摘要 5年5作のモデル技術体系を策定し、一経営体の農家圃場において5作物輪作体系の作業性、収量性および経営の評価を検証する目的で、実証農家圃場において新技術を導入した実証試験を実施した。今年度は大豆と...
摘要 前年度までの開発機を用いて、所内および現地圃場で大豆播種作業試験および栽培試験を行い、作業速度・所要動力・砕土率などを測定した。開発機の作業速度は、70%程度の砕土率を維持しつつ、全面耕の2倍以...
水稲乾田直播と大豆浅耕小畦立て栽培技術による輪作体系の確率と実証
摘要 現地試験において、ダイズの小畦立て播種栽培技術の実証と改良に取り組んだ。その結果、うね間からの圃場外への排水ができず、降雨後もしばらく滞水が継続したため、生育初期の調査では、小畦立てによる初期...
湛水高密度播種、有芯部分耕を基軸とした低コスト水田輪作体系の構築と実証
摘要 現地試験において、水稲の湛水散播技術とダイズの湿害防止技術の改良と導入効果について検討した。その結果、水稲湛水散播は、現地試験5地点のうち4地点で慣行品種の移植栽培より収量が12%高かった。密封...
ムギ・ダイズ・イネ体系における耕うん同時畝立て作業機汎用利用技術の開発
摘要 湿害軽減に重点をおいたムギ・ダイズ用の耕うん同時畝立て播種作業技術の開発を行うとともに、一工程作業を容易にするためのロータリへの麦稈等の絡みの少ない技術と畝成型を容易にして排水溝幅を狭く深くす...
高速小明渠浅耕播種機を利用したイネ・ムギ・ダイズ栽培技術の開発
摘要 小明渠浅耕鎮圧播種機にてSKR 軽鎮圧設定で播種すると小麦と大豆は収量や生育が高くなった。小麦では前処理耕起をした方が収量と生育は変わらないがタンパク質含有率が高くなり、作業速度向上も対応できた。...
温暖地湿田のイネ直播・浅耕栽培を基軸とする水田輪作技術の体系化と実証
摘要 乾田直播栽培にて発芽始期の各種灌水処理による出芽確保が確認でき、ブタクロール出芽前処理は雑草発生を抑えた。大豆跡の乾田直播栽培は稲跡圃場より窒素吸収量が増加するが倒伏により収量増ではないことを...
根圏環境の改善と生育診断による北陸産大豆の多収栽培技術の開発
摘要 (1)排水不良な条件では、開花期以降の地上部・地下部乾物重、茎基部溢液量で示される根活性、窒素吸収量およびLAI増加の停滞が生じ、また個体当たりの花蕾数が少ないことにより稔実莢数が少なくなった結...
摘要 目的:大豆作の湿害を軽減できる播種技術、及び大豆後作「コシヒカリ」の生産安定技術を確立する。、結果:大豆では、ほ場滞水による生育抑制を軽減するため、生育初期の湛水処理後に窒素施肥を行った結果、...
超低コスト土地利用型作物生産技術の開発、-高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証-
摘要 目的:水田を利用したムギ類・ダイズの生産においては、水田の高度利用による省力・低コスト化と生産穀類の高品質化による高収益生産が求められている。そこで、2年3作輪作体系におけるムギ類・ダイズにお...
摘要 目的:麦類・大豆では、耕耘同時畝立て播種機の汎用利用による作業の省力化および湿害回避による安定多収生産を図る。水稲では、エアーアシスト可変散布機を利用した湛水直播栽培における被覆資材の省略や除...
(4)大豆の高位生産新栽培システムの確立ア.大豆播種様式の違いによる高品質安定栽培技術の確立
摘要 目的:不耕起、浅耕および部分耕等の栽培方法の違いが、大豆生育環境と子実収量・品質に及ぼす影響を検討する。 成果:既存の機械を利用した省力的な栽培技術について検討した結果、低コストで省力的な湿害...
摘要 目的:大規模土地利用型経営(経営規模20~30ha)を想定した水稲、畑作物、土地利用型野菜の輪作による生産技術を確立するために、大区画水田の省力管理技術の開発、大豆の連作及び輪作による障害の回避、土...
転換畑大豆の収量と品質を向上させる新たな生産技術の開発 、 (1)新たな播種技術と越冬性有機物の施用による地力増進技術の開発
摘要 大豆の生産性向上を図るため、「生育初期の湿害による生育量不足」と「連作による地力低下」の2点に焦点を絞り、それらを解決する新たな対策技術を開発する。、 作業機の試作により、(1)畝立て(2)深層施...
摘要 目的:田畑輪換田において難防除畑雑草の発生消長を解明し,その防除体系技術を新たに確立する。、成果:現地輪換田における畑雑草の発生状況調査では、大豆ベンタゾン液剤の普及で雑草は多種少発生の傾向に...
(7)水稲・大豆・小麦・大豆の3年4作体系の実証と経済性評価、 (1)水稲後大豆の湿害回避技術
摘要 目的:水稲・大豆・小麦・大豆の3年4作体系を実証するため、2作目における大豆の湿害対策について検討する。ここでは、「有芯部分耕播種」と「畦立て同時播種」及び慣行播種方式の比較をする。、結果:降...
摘要 1)大豆出芽時の湿害発生機構を解明するために、大豆出芽期の湿害についてトランスクリプトーム技術およびメタボローム技術で解析した結果、冠水処理初期でエチレン合成、解糖、嫌気代謝系が顕著に変動して...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)ほ場面を傾斜均平し、クローラトラクタ等の走行...
超低コスト土地利用型作物生産技術の開発、-高標高地域2年3作体系における省力的栽培法の確立と実証-
摘要 目的:水田を利用したムギ類・ダイズの生産においては、水田の高度利用による省力・低コスト化と生産穀類の高品質化による高収益生産が求められている。そこで、2年3作輪作体系におけるムギ類・ダイズにお...
摘要 1)ダイズプロテオームデータベースを構築し、公開した。大豆出芽時の冠水処理で変動するたんぱく質群をプロテオーム技術で解析した結果、アスコルベートパーオキシダーゼ2およびアルコールデヒドロゲナー...