摘要 目的:小麦・大豆の本県に適する優良品種、系統を選定する。、結果:(1)小麦「東北224号」は「キタカミコムギ」と比べて成熟期が早く、収量性が優れ、外観品質も良好であるが、耐寒性が「ネバリゴシ」よりも...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)稲・小麦等の低温耐性を向上させるために必要な代謝物質の一つであるフルクタンの機能解明を目的として、小麦のフルクタン合成酵素遺伝子を導入した稲形質転換系統では、本来稲では合成されないフルクタ...
k.地域条件を活かした高生産性水田・畑輪作のキーテクノロジーの開発と現地実証に基づく輪作体系の確立
摘要 地域の条件を活かした高生産性水田輪作体系を確立するため、 最適耕起・播種技術を基軸とする効率的な施肥・除草・防除技術について、 北海道地域では、1)ほ場面を傾斜均平し、クローラトラクタ等の走行...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 1)小麦のフルクタン合成遺伝子を導入した形質転換稲と原品種との間の遺伝子発現差異をマイクロアレイで解析したところ、全ての組織において糖輸送に関係する遺伝子群に発現差異のあることを明らかにした。...
摘要 気候温暖化に伴う環境変動については、1)北海道十勝地方では、過去には土壌凍結が発達していたため融雪水の下方浸透が抑制されていたが、土壌凍結が減少した近年は融雪水の浸透が促進され土壌水分移動量が...
e.作物の低温耐性等を高める代謝物質の機能解明とDNAマーカーを利用した育種素材の開発
摘要 (1)小麦の越冬性および雪腐病抵抗性発現に関わる分岐型フルクタン合成酵素遺伝子およびフルクタン分解酵素遺伝子を新たに単離し、これらの酵素の機能を明らかにした。(2)小麦から単離した抗菌たんぱく質の紅...
摘要 ダイズゲノムの5.9倍に相当する2種類のBACライブラリーとスクリーニング用三次元プールを構築した。また、農林2号を標準品種として、低温や冠水ストレスを与えた植物体等から全RNAを精製し、理化学研究所に...
ゲノム情報とSNPsを利用した寒地作物の耐冷性関連形質遺伝子のマッピング
摘要 i)「中母農8」は熱帯ジャポニカ品種「Silewah」に由来する穂ばらみ期耐冷性遺伝子を持っている。「中母農8」の穂ばらみ期耐冷性を利用し、かつ耐冷性と共に導入された不良形質を除去するため、「中母農8」...
摘要 大豆の根粒の着生数、大きさには品種間差がみられたが、収量に対する根粒の寄与は明確ではなかった。また、初期の窒素溶出が少ない被覆尿素を施用すると、子実生産に対する根粒の寄与は上がったが、増収とは...
摘要 根粒の窒素固定を阻害しない窒素追肥法を開発するため、有効化する時期の異なる緩行性肥料とそれらの施肥位置の違いがだいずの収量ならびに根粒の窒素固定に及ぼす影響について検討した。有効化する時期の遅...
摘要 だいず品種キタムスメ、トヨムスメならびに根粒非着生系統を芽室町と上士幌町で栽培し、品種や栽培地の違いが根粒の着生や窒素固定に及ぼす影響を検討した。両栽培地ともキタムスメに着生した根粒の1個当た...
摘要 生育初期と開花期の気温が、ダイズの耐冷性の指標となる莢数と高い相関を持つことが明らかになっている。そこで生育初期の耐冷性品種(キタムスメ)より、低温によって発現量の変化する3個の遺伝子(pCR...
摘要 低温障害粒の発生(開花期の低温による白目ダイズ種皮の褐変)が、北海道で問題になっている。そこで、褐色色素の分析と着色形質の遺伝分析を行った。まず色素の抽出と分析の結果、それがカテコールメラニン...
摘要 ダイズ等のマメ類は、北海道の基幹作物であるが、冷害時の低温、寡照、過湿等の環境条件により収量や品質が大きく低下する。そこで耐冷性の異なるダイズ品種から、低温によって発現が誘導される遺伝子を単離...
摘要 需要の高いダイズ白目品種の子実の臍周辺が低温年に褐変し、商品価値が低下する現象が北海道で問題になっている。そこで、低温による臍周辺着色程度の高い品種(キタコマチ)と低い品種(コガネジロ)、およ...