新たな実需ニーズに応える寒冷地・多雪地向け新需要大麦品種等の育成と普及
摘要 寒冷地・多雪地向け大麦育成系統の選抜と特性把握および適応性評価を計画通りに実施するとともに、実需ニーズに応える大麦新品種候補系統「東山皮糯109号」「北陸皮50号」等の生産者評価、実需者評価を実施...
ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
摘要 ムギの越冬性に関しては、 a) フルクタンの季節変化と品種間差異のキー酵素遺伝子Wfh-sm3は、フルクタンが急激に増加する秋口後半に発現量が抑えられ、積雪下で発現が誘導されることを明らかにした。ラフィ...
国産麦の自給率向上と高品質安定生産を実現する小麦・食用大麦品種の育成と普及 、 、
摘要 平成11年から農林水産省小麦育種指定試験事業として温暖地東部における小麦品種の育成を実施してきたが平成22年で事業が廃止となった。 、このことから、北海道、群馬県、長野県、愛知県の麦類育成場所が...
摘要 オオムギを炊飯したときに穀粒の色が茶色く変色することが問題になっている。この問題を解決するために、ポリフェノール類であるプロアントシアニジンを欠く突然変異遺伝子と連鎖する分子マーカーの開発ある...
摘要 大麦に適したカロテノイド分析法を確立し、裸麦のカロテノイド(ルテイン及びゼアキサンチン)含有量と黄色み(測色計b*値)、玄麦と60%搗精麦のカロテノイド含有量に正の相関があることを明らかにした。ま...
ゲノム情報を活用した麦・大豆の重要形質制御機構の解明と育種素材の開発
摘要 ムギの越冬性に関しては、a)RNAシャペロンと相互作用するポリA結合タンパク質(PABN1)の過剰発現によって耐凍性、耐乾性、耐塩性が向上することを明らかにした。また、耐凍性に関わるラフィノース族オリゴ...
摘要 新規胚乳成分特性などを導入した高品質品種や大麦粉用品種の育成に関しては、a)糯性でβ-グルカン含量が高い系統の評価について、「関東裸糯94号」と「四国裸糯127号」が、原麦粉でβ-グルカン含量が10%以上...
国産麦の自給率向上と高品質安定生産を実現する小麦・食用大麦品種の育成と普及 、 、
摘要 平成11年から農林水産省小麦育種指定試験事業として温暖地東部における小麦品種の育成を実施してきたが平成22年で事業が廃止となった。 、このことから、北海道、群馬県、長野県、愛知県の麦類育成場所が連...
摘要 生産力検定供試系統からは両病害に対する複合抵抗性を有し、「ファイバースノウ」よりも出穂が6日早い秋播型早生多収系統「新系B483」を選抜した。また、病原性の広い雲形病菌に対して、既存の普及品種より...
摘要 搗精麦で問題となっている黄色みの主因がカロテノイドであることを明らかにするため、裸麦16品種・系統の60%搗精麦粉を材料として、測色計b*値及びカロテノイド含有量を測定した。測色計b*値と総カロテノイ...
摘要 (1)「温暖地に適し、「ミカモゴールデン」よりも10%以上多収で、縞萎縮病に抵抗性を有し、栽培性に優れ、かつ水感受性が低く、麦芽の溶けが適正でビール醸造用品質が優れるビール大麦品種」を育種目標に...
食料自給率向上と高品質安定生産を実現する小麦・大麦品種の開発と普及促進
摘要 (1)中華めん用・パン用有望系統「北見85号」「北見春71号」等について、生産力や病害抵抗性の検定を行う。また播種期・播種量・施肥量等の栽培条件が、収量・蛋白含有率・倒伏等に及ぼす影響を調査し、栽...
摘要 オオムギの種子には殻と種子が密着してはがれない皮麦と両者が容易に離れる裸麦がある。皮麦は醸造用に、裸麦は食用に適している。皮麦と裸麦の違いを決める分子メカニズムを解明し、用途に適したオオムギ品...
2作物技術部 、(2)麦類研究室 (1)ビール麦の良質多収品種の育成 、イ 麦類の高品質病害抵抗性多収品種の選定 、
摘要 目的:有望系統を大麦縞萎縮病汚染ほ場に栽培し、耐病性系統を選抜する。 成果:363品種・系統及び標準品種12品種を検定した。病徴の系統・品種間差は明瞭で耐病性を評価することができた。大麦縞萎縮病耐...
摘要 (1) 低プロアントシアニジン突然変異遺伝子ant28のアレルant28.2131を検出するDNAマーカーの開発 我が国ではオオムギ穀粒の調理・加工時の褐変化を防止する目的で、ant28遺伝子を用いた育種が近年盛んに行...
摘要 北陸研究センターで発生する大麦うどんこ病はレースIXと推定された。雲形病抵抗性遺伝資源のAlmerfelder、951/77は、うどんこ病にも抵抗性で、病害複合抵抗性品種育成の有効な育種素材である。
1 新品種の開発(2)麦・大豆の新品種の育成と選定 (1)ビール麦の良質多収品種の育成 ア.温暖地向けビール醸造用高品質品種の育成
摘要 目的:縞萎縮病及び凍霜害抵抗性等を備えた、ビール醸造用高品質多収品種を育成する。また、育種素材の評価と育種技術の開発を行う。ビール大麦有望系統「関東二条42号」の持つ高品質・安定多収性を発揮させ...
出穂関連遺伝子のデザイン育種による多収オオムギ育種素材の開発
摘要 これまでに、オオムギの出穂期は3つの春播性遺伝子と4つの日長反応性遺伝子でかなり説明できること、暖冬下でも出穂が早くなりすぎない遺伝子型が存在し出穂安定早生系統が実現可能であることを明らかにした...
摘要 裸麦玄麦粉の黄色みを表す色相b*値が大きくなればカロテノイド含有量が高くなる正の相関を示したことから、黄色みの原因の一部はカロテノイドであることが示唆された。
摘要 目的:農研センター・北陸農試・藤坂・福井・稲橋の各育成地から配付された51系統について、本県での適応性を検討する。 成果:小麦86系統、大麦86系統の評価を行った。発病が少なく小麦、大麦とも品種間差...