要約 栄養生長と生殖生長が併行するトマト生育期に開花花房側から水平に撮影したデジタル画像より算出した、花房着生部より上位の投影面積は生育状況を反映し、生育診断指標として有効である。 キーワード トマト...
要約 7、8月咲き小ギク露地栽培において、肥効調節型肥料を株下20cmの深さに条施肥することにより、慣行の窒素成分で10アール当たり30.2kgに対して25~50%の減量を行っても高品質の切り花生産が可能である。 キ...
要約 ニホンスイセンの球根を前年から植え付けたままの栽培圃場において、透明ポリエチレンフイルムを畝全面に被覆する太陽熱土壌消毒は、葉先枯病の発生を著しく抑制できる。被覆開始期は7月中下旬の酷暑期とし...
樹勢が強く、一次加工特性の高い中玉のウメ早生新品種「2M3−41」
要約 「新平太夫」と「織姫」を交配し、中玉のウメの新品種「福太夫」を育成した。樹勢が強く側枝の維持が容易で、成熟期は6月中旬で「紅サシ」より10日、「新平太夫」より約2週間早い。果肉歩合が高く、樹脂障害...
要約 乳酸菌をラッキョウ浅漬の製造時に添加して密封することにより、大腸菌群の生育を抑えることができる。 キーワード ラッキョウ、漬物、乳酸菌、大腸菌群 背景・ねらい 病原性大腸菌O-157による食中毒の発生...
水稲散播栽培におけるキヌヒカリの穂数、1穂籾数、総籾数の推定
要約 苗立ち密度、幼穂形成期の地上部乾物重と窒素含有率、幼穂形成期以前の気温ならびに幼穂形成期における穂揃い期の穂乾物重の推定により、穂数、1穂籾数、総籾数の推定が可能である。 キーワード 散播、推定...
要約 発酵鶏ふんと牛ふん堆肥を組み合わせて基肥とする場合には、これらの堆肥を用いたインキュベ-トに基づき発酵鶏ふんで調整するとよい。 キーワード 堆肥組み合わせ、インキュベート 背景・ねらい 近年、環境...
要約 ウマノアシガタ一重の偶発実生の中から花弁が八重の形状を示す変異個体を選抜し、花茎本数や花数が多く、花壇や畦畔の景観形成に利用できるラナンキュラス「ガーデンスター」を育成した。 キーワード 八重、...
要約 「河内赤かぶ1号」は、在来のカブ「河内赤かぶ」に根こぶ病抵抗性のカブ「77b」を交配し、「河内赤かぶ」へ戻し交雑した根こぶ病抵抗性カブで、在来の「河内赤かぶ」より品質、漬物食味が優れている。 キー...
要約 サブソイラ孔を圃場周囲の排水溝と直結し暗渠と直交方向に加えて平行方向にも同時併用施工することで、大豆等の転換畑作栽培を安定させるための排水促進と乾燥時のかん水管理が効率的となる。 キーワード 転...
肥効調節型被覆肥料を利用した穂肥一括施用による玄米品質の向上
要約 速効性窒素肥料とシグモイド型被覆尿素を組み合わせた配合肥料をコシヒカリの穂肥として一括施用すると、慣行分施と同等以上の収量性を維持しながら、乳白粒や胴割粒などの発生を抑え、良質粒割合や食味値を...
要約 水稲「さきひかり」は寒冷地南部では晩生に属する粳系統である。米飯は粘りがあって、「コシヒカリ」と同等かそれ以上の極良食味である。宮崎県で奨励品種に採用される。 キーワード 水稲、さきひかり、粳、...
要約 「ファイバースノウ」の収量・品質は播種期、消雪後追肥による影響が大きい。硝子粒の発生を抑え、安定した収量を上げるための播種期は10月中旬で、追肥は窒素成分で越冬前3kg/10a、消雪直後3kg/10a、茎立期...
要約 移植時期を5月中旬に遅らせ、出穂期を8月3日以降とし、出穂後15日間の平均気温を28度以下で登熟させることにより、乳白粒の発生を約1/2に軽減し、玄米品質を向上することができる。 キーワード コシヒカリ、...
稲、雑草の生育ステージ予測技術を活用した栽培管理支援システム
要約 品種,移植・播種日、栽培面積、管理作業別の時間等の入力により、除草、穂肥、病害虫防除、収穫の予定時期とその作業時間が日単位で出力されるソフトで、多様な営農条件下においても作業競合のない適正な作...
要約 そばは発芽に伴いα-アミラーゼ活性が高まり、ゆで麺の物性を低下させる。そばα-アミラーゼは、そば粉より小麦粉(つなぎ粉)のほうに大きな影響を与える。そばの発芽を防ぐには、高水分での収穫は避け、速...
要約 モチ玄米を精米器で処理して果皮剥離しその後水浸漬1時間、ミキサーで粗く米粒破砕、水分調節することにより餅、米菓を作ることができる。また、これらは健康に良いとされる成分を含むことが期待される。 ...
要約 2000年の福井県で褐色米を多発させたAlternaria alternataは、主にイネ葉身先端部に生息し、イネの生育が進むにつれて菌密度が高くなる。 キーワード 褐色米、Alternaria alternata、イネ葉菌密度 背景・ね...
被覆尿素を利用した苗箱施肥法による「コシヒカリ」の穂肥の省力化
要約 溶出特性の異なる2種類の被覆尿素を混合し、育苗箱に層状に施用することによって、本田への穂肥を省略し、安定生産できる「コシヒカリ」の苗箱施肥法を確立した。 キーワード コシヒカリ、被覆尿素、苗箱施...
要約 スターホイールトラクタに搭載したデジタルカメラを用いて得た、直播水稲の直上からのカラー画像情報(植被率、RGB演算値)は生育量(葉面積指数、SPAD値など)と相関があり、生育量推定手法として利用可...