉比率が高まる。 背景・ねらい ウメの栽培・経営上の最も大きな問題点は、収...
要約 水稲育苗、野菜苗生産、花苗生産を行っている経営体について、種苗生産における経営の発展過程と特徴について調査し、社会的背景、技術の体得、規模拡大、計画生産など共通の特徴があることを明らかにした。...
要約 緩効性の熔燐や珪酸加里を土づくり肥料として前年に施用すると、翌年の水稲作において、速効性肥料の春施用と同等以上の肥効を示すため、全量基肥施肥法における基肥量から燐酸・加里分を削減することができ...
要約 コシヒカリを対象に、幼穂形成期の生育量から穂肥の適正施用法を判定するための穂肥管理基準を作成した。 背景・ねらい 米の慢性的過剰と流通の自由化に伴い、高品質米生産が緊急の課題となっている。一方、...
コナガの幼虫寄生蜂 Cotesia plutellae発生消長および発育期間
要約 Cotesia plutellaeは5月から寄生がみられ、7月上旬に最高寄生率が約40%となり、9月上旬まで高い寄生率で推移した。C. plutellaeの繭の発生ピークは、コナガ若中齢幼虫の発生ピークより約1週間遅れた。温度...
要約 乾田直播の除草体系は、播種後湛水するまで畑状態の期間が長いため、従来は3回(液剤+液剤+粒剤)体系であったが、新除草剤(シハロホップブチル・ベンタゾンNa塩)の導入によって除草効果が向上し、2回...
要約 水稲「越南149号」は「黄金晴」と「ササニシキ」の交配により育成された。「越南149号」は極良食味で穂発芽難の"中生の早"の粳系統である。佐賀県では普通期の「日本晴」に替えて 2,500haの普及を予定してお...